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harunasugie 個展「You feel me?」、 鎌倉を拠点にするギャラリー HUG FOR_.にて外見による差別問題をテーマにした彫刻作品を展示

PR TIMES / 2024年5月21日 10時15分

外見至上主義=ルッキズムと社会への問い。容姿や外見による差別、偏見的な価値観からの解放を、アートを通じてアーティストと共に思考します



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139629/2/139629-2-3fd5d7c2012502eae75f9d344d0d49fc-2890x1926.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139629/2/139629-2-caf08b145b4a9babd7674c8ea3632854-1824x2610.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Body I
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139629/2/139629-2-07561fec34feb7cf4c62341d5516d0ef-2889x1619.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Body II
本展では、harunasugieが外見や容姿を重要視する価値観と、それに追従する人々を生み出す時事性にアプローチし、現代社会のリアリティの中で浮遊するアイデンティティを探る彫刻作品5点を展示いたします。作品は、作家自身がコンプレックスとしていた身体を石膏で模り、ガラスや鏡を用いて抽象的に造形されています。また物理的に作品を空間に滞在させることに意味を持ち、鏡面に映り込む身体とその背後や周囲にあるもの(環境や社会)との関係性を彫刻という手段で客観的に捉え、問いかけます。作品について、harunasugieは次のように述べています。
私はこれまで、実際に感じてきた容姿や身体に関する問題を、ガラス作品で表現してきた。この作品たちは、私自身の別の姿を見てみたいという欲求から生まれたものである。コンプレックスに感じてきたこの身体を、別の形に変化させる。それは私自身を別の何かに変える行為であり、その姿が出てきた時、私ではない別の何かが生まれたような感覚を覚えた。そして、鏡面の形に沿って周りの世界が映り込む様を見たことで、私が私ではない別の形になっても、結局は周囲に影響を受けて成り立っている存在なのだと実感した。そういった形での客観視を試み、容姿に対するオブセッションを乗り越えていくことを目的として制作した。(harunasugie アーティスト・ステートメント)

今も昔も美への追求は果てしない。昨今はソーシャルメディア(SNS)の普及でコミュニケーションが多様化する一方、個人の ” 魅力的な外見像” や” 憧憬的なライフスタイル” の受発信が容易になりました。他人と自己を比較せざるを得ない状況が増えたとも言えます。際限なく流れてくる美に関するトレンドやフェイクニュース、 他者からの称賛と承認、社会的欲求を揺さぶるあらゆる” プロモーション” が私たちを翻弄しつつ、多様性、豊かな個性、ありのままの姿を受容して自分軸で生きるという対局の価値観が交錯しています。これらのダブルスタンダードの時代背景は一層、人々の悩みを無自覚に複雑化させているかもしれません。そして職場や学校、恋愛や結婚などリアルな日常生活においても、体型やエイジング、肌や髪などの外見を理由とした差別や偏見、衝突、不遇な評価が心身や暮らしを脅かす大きな問題となっています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139629/2/139629-2-df648005c20d68ebf97f1168477a6781-1916x1443.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

では現代において、美に関する強迫観念や反芻思考からの解放のために、どのような手段で体と心を守ることができるのでしょうか。どのような社会、思考であれば生きにくさは解消され適応していけるのでしょうか。本展におけるharunasugieの創意によって、世界で直面しているルッキズムの事例や社会の構造問題について多角的に思索すると共に、個々の問題として思考を開き深める契機となることを願っています。
初日の6月8日(土)は、鑑賞者に向けて作品の制作背景をお伝えするharunasugieにとって初のトークイベントも開催いたします。作品を通じた対話と交流の機会として、皆様のご来場を心からお待ちしています。


■開催概要
harunasugie「You feel me?」
会期: 2024年6月8日(土) -6月23日(日)
開廊時間: 11:30-18:00 (水-日) ※月火休廊
Email:info@hugfor.com
HP: https://www.hugfor.com

■会場
HUG FOR_.
〒248-0016 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜1-1-29今小路ビル2F
アクセス:JR鎌倉駅 西口 (御成商店街側)から徒歩5分

■関連イベント
harunasugie アーティストトーク
日時:2024年6月8日(土) 14:00-15:00
参加費:無料
※下記予約フォームからお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/11FqyYYi756leLMqvhL2rVqBcPgyjk0KZjwn8oT3Z_6M/edit
■アーティスト
harunasugie
1997年 愛知県生まれ
2021年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科ガラス専攻卒業
2023年 東京藝術大学大学院ガラス造形研究室修士課程修了

【主な受賞歴】
2021年 SICF22 MARKET部門 「川渕恵理子賞」「ベストセールス賞」 受賞
2022年 3331 ART FAIR 2022「コレクター・プライズ Shibuya Style Prize 」受賞
2024年 東京藝術大学修了作品展 「メトロ文化財団賞」受賞

■プレスリリース(PDF)
d139629-2-ec46ca893f3817266dd568cae7de4ea7.pdfHUG FOR_.
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-1-29今小路ビル 2F
(JR /江ノ島電鉄 鎌倉駅 徒歩5分)
Mail: info@hugfor.com
HP: https://www.hugfor.com
営業時間:11:30 - 18:00
定休日:月・火曜 ※展覧会会期外は不定休

■About HUG FOR_.
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139629/2/139629-2-2d05fb5da5dae73babc2f19af5fe5f78-1800x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

HUG FOR_.は2022年にオープンした神奈川県鎌倉市を拠点とするアートギャラリー。 主に国内の若手アーティストを中心とした展覧会の開催と、湘南エリアで活動するアーティストを積極的にサポートし、地域の文化芸術活動の活発化に寄与する唯一無二のギャラリーを目指しています。2つの展示室から成る空間は、いずれも静謐性と余白を基調とし、作品を静かに読み深めながら自己の内面を見つめる場であると同時に、アーティストや鑑賞者と共に現代社会の在り様に思考をリンクさせながら、豊かな人生と明るい未来について多角的に探求していきます。 またトークイベント、ワークショップ、地域の交流会を意欲的に展開し、多様な視点に触れることができるコミュニケーションの場として有機的に機能することも大切にしています。ギャラリー名のHUG FOR_.(ハグフォアー)には、思考や心象に余白を生む鑑賞体験を提供しつつ、個々の価値観を優しく包み込む包摂的な情調を共有したいという想いが込められています。

〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-1-29今小路ビル 2F
(JR /江ノ島電鉄 鎌倉駅 徒歩5分)
Mail: info@hugfor.com
営業時間:11:30 - 18:00
定休日:月・火曜 ※展覧会会期外は不定休

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