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【ガバナンス実態調査】著作物関連の事件は10年で約3倍に!一方、適切な著作物管理ができている企業はわずか約10%とガバナンスに課題あり。原因は仕組み化・デジタル化。

PR TIMES / 2024年9月3日 10時45分



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-a8fda7ede95d17582de43dafd338e942-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査結果のサマリー

 企業のブランディング・マーケティングを支援する株式会社ロゴラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:野崎智裕)は、企業に勤めるビジネスマンを対象として、企業における著作物管理に関する意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
※本調査結果の利用条件
情報の出典元として「ロゴラボ」の会社名を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合には、下記URLを出典元として記載してください。
https://logo-labo.com/
※本調査のダウンロードはこちら
https://logo-labo.com/download_llr01
■ 知的財産管理の重要性と、現状の課題 サマリー
 近年、知的財産の管理に関するテーマが大きく注目を集めています。例えば著作物に関する事件やニュースは急増しており、その件数は過去10年間で約3倍※に迫る勢いです。この背景には、あらゆるアセットがデジタルデータ化されていることや、SNSなどのコミュニケーションツールの急速な普及、それに伴う著作物管理の煩雑さや仕組み化の難しさなどが影響しています。
 企業においても、知的財産や著作権の管理には多くの課題を抱えており、その課題は、ガバナンス上のリスクとして見過ごすことができない状況になっています。このたび株式会社ロゴラボでは、企業に所属するビジネスマンを対象として、その意識と取り組み状況を明らかにし、ガバナンス強化の必要性を提起することを目的として、今回の意識調査を実施いたしました。
 ※インターネット調査 2023年7月~2024年6月と2013年7月~2024年6月の比較
■ 01:ビジネスマンの90%以上が著作権、特許権を認知している
 企業における知的財産権の認知度を調査しました。以下のように、著作権は98%、特許権は94%、次いで商標権が72%と高い認知があることが分かります。ただし、その他の知的財産権に関する理解は依然として低い状況です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-e398a5f962c22a7a7bde9e8d25e706a9-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
01:ビジネスマンの90%以上が著作権、特許権を認知している

■ 02:「自社の知的財産」を適切に管理できている企業は、わずか9%
 自社の知的財産を適切に管理できていると回答した企業はわずか9%であり、47%の企業が「管理できていない」と回答しています。また、44%は「よくわからない」としており、多くの企業が管理体制に不安を感じていることがわかりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-406431d2c70f9ecd7dde9d73177f6941-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
02:「自社の知的財産」を適切に管理できている企業は、わずか9%

■ 03:「他社の知的財産」を適切に管理できている企業は、わずか8%
 「他社の知的財産」を適切に管理できていると回答した企業はわずか8%となり、「自社の知的財産」よりもさらに少なくない結果となりました。また、42%の企業が「管理できていない」と回答、50%は「よくわからない」と回答がありました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-9db7e509c6ef4a7e1287e8e55dc94d24-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
03:「他社の知的財産」を適切に管理できている企業は、わずか8%

■ 04:その課題は「仕組み化・デジタル化」が70%以上
 企業における知的財産の管理が適切に行われていない課題に対する原因として最も多く挙げられたのは「仕組み化・デジタル化」(73%)であり、デジタル技術を活用した管理体制の整備が求められています。次いで、社内の専門チームの不在が課題とされています。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-c9add57ab5fc7887d5390696817b76fd-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
04:その課題は「仕組み化・デジタル化」が70%以上

■05:74%のビジネスマンが、著作物の管理は「重要である」と回答
 企業に勤めるビジネスマンは、74%が著作物の管理を重要であると回答しました。つまり、著作物の管理を軽視しているわけではないが、先述の課題によって、適切な管理ができていない状況になってしまっている、ということが分かりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-ecf3228edfa682583e366ed70dc8588b-720x405.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
05:74%のビジネスマンが、著作物の管理は「重要である」と回答

■ まとめ
 知的財産の管理は、現在のビジネス環境において避けては通れない、社会的にも重要なテーマです。本調査の結果、ビジネスマンの多くが知的財産権の重要性を認識している一方で、適切に管理できている企業はごくわずかであることが明らかになりました。特に、仕組み化やデジタル化が進んでおらず、業務が個人の知識に依存していることが課題になっています。企業は、競争力を維持しながら、ガバナンスリスクを軽減するためにも、著作物や特許、商標などの知的財産を保護し、管理する仕組みづくりと管理体制の強化が急務になっていることがわかりました。
■ 調査概要・調査対象:企業に所属する従業員および経営層
・調査方法:インターネット調査
・有効回答数:109名
・調査期間:2024年8月18日~2024年8月28日
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
※本調査結果の利用条件
情報の出典元として「ロゴラボ」の会社名を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合には、下記URLを出典元として記載してください。
https://logo-labo.com
※本調査のダウンロードはこちら
https://logo-labo.com/download_llr01


[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139857/2/139857-2-c969610b57f4d051f606caaf78d744f3-2135x369.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ロゴラボ


■ 株式会社ロゴラボ 会社概要
法人名:株式会社ロゴラボ
代表  :野崎 智裕
所在地 : 東京都中央区八重洲一丁目5番20号 東京建物八重洲さくら通りビル 1F
事業概要:ブランディング・マーケティングの支援・コンサルティング
WEBサイト:https://logo-labo.com

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