ものづくり産地の未来を繋ぐ新たな共創のあり方をあの手・この手・つぎの手で考える集合体「ツギノテ実行委員会」を富山県高岡市で設立
PR TIMES / 2024年5月24日 17時45分
~全国からつくり手が集う場を作り、新産業・新商品の創出に繋がる技術やアイデア交流を継続的に実施~
富山県高岡市で地域のものづくりを未来へとつなぐ“次の手”を創出することを目指すイベント「クラフトフェアツギノテ」は、ものづくり産地の未来を繋ぐ新たな共創のあり方を、あの手・この手・つぎの手で考える集合体「ツギノテ実行委員会」を設立し、活動を開始します。
本委員会は、「自社や産地が抱える本当の課題が見えづらい」「課題があっても解決する方法が分からない」などの地元製造企業からの声を受け、業界を超えた異業種間で意見交換や課題抽出を継続的に実施し、着実に産地の課題解決に繋がる施策を実施していきます。2024年は昨年に続き、10月開催予定のクラフトフェア ツギノテを1つの成果発表の場とし、その過程で各社ごと、また産地全体として必要な機会を創出します。
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産地の課題を解決するプラットフォームを目指す
2023年は、高岡伝統産業青年会が高岡市と共同でクラフトフェア ツギノテを開催し、約3,800人の来場者と、県内外から96社のものづくり出展社が参加するイベントとなりました。イベント後には出展社同士での協業が生まれ、新商品の開発にも繋がるなど、当初目的としていた全国からつくり手が集う場(イベント)を作るだけでなく、新産業・新商品の創出に繋がる様々な素材や技術、アイデアが交流する実践的な機会を実現することができました。
そこで改めて、昨年の結果をもとに「クラフトフェア ツギノテ」の産地にとっての価値や活動目的を再定義し、地域に根付く“ものづくり”という伝統に、創造的な価値観を融合して産地の課題を解決する組織として継続的な取り組みをしたいと考え、ツギノテ実行委員会を設立するに至りました。
ビジョン・ミッションについて
今後ツギノテ実行委員会は以下のビジョンとミッションを掲げ、活動を行っていきます。
ビジョン:手を取り合ってつくる産地へ。-QLAP and BUILD-
ーものづくりの出逢いをつなぐ「継ぎの手」で、ものづくりを未来へとつなぐ「次の手」に。
ツギノテは互いを尊重し手を取り合い共創する、持続可能で未来志向な産地を築きます。
ミッション:異分子が融け合う、“るつぼ”となる
ーツギノテはものづくりと社会をつなぎ、伝統に創造的な価値観を融合するプラットフォームとして、あの手・この手・つぎの手を駆使し新たなご縁を探求する集合体を目指します。
<2024年度 実行委員会での具体的な取り組み>
まずは、クラフトフェアツギノテを基軸とし、関連するものづくり企業の事業をサポートしていきます。ヒアリングをもとに、それぞれの事業推進を支援する活動を実施します。
◼︎イベント外:
・産地が抱える社会課題に関するヒアリング・アンケート調査の実施
・各社の技術を紹介する産業観光動画の制作
◼︎イベント内:
・イベント出展社の技術力が伝わる展示手法を開発
・出展社同士の技術やアイデアの交流機会を創出
・出展に向けた新商品開発サポート
・購買促進かつ各社の技術見本誌となる特典チケットや冊子の発行
・産地への理解を深めるシンポジウムを行うなど、文化的な側面での発信 等
実行委員会構成
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実行委員長には、クラフトフェア ツギノテの発起人であり、初年度のイベント実行責任者である株式会社ROLE 代表 羽田純が就任、副実行委員長には伝統を継ぎながら新産業を創出するなど高岡を代表するものづくり企業である株式会社能作 代表取締役社長 能作 千春氏、国指定伝統工芸品である高岡漆器の技術「蒔絵師」を家族で営む漆芸吉川の吉川和行氏が就任します。
また、産地で発生しづらかった異業種(異分子)同士での交流を実現すべく、中心となる実行委員会にも多種多様な職種のメンバーが約20名参画しています。
2024年度「クラフトフェア ツギノテ」開催概要
-イベントタイトル:クラフトフェア ツギノテ
-日時 :2024年10月19日 (土) 、10月20日(日)10:30~16:30
-開催場所 :高岡市営高岡中央駐車場 6階・屋上 (雨天時は6階のみ)
〒933-0021 富山県高岡市下関町6丁目11
( https://maps.app.goo.gl/SPK8MD1hv7XvLMtD9 )
-入場料 :無料
-公式サイト :https://tsuginote.jp/
-Instagram : https://www.instagram.com/tsuginote_craft/
出展社の募集について
以下の内容にて、2024年度のクラフトフェアツギノテの出展社を募集いたします。(昨年の出展者情報は公式インスタグラムよりご覧いただけます)
-募集内容と定員:
・マーケット&クラフトエリア:30 ブース程度
・フードトエリア :20 ブース程度
・高岡産業工芸博覧会エリア :50 ブース程度
-応募締切日:6月24日(月)18時まで
-選考結果ご連絡:7月1日(月)※予定
-募集の詳細資料:こちらからダウンロード可能です https://x.gd/gjE1W
-出展応募フォーム: https://x.gd/uwTVd
[画像3: https://prtimes.jp/i/142170/2/resize/d142170-2-dcab6ec704879595ac56-4.png ]
「クラフトフェア ツギノテ」概要
[画像4: https://prtimes.jp/i/142170/2/resize/d142170-2-9e2d7e5fd6b99880e47d-1.jpg ]
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[画像6: https://prtimes.jp/i/142170/2/resize/d142170-2-b7de5da0b2f0a6365cad-5.png ]
まちを一望できる高岡駅前の立体駐車場を会場とし、富山県を中心に普段は出会えないものづくり企業と全国のクラフト作家が出展するクラフトフェア。なかでも、全国から集結するものづくり企業が集う新しいかたちのオープンファクトリー「高岡産業工芸博覧会」では、通常なら1日では回りきれない数の工場の技術に一度に触れることができます。また、当日は作家・職人が教えるワークショップや飲食ブースやDJによる音楽、またキッズコーナーも予定しており、クラフト好きもファミリーも1日楽しめるイベントです。今後、鋳物産業や漆器による職人技術が支えてきた伝統工芸の産地高岡市から、作り手・繋ぎ手・使い手を集め、ものづくりを次の時代へ繋ぐ場を創出することを目指しています。
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