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日本古来の伝統木工技術「組子」とデジタルファブリケーションの融合で、クリエイティビティの化学反応を起こすブランド「CELL」が2024年8月1日に誕生

PR TIMES / 2024年8月3日 16時45分

「東京の宝」を世界に発信する東京都の「江戸東京きらりプロジェクト」の一環として、東京の組子職人と「粋」に魅せられた26歳クリエイターが最年少パートナーとなり、コラボレーションブランド「CELL」が誕生



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「組子」とは何か?その魅力と技術
 組子は、木を組み合わせて200種類以上の美しい紋様を生み出す日本の伝統的な木工技術です。釘などは使わずに木同士を組み合わせるこの技術は、長い歴史を通じて洗練されてきました。組子の魅力は、その繊細な美しさと技術の精緻さにあり、それは同時に、職人の高度な技能を要求する芸術でもあります。
時代を超えても組子の伝統的な形と技術は忠実に受け継がれ、組子職人の熟練した手によって、襖や欄間など空間を彩る装飾として私たちの暮らしに組み込まれてきました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-bddfd18685f23830cf16f2e5777a0cd1-2048x1151.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「CELL」の革新性と可能性
 「Flexible Unit Kumiko : CELL」は、伝統的な組子技術を基にしながら、「組む」ことによる新たな可能性を追求しています。「CELL」は、平面的に活用されることが主であった組子の最小ユニットの六角形に着目しました。六角形のユニットと柔軟なジョイントを組み合わせることで、従来にはないフレキシブルさを実現し、2次元、3次元の形状を自在に生み出すことができます。日本古来から培われてきた伝統的な技術のユニークさと、それを実現させる究極の職人技、そしてユーザーの発想が組み合わさり、クリエイティビティの化学反応を起こすことで、想像を超えた未知なる可能性を切り拓くことを目指します。
 具体的な使用例としては、インテリアやアート作品に応用され、空間に新たな価値をもたらします。その柔軟性により、個々のユーザーの創造性に応じた形状やデザインが可能となり、これまでにない表現の幅を生むことができるようになりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-c41f4c3e7afc4035e7b1e75af7d703af-2048x1152.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-e3f3fd7c1a93b425cdd2f060a35c6e5f-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


公式ウェブサイト
「Flexible Unit Kumiko : CELL」の誕生背景
 「CELL」は、伝統的な木工技術「組子」を未来につなげたいという思いから、江戸東京きらりプロジェクトをきっかけに、組子職人田中孝弘氏と粋プロジェクトクリエイター鈴木舞氏によるコラボレーションから生まれました。2人のCELLについての想いを語らせていただきます。
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<田中孝弘 / TAKAHIRO TANAKA プロフィール>
1972年、東京都江戸川区生まれ。東海大学工学部建築学科卒業後、都市計画コンサルタント会社に就職。
1998年、家業を継ぐため退職、父・田中松夫のもとで修行を始める。和室離れが進み、欄間や障子などの
建具の需要が減る中、行燈や屏風、テーブルなど組子細工を活かした新しい製品づくりに意欲的に取り組んでいる。
また、機械化が進む中、材料の選定から製作まで、目と手による手しごとにこだわったものづくりを行っている。
木と向き合う日々の中で培われた確かな技術と自由な発想で、伝統の技を活かしながら現代のニーズに応える
製品を次々と生み出す。
江戸川区伝統工芸展にて区長賞など受賞歴多数。
一級建築士。江戸川区伝統工芸会会員。江戸東京ブランド協会会員。


<鈴木舞 / MAI SUZUKI  プロフィール> 
「粋」 をさまざまな視点から探求し、 「粋」 の宿る伝統工藝 「組子」 を通じて 「真の豊かさとは 何か」を問う。 完全球体組子を開発した職人のもとで技術を学びながら、 部品を3Dモデ ル化。 従来の平面的な組子の枠を越えた自立する構造としての立体組子やウェアラブルな 組子のドレスなど、 伝統工藝とテクノロジーの両側面から未知なる可能性をデザインす る。 電通を独立後、 プロダクトデザインを軸に戦略企画から携わる。 2022年より東京都「江戸東京きらり」の事業者の最年少パートナーとしてプロジェクトを牽引。 2023年は DESIGNART U30 に選抜。 2024 年は経産省みらいのファッション人材育成プログラムに選定。
主なメディア出演に日経MJ、 TSKテレビ、 AXIS、 DEZEEN、 designboom、 The JapanTimes、 商店建築、 装苑がある。 Forbes(2023年11月号)では「デジタル時代の 粋」 について執筆。


 田中氏)将来的に息子に継いでもらうなら、食える状況を作りたいし、組子の世界が魅力的に感じられるようにしたい、と考えています。また、昔から海外展開の構想があって、組子の技術を広めるのが目標でした。そこで本プロジェクトに参加し、組子と粋について研究している鈴木さんと出会い、タッグを組むことに決めました。私は伝統的な組子職人で、鈴木さんは現代の技術も活用するクリエイターです。私は決まった形の製品を作ることに慣れていますが、彼女の新しいアイデアは、製品の用途をあえて決めずに様々に応用可能な展開というもので、これは従来の組子の商品開発に新しい視点をくれました。最初は不安もありましたが、同時に興奮と期待も感じています。CELLを長期的な視点で育てていきたいです。

 鈴木氏)島根在住の組子職人との出会いをきっかけに「粋」と「粋」の宿る伝統工藝の「組子」に魅了され、リアルとデジタルの両面から「組子」を研究してきました。現在は、従来の平面的な組子の枠を越えた、ウェアラブルアートとしての組子のドレスなど、伝統工藝とデジタルファブリケーションをかけあわせ、未知なる可能性をデザインしています。
 今回の「CELL」は組子の最小ユニットに着目し、拡張できる仕組みを作ることで、使い手の自由な発想や要望に対して、変幻自在に寄り添えるプロダクトを開発しました。既成のものやルールにとらわれず、遊び心くすぐる「粋」な暮らしや空間を創造してもらえたら嬉しいです。

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-a54a899e4d702b1e5f0f9d8d27fb5610-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-ac39d066c981ab3cbeb455261da3c482-1600x2400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


顧客の声と実際の使用例
2024年2月三越伊勢丹新宿店での初展示時には、多くの反響をいただきました。購入希望のお客様からは「CELLの形が変化できるところに惹かれました。新築を建てたので、まずは壁面に飾りたいと考えています。どこの壁面に飾ろうか、迷っている。リビングでもいいし、客間でもいいわね。」と話す女性のように、顧客の創造性を刺激する「CELL」の魅力が、多方面から支持を得ています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-868924f0613c1407c14b3145f2290b2b-3411x2274.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


最後に「募集」します!
「Flexible Unit Kumiko : CELL」は、伝統的な木工技術と現代のデジタルファブリケーション技術を融合し、新たな可能性を拡張します。あなたなら、どのようなCELLを創造しますか?
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-8adcbdad6f727d13c7df2e6cf59c4aeb-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


現在以下のような方を募集しています。
- まずは手にとって試してみたい
- 内装デザインに「CELL」を入れることを検討したい
- 撮影の際のアイテムとして「CELL」を使いたい
- 店舗リニューアルオープンの際に「CELL」でイメージを刷新したい※季節に合わせた紋様等、ご提案可能です
- オフィスで変形可能な間仕切りとして使いたい※簡易取り付け可能なため、オフィスの移転有無に関わらず長期的にお使いいただけます
アートピースとして「CELL」を飾りたい
- すでに空間の施工済みだが、空間のアクセントとして「CELL」を導入したい※簡易取り付け可能なため、すでに施工済みの空間でも臨機応変に導入可能です

工房で実物をご覧になることもできます。お気軽にご連絡ください。
商品詳細と問い合わせ先
「Flexible Unit Kumiko : CELL」に関する詳細情報やお問い合わせは、公式ウェブサイトまたは直接お問い合わせください。「CELL」をぜひご体験ください。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/142657/2/142657-2-b8b703f579a7429106a0038c42eeb3ab-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<お問い合わせ先>
江戸組子建松 http://www.paw.hi-ho.ne.jp/kumiko-tatematsu/
Email: edokumiko-tatematsu@jcom.home.ne.jp

鈴木舞 https://nama-iki.com/
Email: i@maisuzki.com
公式ウェブサイト
ブランド概要
江戸東京きらりプロジェクト」は、“Old meets New”をコンセプトに江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝」に磨きをかけ、その価値と魅力を世界に発信するプロジェクト。
「CELL」は、本プロジェクトの一環として、伝統的な技術を活かしながら、現代のニーズにこたえた製品を製作する「江戸組子 建松」と、「粋」をさまざまな視点から探求し「粋」の宿る木工技術「組子」を通じて「真の豊かさとは何か」を問うクリエイター「MAI SUZKI」のコラボレーションブランドです。

Collaboration EdoKumiko Tatematsu × MaiSuzki
Project / Artistic Direction:Mai Suzki
Craftsman:Takahiro Tanaka
Project Management:Kodai Uchiyama
Graphic Design:Kan Kobayashi
Web Coding:Seishiro Masutani
CG / Movie Design:Syunsuke Yasumura
Product Design:Mai Suzki
Adviser:Hidetoshi Kuranari
Special Thanks:Kosuke Takahashi, Kyosuke Nakano, Nadya Kirillova, Tomoaki Sawada, Yu Yamada, Yuichi Nagaoka

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