インパクト・キャピタル1号ファンドの設立
PR TIMES / 2024年5月30日 15時0分
さらなる日本の社会課題解決へ、新しいインパクト投資ファンドが運営開始
インパクト投資(※1)ファンドを運営するインパクト・キャピタル株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:黄(尾崎)春梅、高塚(宮部)清佳、以下「インパクト・キャピタル」)は、2024年5月に「インパクト・キャピタル1号投資事業有限責任組合」(以下、「当ファンド」)を設立し一次募集を完了したことをお知らせいたします。ファンドサイズはすでに60億円となっており、引き続き、合計100億円を上限とする募集活動を進めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/143286/2/resize/d143286-2-c203615ab3067bcb3683-0.jpg ]
インパクト・キャピタルは、黄春梅と高塚清佳が立ち上げた、スタートアップ向けのインパクト投資ファンド運営会社です。私たちは、2017年より、一貫して機関投資家を招聘したインパクト投資ファンドを設立・運営し、日本におけるインパクト投資プレイヤーの増加とインパクト投資実務の積み上げに取り組んできました。当社は、女性パートナーが率いる独立したファンド運営会社として、2024年より始動しています。
当ファンドでは、「『人』のWell-beingを追い求めるインパクト投資」をミッションに掲げ、「多様性が認められ、かつ、価値観に基づいて選択することのできる、彩り豊かな社会の創出」に向け、インパクト投資を通じて貢献してまいります。
同時に、日本のインパクト投資のすそ野拡大や底上げに寄与すべく、インパクト測定・マネジメント(※2)の実践を通じ、インパクト投資の先行事例となることを目指します。
今回の一次募集では、株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長:谷垣邦夫、以下「かんぽ生命」)、および、学校法人立命館(京都府京都市、理事長:森島朋三、以下「立命館」)を出資者としてお迎えしました。
両者は、2023年3月に連携・協力に関する覚書を締結し、「社会共生価値の創造とイノベーション・創発性人材を輩出する」という理念の下、「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」に関する社会課題を解決するためにインパクト投資を実施すること等を目的とし、当ファンドを実践の場として活用していきます。
両者の掲げる理念・目的と、当ファンドが対象とする社会課題の捉え方、および、日本のインパクト投資エコシステム構築への貢献という方向性が一致し、この度当ファンドにてご一緒させていただく運びとなりました。
私たちは、先行きの見えにくい、課題にあふれる日本において、「彩り豊かな社会の創出」の実現を、資金提供者の一角から追求してまいります。投資先における持続的な事業成長およびインパクト創出の拡大のため、一社ごとに丁寧に向き合い伴走することで先行事例を積み上げ、あらゆる資金提供者が社会課題解決を意図して資金を投下する「インパクト投資のエコシステム構築」を目指します。
(※1)インパクト投資:財務的リターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的及び環境的インパクトを同時に生み出すことを意図する投資行動を指す
(※2)インパクト測定・マネジメント:IMM(Impact Measurement & Management)と呼ばれ、ビジネス上の活動が人や地球に与えるポジティブとネガティブの両方の影響を特定し検討することを含み、その上で自身の目的と整合させつつネガティブな影響を低減し、ポジティブな影響を最大化する方法を見出し、実践する反復的なプロセスを指す
[画像2: https://prtimes.jp/i/143286/2/resize/d143286-2-40806b2a5636c8bd94bd-5.jpg ]
インパクト・キャピタル株式会社
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