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「特別養子縁組」が「特別」でなくなる世の中を目指すプロジェクト「Adoption for Happiness」クラウドファンディング開始

PR TIMES / 2024年6月9日 21時40分

養子を迎えたら「おめでとう!」と言ってもらいたいんです!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-f2dc38d16ace2079284eb03323b56506-600x400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
笑顔を浮かべている女の子は、代表ネルソンが養子に迎えた娘です

「Adoption for Happiness =アダプション・フォー・ハピネス(幸せになるための特別養子縁組)」プロジェクト(拠点:神奈川県、代表:ネルソン聡子)は、特別養子縁組が「特別」ではなくなる社会を目指し、養子縁組に関する海外のドキュメンタリーや当事者へのインタビュー映像の日本語字幕版制作と配信を行うプロジェクトです。
その運営資金の募集をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて開始しました。募集期間は2024年5月31日(金)から7月29日(月)で、目標金額は230万円です。
https://camp-fire.jp/projects/view/741468
「Adoption for Happiness」プロジェクト 立ち上げの背景と概要
このプロジェクトは、代表のネルソン聡子自身が養子を迎える手続きを進める過程で感じた日本での違和感がきっかけとなっています。

1つ目に制度への違和感があります。特別養子縁組の当事者に対するサポートが全く整っておらず、必要な届け出の数だけが多く、欲しい情報には行政を通してたどり着くことはできなかったこと。
2つ目に世間の認知への違和感があります。海外の友人に養子を迎えたことを話すと「おめでとう!」と祝福してもらえる一方、日本の友人に伝えると奥歯に物が挟まったようなそっけない反応になることが少なくなかったこと。また、日本では養子を迎えると「立派な人」だと思われる傾向があることも分かり、この「なんとなくタブーな話題」「普通なことではない」と思われている日本の現状にもどかしくなったということです。

代表のネルソンはこうした経験から、特別養子縁組は「子どもが幸せになるための制度」であると広め、「養子に出すこと、養子を迎えること、養子になること」、これが普通の出来事として受け入れられ、より生きやすくなる世の中にしたいと強く思うようになり、このプロジェクト発足につながりました。

主に個人の支援者の方からは配信作品の視聴権をご購入いただく形で、各種団体様には作品の視聴権にプラスして団体様主催のイベントで作品を上映いただける権利の購入を通じてご支援いただきたいと考えています。海外の映像提供者、海外の支援団体、並びに国内の有識者の方にご協力いただいて活動しておりますが、本クラウドファンディングプロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。皆さまのご協力をお願い申し上げます。
【「Adoption for Happiness」クラウドファンディング概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/143780/table/2_1_5e0987882ac8a05795ddfca8854ff086.jpg ]
【配信作品テーマ1】養子縁組とオープンアダプションの取り組み
オープンアダプションでは子どもを養子に出した後も産みの親と育ての親が交流を続け、時には子どもと一緒に過ごすことがあります。産みの親は養親のプロフィールなどを見て、子どもの将来や幸せを考えながら養親を選ぶことができ、産みの親と養親が直接的または間接的に関わり合いながら養子縁組の手続きを進めるのが特徴です(団体によります)。

■「I'll see you later」(配信権獲得済み)
養親が養子に迎えた子どもを育てる中で、産みの親も子どもの人生の一部として存在する養子縁組=オープンアダプション。オープンアダプションを経験した養子、養親、産みの親の言葉を通して、養子縁組のあり方を描いている。当事者が養子縁組を前向きに捉えている姿が印象的で、日本における養子縁組に関する考え方にインスピレーションを与えるであろう作品。(55分)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-b3ae51c3c5ba49a2f91286c8a39d60bf-513x247.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「I'll see you later」

■「I am a secret」(配信権獲得済み)
母親と息子、娘の3人家族。家族の中で養子じゃないのは息子だけ。母親は養子当事者で、妹もインドから養子として迎え入れられている。「2人(母親と妹)にとって養子であるとはどういうことなのだろう。」この問いの答えを知るため息子はカメラを回し始め、家族だからこその距離感で母親と妹の胸の内に迫っていく。「パズルのピースがいつも欠けている感じがする。」こう話す母親と妹の会話からは、養子縁組というものが人の一生に影響を与えていくものだと分かる。作品を撮ったのは若手の映画プロデューサーのアンドリュー・カンテッラ。アメリカの映画祭で高い評価を受けた「One night in Tokyo」の製作総指揮を務めている。(11分)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-66e5e486b831ba75d47325e42d0e70ef-2781x1339.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「I am a secret」


【配信作品テーマ2】10代の養子縁組
養子縁組を考える人のほとんどが新生児を望みます。愛着形成のためでもあると思いますが、ある程度の年齢を超えると、そのまま施設で過ごし18歳になったら自立せざるを得ない現状があります。ティーンエイジャーは多感な時期でもあり愛着形成が難しいと思われることも多いですが、18歳で社会にある意味「放り出されてしまう」ことも問題となっている今、10代の養子縁組にも焦点が当たるといいなと考えています。

■「Take a Chance on Me」(交渉中)
10歳から里親に預けられ2度の養子縁組に失敗。その後は誰も彼を欲しがらず施設で暮らしていたダリエンは、家族を見つけることを諦めていた。しかし、若いカップルが一緒に暮らそうと言ってきた。養子になるためにもう一度新しい里親の元で暮らすのか、それともこのまま養護施設で過ごし18才になると同時に1人で生きていくのか。ダリエンは決断を迫られていた。ダリエン自身とダリエンの養親へのインタビューを中心に構成されている。(34分)

【配信作品テーマ3】養子当事者の声
養子に迎えられた当事者が考えていることとは?これは、養親であれば誰もが知りたいと思うことではないでしょうか。養子縁組は成立すれば終わりではありません。養子縁組をされた子どもたちにとって(養親と産みの親にとっても)、生涯を通して向き合う事実なのです。最近では「子どもが出自を知る権利」も議論され始めましたが、日本ではまだまだ「子どもの声」を聞くことは稀です。養子として迎えられた子どもたちの気持ちや葛藤などの生の声に耳を傾けてみませんか?

■「Messages for Adoptive Parents from Adopted People」(配信権獲得済み)
10代~成人した養子当事者たちが自分たちの過去を振り返り、これから養親になる人たち、すでに養親で子どもを育てている人たちへメッセージを伝える短編作品。「喪失とトラウマ(LOSS AND TRAUMA)」「恥じる気持ち(SHAME)」「アイデンティティ(IDENTITY)」「異なる人種間での養子縁組(TRANSRACIAL ADOPTION)」「誠実さと透明性(HONESTY AND TRANSPARENCY)」といったさまざまなテーマをもとに当事者たちが素直な気持ちを語っている。(26分)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-f266829aef7a6468553668a6433a2e25-469x273.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Messages for Adoptive Parents from Adopted People」


■「Voices of Adopted Teens」(配信権獲得済み)
10代の養子縁組の当事者たちが集まり、街行く人への養子に関するインタビューを見ながら、自分たちの気持ちを話し議論していく作品。「養子になるって、どんな気持ち?」「養子の子どもは、生きるうえで不利だと思う?」「10代の養子当事者たちは、産みの親についてどう考えていると思う?」などの質問に対する一般の人の考えを聞いて、養子当事者たちはどう考えるのだろうか?イギリスの支援団体が制作したこの作品は、養子縁組を希望する親や学校の教員に対する研修の場でも活用されている。(17分)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-29d3e482081e6a2e63a67db746688c45-441x253.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Voices of Adopted Teens」


【配信作品テーマ4】産みの親の声
■「Emma’s Adoption Story」(配信権獲得済み)
産みの親のエマ。17歳の時に妊娠し子どもを養子に出した経験が語られたショートインタビュー。高校生で妊娠した時の気持ち、実際に養親に託す前の気持ち等を話しながら、養子縁組という選択について振り返る。「妊娠していると分かった時は、興奮するとか嬉しいとかじゃなく、何かに打ちのめされた感じがしたし怖かった。」「でも人生最高の瞬間のはずなのに、自分に子どもができたことが恥ずかしくてガッカリするなんて…。」交錯した感情の中、彼女が養子縁組を選んだ背景とは?そして養子縁組を選んだ先に彼女が見つけたものとは?(12分)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143780/2/143780-2-ddf810989861109dd739e0d78b22ad37-513x280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Emma’s Adoption Story」


■「The 48 Hours Until Legal Adoption Signing」(交渉中)
アメリカ・テキサス州では、出産してから48時間経過し初めて子どもを養子に出すことができる。若くして妊娠をしたドミニクは産む前から子どもを養子に出すことに決め、子どもの養親になる夫婦も決めていた。そしていざ出産。病院には養親となる夫婦も訪れ、生まれたばかりの子どもと交流を始める。希望に満ちた養親と産みの親との交流、それぞれが抱える心の葛藤、そして48時間後 ---- 。養子縁組とは誰のためなのかを改めて考えさせられる作品。(22分)

Adoption for Happinessプロジェクト について
翻訳者である代表のネルソンが立ち上げた翻訳者向けの学びと交流の場、Ray translation Academy & Communityで賛同者が集まり、同プロジェクトが発足しました。特別養子縁組は「子どもが幸せになるための制度」であるはずが日本ではそういう認識が広まっておらず、ネガティブなものとして根付いているように感じる、と自身が養子を迎えた経験から代表が語ります。
一方、海外では状況が異なり、特別養子縁組の形態が複数あり(海外では「特別」という言い方はしません)、当事者(子ども、産みの親、養親)への継続的な支援や当事者同士がつながる場所作りなども積極的に行っています。また、当事者たちが自らの経験について顔を出して発信することも海外では稀なケースではありません。
海外の事例や当事者たちの実際の声を日本に紹介して、特別養子縁組に対するネガティブなイメージを払拭するとともに「養子に出す/養子を迎える/養子になる」ことに希望や幸せを見い出せるような状況を作っていきたいと考えて活動しています。

【プロジェクト概要】
プロジェクト名:Adoption for Happinessプロジェクト
拠点:神奈川県鎌倉市
代表:ネルソン聡子
事業:特別養子縁組に関する映像作品の日本語字幕版制作、配信を目的に活動。将来はセミナー開催や関連書籍の出版も視野に入れている。
発足: 2023年2月
HP:(Ray translation Academy & Community内)https://www.raytranslation.jp/ongoingproject
お問い合わせ先:adoptionforhappiness@gmail.com

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