若松貴志が「VOLTA BASEL 2024」アートフェアに初出展!3200スイスフランで作品が購入される
PR TIMES / 2024年7月2日 8時0分
金属板にジクレーで色付け、傷を付けることで独自の表現を行うアーティスト・若松貴志は、2024年6月10日~16日にスイスで開催された「VOLTA BASEL 2024」に初出展。作品が購入されました!
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143942/2/143942-2-56e0036c5e45f1602598a493df58f728-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
作品が展示されたブース内の様子。200×60cmの作品《夢想》を中心に大小9点の作品が並ぶ。
これまでシンガポール、東京、パリ、ニューヨークといった舞台で個展やグループ展に出展してきた現代アーティスト・若松貴志が、アルミニウムや真鍮といった金属板にジクレー(デジタル・リトグラフ)で色付け、そこから傷を付けることで独自の表現を行う手法を確立したのが2023年のこと。一般的には欠点や覆い隠すべきものとして認識される「傷」が表現手法となることで、それまでデジタルによる風景作品が主だった若松の表現世界を大きく切り拓き、活動の幅を広げています。
出展した「VOLTA BASEL 2024」は、世界中から47のギャラリーが集結する国際的なアートフェアで、多くのアートコレクターが会場を訪れるイベントです。それだけにこれまで培ってきたスタイルを捨てて新たな表現技法を駆使して制作された若松の作品群がどう受け止められるのか、それを見ることが今回の出展の大きな目的でした。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143942/2/143942-2-41ad308349e6e393d649fd0facbf7b60-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
200×60cmの作品《夢想》真鍮板を使い、傷を付けることで生み出された独自の表現が眼前に広がる
まず注目を集めたのはブースの中心に据えられた横幅2mの大作《夢想》でした。ドビュッシーの曲からインスピレーションを受けたこの作品は真鍮板をベースにしており、傷によって付けられた描線が繊細な金色の輝きとなって通路を歩く人の目を惹きつけます。この若松が独自に生み出した金属傷による表現は「見たことのない技術がとても興味深い」「ヨーロッパのインテイアに合っている」「壊れて出来る傷が美しさに変わる」といった多くの好意的なコメントをいただくことができ、続けて他の作品を鑑賞する流れを作っていました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143942/2/143942-2-ac537f425d6f7981a9747d013102bb24-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
10×60cm×7本の作品《Seven Melodies》様々な異なる色合いと傷の描線が楽しめる
《Seven Melodies》と名付けられた7本の集合で形作られたこの作品も多くの人の目を楽しませていました。「7」というのが七大陸、七つの海、七元徳、そして七音階といったように私たちの世界を成り立たせている要素として捉えて制作された作品ですが、リズミカルな配置も相まって文字通り「メロディ」を感じる人が多かったようでした。音楽に造詣の深い若松らしい感じ方と言えるのかもしれません。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143942/2/143942-2-b3d82e142926a558da4a96a487641fdd-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
40×40cmの作品4点《Playing Water III, IV, V, VI》統一したテーマとサイズで並べて展示する意図が込められている
さりげなく展示された小品4点も大作とは異なった趣きを感じさせていました。「水」をモチーフに作られたこのシリーズの作品は、ジクレーで色付け、金属傷を付けて描写するという技法を生むきっかけとなっただけに、小品ながら若松の思い入れも少なくありません。いずれ20点制作して壁一面に並べてみたい、との意向を示しているため、今後の展示が待たれます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/143942/2/143942-2-58198e6bfb3bc905a82ca2ac299bb9c8-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
80×60cmの作品2点《Elegie》(左)《雨の庭》(右)
実際にブースに足を踏み入れた方が最も多く対峙されていたのはこの2作品。どちらも描写される金属傷の表現に富み、色合いが美しく、時間を忘れて見ていることができる作品となっています。今回購入されるに至ったのは《Elegie》で、3200スイスフラン(日本円で約56万円)での値付け。1週間あまりとなる会期を通して絶えず注目を集めていた作品でした。
ぜひ今後の若松貴志の活動にご期待ください!
若松がグラフィックデザイナーとして活躍する傍らで独自のアート活動を始めたのが2017年。当初はinstagram上での作品発表に過ぎなかったのが、2021年4月にTHE FULLERTON HOTEL SINGAPOREで自身初の個展、2022年5月に東京・上野の森美術館でグループ展、10月にパリでの個展、そして2024年6月「VOLTA BASEL 2024」出展と、着実に活動するフィールドを広げています。これまで美術教育を受けていない若松だからこそ切り拓く独自のアートの世界にどうぞこれからもご期待ください。
Webサイト:https://t-wakamatsu.art/
Instagram:https://www.instagram.com/t_wakamatsu_artwork/
株式会社ワッカデザイン
Webサイト:https://wacca-design.com/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日本の町工場&世界チャンピオンの情熱で驚異の10分精密独楽!
PR TIMES / 2024年6月28日 11時45分
-
『逆転検事1&2 御剣セレクション』の個性豊かなキャラクターや事件現場を捜査して真実を暴くゲームシステムを紹介!
PR TIMES / 2024年6月19日 10時45分
-
伝統の着物染めを「白いTシャツ」に似合うクールなシルクスカーフに。ふじや染工房の新ブランド【Jantle】(ジャントル)が「インテリア ライフスタイル2024」へ出展します!
PR TIMES / 2024年6月15日 21時40分
-
新作格闘ゲーム『餓狼伝説 City of the Wolves』に「B.ジェニー」と、新キャラクター「ボックス・リーパー」の参戦が決定!また、本日より各プラットフォームストアもオープン!
PR TIMES / 2024年6月8日 10時45分
-
【いよいよ来週 開催!】サッポロ、富士通、マイクロソフトなどによる豪華セミナー併催 / DX業務効率化・経営課題解決のための展示会
PR TIMES / 2024年6月4日 11時15分
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
3カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
-
4イオン「トップバリュ」値下げ累計120品目に 「だし香るたこ焼」など新たに32品目
ORICON NEWS / 2024年7月2日 16時26分
-
5カルビー×KFCのポテトチップス期間限定で発売! 「コレは気になる」「絶対買う」SNS期待の声
J-CASTニュース / 2024年7月2日 18時39分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)