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アメリカン・マンガ・アワード

PR TIMES / 2024年7月24日 10時15分

アメリカン・マンガ・アワードの入賞者を発表



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/145117/2/145117-2-693b9cdc30a5109c55565c9cd7963036-3900x2761.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


Anime NYC とジャパン・ソサエティー(JS、在NY)は、2024年8月22日にJSにて開催されるアメリカン・マンガ・アワードの30名の入賞者を発表しました。本イベントは2024年8月23日~25日にマンハッタン・ミッドタウンにあるジャビッツ・センターで開催されるAnime NYC コンベンションに先立ち行われます。Anime NYC コンベンションは米国東海岸で最大の日本文化イベントであり、今年も10万人の参加者が見込まれています。

アメリカン・マンガ・アワードは、北米と日本のマンガ人気に大きく貢献した日本マンガ界のプロフェッショナルの優れた功績を称えるものです。マンガ家、素晴らしいマンガのストーリー、そしてアメリカやカナダの読者がこれらの素晴らしいキャラクターやストーリーを英語で発見し、楽しむことを可能にしている出版のプロフェッショナルを称えることに重点を置いて創設されます。

アメリカン・マンガ・アワードの殿堂は、アメリカにおけるマンガの成長と人気に大きく貢献した日本のマンガ家やマンガ出版関係者を称えます。マンガ出版殿堂賞の第1回受賞者は、翻訳家であり『Manga! Manga! The World of Japanese Comics』(講談社インターナショナル)の著者でもあるフレデリック・L・ショット氏です。本作は、マンガの歴史、創造性、伝説的なクリエイターへの扉を開いた最初の英語書籍のひとつとして評価されています。

アメリカン・マンガ・アワード委員会により選ばれるマンガ出版殿堂賞に加え、最優秀新人マンガ賞、最優秀継続マンガシリーズ賞、最優秀古典マンガ新装版賞、最優秀翻訳賞、最優秀レタリング賞、最優秀出版デザイン賞の6つの部門それぞれに5名の入賞者が日本マンガ界の専門家や著名人で構成される審査委員会によって選出されました。

今回初開催となるアメリカン・マンガ・アワードは出版社29社から200件以上の応募をいただきました。各出版社は1部門3作品まで応募できる他、審査員も注目に値すると選んだ作品を推薦することができました。

アメリカン・マンガ・アワード委員会会長のデブ・アオキ氏は、「マンガ、翻訳、レタリング、出版デザイン部門入賞者選出のために配慮や思考を費やしてくださった審査員をとても誇りに思います。審査員は出版社の規模を問わず、模範的な優れたストーリーやデザインを持つ作品を選出しました。これらの入賞作品は名の知れたベストセラー作品だけでなく、新しい、もしくは過小評価されているが、マンガ読者を驚かせ楽しませること間違いなしの作品を含みます。」とコメントしました。

入賞者、そしてカバーアートとクレジットはアメリカン・マンガ・アワードのウェブサイトで掲載しています。

受賞者は、北米(米国・カナダ)のマンガ出版社で編集業務に携わるプロフェッショナルで、アメリカン・マンガ・アワードのウェブサイトから投票登録をした人、またはアメリカン・マンガ・アワード企画委員会から投票の招待を受けた人の投票によって決定されます。投票は一般からは受け付けていません。

アメリカン・マンガ・アワードの投票登録は7月27日まで受け付けています。日本、米国、カナダでマンガ出版に携わる全ての方々に投票登録をしていただけます。登録資格や投票手順に関する詳細なガイドラインはAnime NYCのウェブサイトにてご覧ください。承認された投票者は登録後に投票の手順がメールで送られます。

以下2024年アメリカン・マンガ・アワード入賞者:
最優秀新人マンガ賞
ダーウィン事変
by うめざわしゅん
講談社
編集者: ダニエル・ジョセフ
翻訳者: キャット・アンダーソン
プロダクション: グレース・ルー、ペー・アン、イーブ・グラント

#DRCL Midnight Children
by 坂本眞一(ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』に基づいた作品)
ビズメディア
編集者: アンドリュー・クーレ ・バートッシュ
翻訳者: ケイレブ・クック
レタリング: ブレンドン・ハル

性別「モナリザ」の君へ。
by 吉村旋
スクウェア・エニックス
編集者: ジェニファー・シャーマン
翻訳者: レオ・マクドナー
レタリング: アシャー・キャズウェル

Mothers
by 草原うみ
Glacier Bay Books
編集者: エマ・ラー
翻訳者: ジョセリン・アレン
レタリング: ティム・ サン

ソアラと魔物の家
by 山地ひでのり
セブンシーズ・エンターテインメント
編集者: シャンティ・ホワイトサイズ
翻訳者: ベン・トレサウェイ
レタリング: メルセデス・マッギャリー

最優秀継続マンガシリーズ賞
血の轍
by 押見修造
講談社 / Vertical
編集者: ダニエル・ジョセフ
翻訳者: ダニエル・コーメン
プロダクション: リーサー・チョー、ペー・アン・イープ、エブン・ヘーデン

ダンジョン飯
by 九井諒子
エン・プレス
編集者: アビゲール・ブラックマン、 トーマス・マッキャリスター
翻訳者: テイラー・エンゲル
レタリング: アビゲール・ブラクマン

ディノサン
by 木下いたる
セブンシーズ・エンターテインメント
編集者: リンダ・ロンバルディ
翻訳者: ジョン・ニール
レタリング: JM イイトミ・クランダール

作りたい女と食べたい女
by ゆざきさかおみ
エン・プレス
編集者: ウォン・ヤング・セオ、 カール・ リ、シャリニー・アーリミリー
翻訳者: ケイレブ・クック
レタリング: フィル・クリスティー

光が死んだ夏
by モクモクれん
エン・プレス
編集者: フォーチュン・ソレイユ、 ジュユン・イ、 アビゲール・ブラックメイル
翻訳者: アジャニ・オロイェ
レタリング: アビゲール・ブラクマン

最優秀古典マンガ新装版賞
南くんの恋人
by 内田春菊
Fantagraphics
編集者: クリスティー・バレンティ
翻訳者: H. ペイジ
プロダクション: シー・フワング、ポール・ベーレッシュ

わたしは真悟
by 楳図かずお
ビズメディア
編集者: ジョエル・エノス
翻訳者: ジョセリン・アレン
改作: モリー・タンザー
レタリング: エブン・ウォルディンガー

ご近所物語
by 矢沢あい
ビズメディア
編集者: カーラ・クラーク
翻訳者: アンドリア・マックナイト
レタリング: ミシェル・パング

Okinawa
by 比嘉慂
Fantagraphics
編集者: アンドリュー・ウッドローバッチャー
翻訳者: ジョセリン・アレン
レタリング: パトリック・クロッティー、ケーラー・イー

UFO Mushroom Invasion
by 白川まり奈
Living the Line / Smudge
編集者: ライアン・ホルンバーグ
翻訳者: ライアン・ホルンバーグ
レタリング: オジー・ボン・エシェン、ショーン・マイケル・ロビンソン

最優秀翻訳賞
● スティーブン・ポール
あかね噺 の翻訳
by 末永裕樹、馬上鷹将
ビズメディア
編集者: レイ・ファースト

● ジョン・ニール
ぼっち・ざ・ろっく! の翻訳
by はまじあき
エン・プレス
編集者: トーマス・マッキャリスター

● デイビッド・エブリン
どるから の翻訳
by 石井和義, ハナムラ, and 龍造寺慶
J-Novel Club
編集者: Zubonjin

● ケビン・シュタインバッハ
イサック の翻訳
by 真刈信二, DOUBLE-S
講談社
編集者: セージ・アイナーセン

● スティーブン・コーラー
とんがり帽子のアトリエ の翻訳
by 白浜鴎
講談社
編集者: 橋本温子

最優秀レタリング賞
● 斉藤友子
無限の住人 Deluxe Edition Volume 10 のレタリングと修正
by 沙村広明
ダークホースコミックス
編集者: フィリップ R. サイモン

● フィル・クリスティー
サーチアンドデストロイ 1 のレタリングと修正
by カネコアツシ, 手塚治虫の名作『どろろ』を大胆にアレンジ
Fantagraphics
編集者: クリストファー・ウッドローバッチャー、 エリック・レイノルズ

● ヴァディム K.
They'll Make a Man Out of You [18歳以上] のレタリング
by 師走の翁
J18 Publishing
編集者: デイブ・アダムス、 デイビッド・ゴールドバーグ

● Lys Blakeslee
とんがり帽子のアトリエ のレタリング
by 白浜鴎
講談社
編集者: ハシモトハルコ

● Rebecca S.
Tokyo Interstellar Immigration vol. 3 のレタリング
by 窓口基
VAST Visual
編集者: デイブ・アダムス、 デイビッド・ゴールドバーグ

最優秀出版デザイン賞
● フィル・バルスマン
頭文字D Omnibus のデザイン
by しげの秀一
講談社
編集者: マギー・レ
レタリング: スコット、オー・ブラウン

● ニッキー・リム(表紙デザイン)、カリス・ペイジ(レタリング・内装デザイン)
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ: Special Edition
by 永田カビ
セブンシーズ・エンターテインメント
編集者: ジェン・グリュニゲン
翻訳者: ジョセリン・アレン
レタリング: ケリーズ・ページ

● アダム・グラノ
わたしは真悟 のデザイン
by 楳図かずお
ビズメディア
編集者: ジョエル・エノス
レタリング: エブン・ウォルディンガー

● ニッキー・リム 、サンディー・グレイソン
orange Complete Box Set の箱デザイン
by 高野苺
セブンシーズ・エンターテインメント
編集者: シャノン・フェイ
レタリング: リス・ブレイクスリー

● アンドレア・ミラー
東京エイリアンズの表紙デザイン
by NAOE
スクウェア・エニックス
編集者: サラ・タンニー
装幀: 沢田雅子
レタリング: ビーアーンカー・ピスティロー

入賞者はジャーナリスト、図書館司書、翻訳者、レタリングやデザインのプロフェッショナルなど、日本マンガ界の優れた専門家によって選出されました。

最優秀新刊マンガ賞、最優秀継続マンガ賞、最優秀古典マンガ新装版賞は、コミック・ジャーナリストのブリジット・アルバーソン氏(ICv2、スクール・ライブラリー・ジャーナル)、リンジー・ロヴァリッジ氏(アニメ・ニュース・ネットワーク)、シャエノン・ギャリティ氏(オタク USA、パブリッシャーズ・ウィークリー)、ミノフスキー氏(@MinovskyArticle)、ニューヨーク公共図書館シニア学芸員(ヤングアダルト・サービス)のレニー・スコット氏によって選出されました。

翻訳賞の入賞者は、翻訳者および著者のマット・アルト氏(『Pure Invention: How Japan’s Pop Culture Influenced the World』)と依田寛子氏(『Yokai Attack!』および近日出版の『Eight Million Ways to Happiness』)が審査員を務めました。

最優秀レタリング賞の入賞者は、コミック・レタリングのプロであるトム・オーゼコウスキー氏(『Uncanny X-Men』(マーベル・コミック))とネイト・ピエコス氏(Blambot フォント鋳造所、『The Essential Guide to Comics Lettering』著者)によって審査されました。ピエコスは、Blambot フォントの Home Planet と Thunderclap を組み込んだ American Manga Awards のロゴのデザインもしました。

最優秀出版デザイン賞入賞者は、紀伊國屋書店東海岸支社長の渡辺茂一氏と出版デザイナーのサシャ・ヘッド氏によって選出されました。

授賞式は、ジャパン・ソサエティーのランドマークビルにて、マンガ業界関係者とプレス関係者のみを招待して開催され、作家であり翻訳家のマット・アルトが司会を務めます。

また、本イベントは、紀伊國屋書店、講談社 USA 出版、セブンシーズ・エンターテインメント、ビズメディア、エン・プレス などの大手漫画出版社や小売業者が参加する Anime NYC の年次イベント(8 月 23 日~25 日、ジャビッツ・センター)に合わせて開催されます。

アメリカン・マンガ・アワードの詳細や最新の発表については、www.animenyc.com/americanmangaawards 、Anime NYC とジャパン・ソサエティーのソーシャルメディアでお知らせしています。

【Anime NYC について】
Anime NYC は東海岸最大のアニメコンベンションで、日本のポップカルチャー、漫画、アニメーションをフィーチャーしています。日本文化への入り口を提供するイベントとして、在NY総料理より総領事賞を受賞しています。Anime NYC は、ユニークな展示、独占上映、大規模なパネル、日本の大物クリエイターの出演など、3 日間にわたってファンとパブリッシャーが一堂に会するイベントです。次回は 2024 年 8 月 23 日~25 日にニューヨークのジャビッツ・センターで開催され、日本のアニメ、マンガ、コスプレ、ファッション、フード、ゲーム、玩具などの祭典です。詳しくは www.AnimeNYC.com をご覧ください。

公式SNSアカウント:
Facebook: facebook.com/animenyc
Instagram: @animenyc and #animenyc
Twitter: @animenyc (英語)
ウェブサイト https://animenyc.com/

【Japan Society について】
Japan Society は1907年(明治40年)にニューヨークに設立された米国の民間非営利団体です。個人・法人・財団からの支援・協力のもと、日本の芸術と文化、公共政策、ビジネス、教育等多岐にわたる分野において米国の人々に革新的な事業を提供している、全米随一の規模を誇る日米交流団体です。ニューヨーク市歴史的保存建築に指定されている吉村順三設計の JS本部ビルは、260席の劇場、アート・ギャラリー、語学センター、図書室、会議室などを備えており、ここを拠点に年間350を超えるプログラムを主催。日米相互理解の促進や、すぐれた次世代クリエーターの支援を理念に掲げ、日本の多様性を深く理解しようと願う世界の人々にとっての信頼できる案内役を目指しています。詳細は www.japansociety.org をご覧ください。

公式SNSアカウント:
Facebook: facebook.com/japansociety
Instagram: @japansociety and #japansociety
Twitter: @japansociety (英語)
その他、詳しい情報は弊会ウェブサイト http://www.japansociety.org をご参照ください。

ジャパン・ソサエティーのプログラムは以下の財団・基金より支援・後援をいただいています。

Japan Society programs are made possible by leadership support from Booth Ferris Foundation, and the New York State Council on the Arts with the support of the Office of the Governor and the New York State Legislature.

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