SEGNOS(セグノス) ThermaLISA法を用いた早期アルツハイマー病リスク検査サービスに関するアンケート調査 11/11から開始
PR TIMES / 2024年10月31日 18時15分
~血液1滴診断で医療DX改革~
株式会社SEGNOS(本社:千葉市中央区、代表者:大西徳幸、以下「当社」)は、当社が開発した高感度検査技術「ThermaLISA(サーマライザ)法」を用いた早期アルツハイマー病の血液1滴検査技術の開発を開始するにあたり、11月11日(月)からそのアンケート調査を実施します。
■アンケート調査
タイトル :早期アルツハイマー病リスク検査サービス 2024年11月11日(月)~
配信方法:HP内の新着情報内でのURL掲載 https://segnos.co.jp/
インスタグラムでも公開 https://www.instagram.com/segnos_inc/?hl=ja
■アンケート調査の目的
自宅できる「血液1滴でのアルツハイマー病の早期リスク検査」への興味や検査を受けるにあたり重要視されることなどを調査し、アルツハイマー病の早期発見、早期治療への興味関心を地域・年齢・年収で分析することで利用希望者の声を集めることを目的とします。
■SEGNOS(セグノス)について
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/149238/2/149238-2-44be546cde6bc771057936ab2f241467-1554x575.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年2月にJNC(株)から磁性ナノ粒子技術の独占的ライセンス契約を受け独立したスピンアウトベンチャーです。
未病と呼ばれる段階で、低侵襲な検査方法により病気を発見し、早期治療を行えば完治する確率が飛躍的に高まりますが、未病の段階でのバイオマーカーは一般的に超低濃度です。
これらの超低濃度なバイオマーカーの検出が血液1滴で簡便に行えるようになれば早期診断、早期治療により高価な分子標的薬等の使用を極力低減でき、その結果、患者の負担、家族の負担の低減、更に医療費の大幅な削減につながります。
超高速高感度なスクリーニング技術はブロックバスター以上の価値があると私たちは考えます。
SEGNOSは超高感度な診断技術(ThermaLISA法)を用いた血液1滴診断で、医療DX改革への貢献を目指してまいります。
会社名 株式会社SEGNOS
所在地 〒260-0013 千葉市中央区中央2丁目5-1 千葉中央ツインビル2号館7階チバラボ内
代表者名 代表取締役社長 大西 徳幸
設立年月 2024年2月
主な事業内容 刺激応答性磁性ナノ粒子(Therma-Max、Vira-Max)の製造販売、並びにそれらを用いた高感度診断技術の開発
HP : https://segnos.co.jp/
■「Therma-Max」について
当社の独自技術である粒子径が100ナノメートルの磁気ビーズTherma-Maxは粒子径が約100nmと非常に小さい磁性ナノ粒子であるため、室温では水に分散しますが、水のブラウン運動の影響を受けるため、磁気分離ができません(左端の写真(分散))
しかしTherma-Maxは僅かな加温で凝集し、磁石による分離が可能になります(中央の写真)
更に室温に戻すと、再分散して元の状態に戻ります(右端の写真)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/149238/2/149238-2-87437ee744c5016cca6eee6df6dabf93-1787x736.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Therma-Maxの温度特性(水溶液中)
■「ThermaLISA法」について
当社の独自技術であるTherma-Max(R)(熱応答性磁性ナノ粒子)を用いた高感度なELISA法(酵素結合免疫吸着測定法)です。
ELISA法は抗原抗体反応の原理を利用して病気の原因となるタンパク質や病原体(ウイルス、細菌など)の検出に用いられ、産業分野や医療分野など様々な場面で利用されています。
ELISA法による診断では前処理剤(抗原等の分離精製)に粒子径がマイクロサイズの磁気ビーズが頻繁に利用されてきましたが、血液1滴診断を実現するには高感度化(粒子径の最小化)が必要でした。
ThermaLISA法はマイクロサイズの磁気ビーズの代わりにTherma-Maxを用いることにより、数10倍~数100倍の感度アップが可能になります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/149238/2/149238-2-268722258a8ec60d7bd173f5d00d1c36-1051x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■「早期アルツハイマー病(MCI期、プレクリニカル期)のリスク検査」について
日本の認知症高齢者の数は、2012年で462万人と推計されており、2025年には700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達することが見込まれています※1。
アルツハイマー病(AD)は、アミロイドベータ(Aβ)という老廃物が脳に蓄積し、神経細胞を破壊することで発症します。
現在、ADの根治薬はありませんが、レカネマブ等の進行抑制剤の認証により、初期段階のADを発見し、早期に服薬治療を開始する事でその症状を大幅に遅らせる事が可能になりつつあります。
一方、ADの診断にはアミロイドPET検査(画像検査)、脳脊髄液検査(髄液検査)、質量分析法(血液検査)などが実施されていますが検査場所が限定的、大型分析機器の使用、高侵襲性、高コスト、低い処理能力など、早期アルツハイマー病の発見を目的としたスクリーニング検査に用いるには課題の多い検査手法でした。
早期アルツハイマー病の早期発見、早期治療に繋げるためには、より多くの方が簡便にスクリーニング検査を受けられる新たな検査手法の確立が望まれていました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/149238/2/149238-2-4af13443fccee70c3f0af284871bfe29-3706x2188.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※1 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop101.pdf
報道関係者お問合わせ先
SEGNOS 千葉研究所
E-mail:onishi@segnos.co.jp
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