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初の文化基金贈呈式を祝う!伝統と酒が繋ぐ日中の絆

PR TIMES / 2024年10月24日 18時45分

~西宮市と紹興市、友好締結40周年を記念~



 2025年、兵庫県西宮市は中国紹興市と友好締結40周年を迎えます。その記念するイベントとして、2024年10月18日、西宮蘭亭文化普及基金贈呈式並びに会稽山(かいけいざん)蘭亭文化交流会が大阪城西の「丸庭園 大阪迎賓館」にて開催されました。

 西宮市と紹興市は、互いに酒造業が盛んであるという共通点が縁となり、1985 年に姉妹都市として締結して以来、密接な関係と協力を続けており、文化、教育、経済などの分野において、双方に多大な成果を上げて参りました。両市の友好関係の促進を目的とし、紹興酒と書聖である王羲之(オウ・ギシ)が残した蘭亭文化の普及に向けて協力関係を築くため、紹興酒のリーダー企業である会稽山紹興酒株式会社が西宮・紹興友好交流協会へ「西宮蘭亭文化普及基金」の贈呈を行い、蘭亭雅宴(らんていがえん)を開催しました。

 西宮市副市長の北田正広氏、岩崎敏雄氏、西宮・紹興友好交流協会会長太田博氏、中国駐大阪総領事館副総領事ホウ・イ(方炜)氏、紹興市委員会組織部部長謝国民氏、会稽山紹興酒株式会社社長楊剛氏、神戸国際大学毛丹青教授などが出席しました。

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紹興市委員会組織部部長謝国民氏

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西宮市副市長岩崎敏雄氏

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中国駐大阪総領事館副総領事ホウ・イ(方炜)氏


 2025年、西宮市は創立してから100周年も迎えるため、紹興市委員会組織部部長謝国民氏は式辞の中で、今回の行事は酒産業、文化産業などの分野における日中両国の交流と協力をさらに深めるよう、非常に意義深いと述べました。そして、会稽山紹興酒株式会社は特別に、中国酒造人間国宝、会稽山首席酒造職人であるハク・ソコウ様のサイン入りの蘭亭友好記念酒を西宮市市役所へ贈呈しました。来年の 40 周年記念式典で封を開け、この酒を酌み交わし、友好の証となるよう期待されます。
  
 その次、「蘭亭紹興酒文化親善大使」の委任状授与式を行い、紹興市委員会組織部部長謝国民氏から、5名の日本の文化界・飲食業界の代表に、蘭亭紹興酒文化親善大使の称号を授与しました。さらに、蘭亭文化のさらなる普及を目指し、会稽山紹興酒株式会社社長楊剛氏は西宮・紹興友好交流協会会長太田博氏に「西宮蘭亭文化普及基金」を寄贈しました。

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「蘭亭紹興酒文化親善大使」の委任状授与式

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「蘭亭文化普及基金」贈呈式


書道およびお酒で蘭亭の風雅を存分に楽しむ
 1600年以上前に、書聖と呼ばれる王羲之(オウ・ギシ)が残した「蘭亭集・序」には、41人の友人は会稽山のふもとにある蘭亭に座り、曲がりくねった小川の中で酒を飲みながら詩を詠んだという美しい情景が描かれています。現在、会稽山は蘭亭を再現し、風雅な遊楽の宴を主催した臨場感あふれる中国文化の饗宴を創り出しました。

 西宮市の北山緑化植物園にある小さな蘭亭の石碑で、日本女子学生3名が集まり、中国の書道の先生と書道について交流し、筆致に込められた中国文化が墨の香りに染まり、最後に豊かで優雅、そして深い意味を持つ「蘭亭」という言葉が紙面に現れます。

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 蘭亭という石碑の前で、神戸国際大学教授の毛丹青氏が会稽山紹興酒株式会社社長楊剛氏と深く対談しました。中国の紹興酒とその文化について話すとき、毛丹青氏は「これを聞くと血が沸騰し、涙が溢れてくるような気分さえする」と語りました。楊社長は、将来には日本の方々と手を携えて日中の酒文化の交流と継承を共同で促進し、両国の友好関係に明るい彩りを添えることを楽しみにしていると述べました。

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神戸国際大学教授の毛丹青氏のXにより


 蘭亭雅集晩餐会に会稽山側は蘭亭マスターグランドの紹興酒を用意し、ゲスト全員の味覚を魅了しました。この柔らかくまろやかで香り高い酒は、味が素晴らしいだけでなく、ゲストに時空を超えて王羲之の「曲水の宴」という優雅な環境にいるかのような、孤高と自由を感じさせます。

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海外進出へ、文化を通じた双方向の旅の始まり

 会稽山・蘭亭は日本市場へ進出するとともに、お互いに酒文化の交流や蘭亭文化を日本に広めることを重要視するため、今回のイベントを主催したわけです。

 実際、会稽山蘭亭はとても早い時期に海外進出を始めました。 1915 年、雲集酒屋 (会稽山の前身) が米国のサンフランシスコに行った「パナマ太平洋万国博覧会」パナマ・太平洋万国博覧会で金賞を受賞し、紹興酒初の国際金賞を獲得し、また、紹興酒の「世界進出」への道を開きました。2016年、会稽山蘭亭は杭州でのG20サミットの国宴酒となり、2024年にはパリオリンピックの時世界祝典ホールにも進出しました。会稽山は100年にわたり、中国の紹興酒文化を世界に広めるために力を注いできました。

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 「蘭亭文化」をキーワードにした会稽山の海外コミュニケーションは、中国文化の奥深さと紹興酒の独特の魅力を充分に示し、日本と中国の酒文化の交流、相互学習や活発な発展に自分なりの力を貢献しつつあります。

「会稽山」(かいけいざん)について
 会稽山株式会社は二百年余の醸造歴史がある現代化の黄酒生産企業である。前身は「雲集酒屋」で、1743年に創立した。1912年に「雲集酒屋」は「香雪」(また面かぶせ酒)と言う酒を開発した。それで「雲集」美酒は名が高くなって、酒香が万里まで運ばれて、世界的に有名になった。 

 「会稽山」ブランドの紹興酒はアルコールが適度で、味がまろやかで栄養豊富。今日、会稽山が先達のすばらしい腕前を伝承し、「国宴シリーズ」、「収蔵シリーズ」、「五十年酒」、「百年酒」などの黄酒を次々に開発するとともに、また「帝聚堂」、「稽山清」、「水香国色」などの改良型の黄酒も開発し、市場の歓迎を大いに受けられた。

 早くも1915年に米国のサンフランシスコに行った「パナマ太平洋万国博覧会」の時に「雲集」酒(「会稽山」酒の前身)は紹興酒の始めての国際金賞を勝ち取り、今まで国内外の金賞を多数取った。

「会稽山・蘭亭」について
 2024年に発売された新ブランドの紹興酒である。書聖王羲之の「蘭亭集・序」に描かれた「曲水の宴」という風雅を求め、まろやかな味と高級な体験を消費者に与える同時に、中国文化をさらに広め、酒文化の交流を促進する。

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