Mendix、「Mendix 10.18」を発表
PR TIMES / 2025年1月22日 16時15分
デジタルトランスフォーメーションを成功に導く「Mendix 生成AIリソースパック」や「Compass」などの新機能を搭載し、ソフトウェア開発ライフサイクル全体をAIで強化
シーメンス傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:レイモンド・コック)は、ローコードプラットフォームの最新版「Mendix 10.18」を発表しました。この最新版には、ソフトウェア開発をより簡単かつ利用しやすくするための新機能やパフォーマンスの向上、AIを活用した機能強化が含まれています。
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「Mendix 10.18」は、ローコードとAIの力を組み合わせることであらゆる企業や組織に以下の内容を提供します。
- ソフトウェア開発ライフサイクル (SDLC) を全体にわたってAIを活用してサポート
- より迅速かつ生産性の高い効果を達成するために、オンボーディングとソフトウェア開発体験を簡素化
- 生成AIのアウトプットと環境に関する、より優れたアクセシビリティ、ビジビリティー、ガバナンス
- Mendixのプラットフォームに組み込まれたAIアシスタント「Maia」をさらにアップデートし、スマートな開発とアプリケーション構築・展開を実現
本アップデートは、以下の3つの主要分野における新機能や機能強化を通じて、継続的なイノベーションを実現するというMendixのビジョンを示しています。
- AIイノベーションを強化し、アイデアをインパクトのあるソリューションに変革
- AIによるインテリジェントな開発によって、ビジネスの成果を加速
- 企業のソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)におけるAIベストプラクティスを実現するため、管理性および可視性を強化
重点分野1:AIイノベーションを強化し、アイデアをインパクトのあるソリューションに変革
「Mendix 10.18」で新たに強化された生成AI機能によって、すべての企業・組織にとって魅力的なユーザーエクスペリエンスとスマートアプリケーションの提供が容易になりました。新機能は、スマートアプリケーションのための汎用性、スピード、ガバナンスを提供します。
「Mendix 10.18」で限定リリースされた「Mendix Cloud 生成AIリソースパック (GenAI Resource Pack)」は、生成AIテクノロジーの試験運用やユーザー向けのインテリジェントアプリケーションの開発を検討している企業にとっての参入障壁を劇的に低減します。このバンドルでは、以下の2つのパックが含まれています。
- Mendix Cloud 生成AI リソース パック (GenAI Resource Packs):ユーザーはプラットフォーム内で生成AIインスタンスを迅速に作成でき、独自のハイパースケーラー環境を構築するための組織的なハードルを低減可能に。
- Mendix Cloud ナレッジベース リソース パック (Knowledge Base Resource Pack):ユーザーは、Mendixプラットフォーム内で自社の企業データを使用して生成AIモデルの最適化を行い、より文脈を理解した正確な応答が実現可能に。
「生成AIリソースパック」は、トークン消費モニターを提供しており、個々のアプリケーションまたはポートフォリオ全体における使用状況を日・週・月単位、または指定の範囲で追跡することで、生成AIの使用状況を完全に可視化することができます。
「Mendix 10.18」は、Mendixプラットフォーム上でデータサイエンスとアプリケーション開発のコラボレーションを促進する、「プロンプト管理 (Prompt Management)」機能をプラットフォーム内に新たに搭載しています。この新機能は、実験プロセスの合理化と高速化をサポートするために作成されました。これによってユーザーは、プロンプトを簡単に切り替えて、効果をテストし、最も正確かつ適切、そして望ましい出力を生成することが可能になります。また、トランザクションごとのトークン使用量を予測することができるため、特定の使用事例がビジネス価値をもたらすかどうかを判断するのにも役立ちます。
重点分野 2:AIによるインテリジェントな開発によって、ビジネスの成果を加速
「Mendix 10.18」には、ローコード開発に新規参入する組織のデジタルトランスフォーメーションをサポートする新しいビルトインツール「Compass」が導入されています。このツールは、デジタルプロセスのさまざまな側面で顧客をガイドし、Mendixが誇るエンタープライズレベルにも対応したローコード開発プラットフォームの専門アドバイスを提供します。
また、「Mendix 10.18」では、スマートな開発を目的に構築された生成AI搭載サービス「Maia」のさらなるアップデートも提供されています。「Maia」は、Mendix開発者に対してガイダンス、サポート、生成を提供するサービスで、今回の最新版では以下の通り、提供可能な機能を拡張しました。
- 自然言語によるプロンプトを使用して、新しい定義や既存のモデルを拡張するためのドメインモデルを生成
- 「Maia Chat」を通じて、Mendixを初めて使用する開発者のために適切な学習教材を発見
- 「UI Recommender」によって、ページにウィジェットを追加するプロセスをシンプルかつ迅速に。
「Mendix 10.18」 では、この他にも以下の開発者エクスペリエンスの強化が追加されました。
- 言語検出・応答機能によって、ユーザーが母国語で「Maia Chat」とコミュニケーショ ンできるよう、より優れた多言語サポート
- 英語ベースで構築された「Mendix ローコード統合開発環境 (IDE)」 が、ドイツ語、日本語、韓国語、中国語で利用可能に
- Mendix アプリケーションのセキュリティ審査プロセスを合理化するために設計された「セキュリティ概要 (Security Overview)」を提供。
- 再設計された 「App インサイト フィードバック モジュール (App Insights Feedback Module)」によって、ユーザーのインサイトが開発を導くように再設計。カスタマイズ可能な UXスタイルによって、フィードバック体験をそれぞれの企業ブランドに合わせてカスタマイズ可能
重点分野 3:企業のソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)におけるAIベストプラクティスを実現するため、管理性および可視性を強化
Mendixの使命は、ユーザーのソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)全体を通して、ガバナンスと可視性を向上させることです。
「Mendix 10.18」は、ユーザーの生成AI が可能な限りスマートかつ安全で、高い費用対効果を持つことに重点を置いています。新しい「Mendix Cloud 生成AIリソースパック」は、ユーザーのがより容易に生成AIを導入できるようにします。プラットフォーム内のナレッジベースとビルトインされた検索・拡張生成機能によって、ユーザーが独自のデータを使用して、生成AIモデルを簡単に構築することが可能となります。
「Mendix 10.18」では、生成AIアプリケーションを保護するためのコンテンツフィルターも導入しています。カスタマイズ可能なこのフィルターは、有害なコンテンツを最小限に抑え、センシティブなトピック(偏見、ヘイト、不適切な表現など)に対処し、一貫性があり、安全で、責任あるAI体験を大規模に促進します。このフィルターは、規制やコンテンツの管理が不十分であることを理由に一部の企業が生成AIの利用に消極的であるという業界全体の懸念の高まりに対応したものです。
Mendixのデプロイ自動化ツールである「Pipelines(パイプライン)」は、AIと新しい Jira 統合を使用して、アプリケーションモデルをMendixのベストプラクティスと比較し、アプリケーションの品質を確保し、開発者の生産性向上を実現します。
「Mendix 10.18」は、安全かつ効率的で、コンプライアンスに準拠した開発エコシステムを提供します。機能の全リストは、こちらをご覧ください。
Mendixを使用してAIネイティブな給与計算プラットフォームを開発・提供しているdatascalehrのエンジニアリング部門責任者である Luke Zawadzki氏は、「Mendixは、新しい機能や動作を迅速にプロトタイプ化する能力を提供してくれます。これによって、プロセスの初期の段階で、実際に使用する機能を試験的に運行することが可能で、早期に問題を発見し、調整することが可能です。我々のユーザーが希望するものを実際に提供できるため、開発者の観点から理想的です」と述べています。
Mendixの最高製品責任者 (Chief Product Officer) であるHans de Visser は、「『Mendix 10.18』のローンチは、生成AIとそのベストプラクティスが絶えず進化している時期に実施されます。私たちは、常に時代の最先端を走り続けることを約束しており、その大きな要素として、ユーザーにとって有意義なプラットフォーム全体にわたる生成AIサービスを提供します。AI機能へのアクセスを民主化し、成功のために必要なツールをユーザーに装備していただく。すべてのアップデートは、これらに直結するものです。『Mendix 10.18』は、正しい方向へと進むための第一歩にすぎず、当社の努力は今後も継続されます」と述べています。
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Mendixについてデジタルファーストの世界では、顧客ニーズは予測され、ツールは業務効率を大きく高め、エンタープライズはデジタルトランスフォーメーション実行しないと生き残れないと信じられています。そんな世界に向かうエンタープライズにとって、シーメンスの事業部門、Mendixは、改革を進めるエンジンになろうとしています。その先進的なローコードプラットフォームと幅広いエコシステムは、最先端のテクノロジーを相互に結び付け、エンゲージメントの向上、業務の合理化、ITの効率化を実現するソリューションをサポートします。Mendixは、抽象化、自動化、クラウド、コラボレーションの4つの柱で、開発者の生産性を劇的に向上させます。Mendixのコラボレーション機能と直感的なビジュアルインターフェイスは、技術者ではない「市民」が開発者となって、それぞれの得意領域の知識からアプリケーションを作成できるようにします。Mendixのプラットフォームは、クラウドネイティブであり、オープンで拡張性が高く、アジャイルで実績も豊富です。アナリストからもリーダーとして、また時代を先取りするビジョナリーとして評価されています。人工知能、拡張現実、インテリジェントオートメーション、ネイティブモバイルなどを支える、Mendixはデジタルファースト・エンタープライズのバックボーンです。Mendixエンタープライズ・ローコードプラットフォームは、46か国の4,000以上の先進企業に採用されており、95万以上のアプリケーションを作成した30万人以上の開発者からなるアクティブなコミュニティを有しています。
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