GEとHouweling’s Tomatoesは、米国初の「トリジェネレーション・プロジェクト」を展開

PR TIMES / 2012年8月23日 15時39分



~電力・熱だけではなくコジェネで排出するCO2を植物の成長促進に活用~

GEと北米の先進的な温室栽培事業者であるHouweling’s Tomatoesは電力と熱を供給する際に排出される二酸化炭素を植物の成長促進に活用する、米国初の「トリジェネレーション・プロジェクト」を発表しました。天然ガスを利用する2段ターボチャージャと二酸化炭素を植物の成長促進に用いるシステムを備え、GE社内の環境基準ecomagination認定を受けた2基のイエンバッハ・ガスエンジンJ624(4.36MW/1基)によって、カリフォルニア州カマリロにあるHouweling社の125エーカーの広さをもつトマト向け大規模栽培施設に電力・熱、および二酸化炭素を提供します。

カリフォルニア州が掲げた「2020年までに新設のコジェネにより6,500MWを発電」という目標支援を可能とする本プロジェクトは、米国で初めて導入されたGE製J624イエンバッハ・ガスエンジン(60Hz対応)の代表的事例となります。2007年に販売開始されたJ624イエンバッハ・ガスエンジンは、効率性に優れた2段ターボチャージャを備え、多目的用途の商業用発電向としては世界最初の24気筒ガスエンジンです。

天然ガスを燃料としたHouweling社のトリジェネレーションシステムでは2基で8.7MWの電力と大型ガラスで囲われた温室を温めるため、温水による10.6MW相当の熱を提供します。このシステムは全体でおよそ90%の熱効率を実現しています。 二酸化炭素の排出時に水から回収される逸失エネルギーを含めると、ほぼ100%の全体効率を達成します。

このトリジェネレーションの発電プラントは柔軟な運用をおこなうことができ、日中のピークタイム需要への電力対応に貢献します。わずか5分間でスタートし、高効率な発電性能をもつため、電力会社のグリッドをより安定させる電力を供給。さらに発電時に発生する熱は寒冷期においては即座に温室に提供されるか、または1日のうちで効果的な時間帯に利用するために蓄熱タンクのなかで蓄えられます。

「このシステムは新鮮なトマト育成に欠かせない熱・電気と二酸化炭素を提供します。しかし温室からは野菜だけではなく、高効率な発電設備により、地域に電力も柔軟に供給することができる*という点がより重要です。GEの実証された技術と業界最先端の優れた効率によって、この地域の発電施設としては、もっとも少ない低排出ガスと水使用量を示す施設であると考えます。実際、私たちは温室の排水システムや冷却プロセスから回収されている水を利用することで、1日あたり9,500ガロンにおよぶ水資源を節約しています。つまりこのプロジェクトは当社のためだけではなく、私たちのコミュニティのためにもよいことをしていると考えています。」とCasey Houweling CEOは述べています。
*電力会社との接続および地域の許諾取得済

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
PR TIMES

トピックスRSS

ランキング