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アピリオ、セブン銀行の新サービスで提携先企業向け専用Webポータルを開発

PR TIMES / 2019年2月26日 15時40分

Salesforce Community Cloud ベースのアジャイル開発で大幅なコスト削減に成功

ウィプログループの一員であり、ワーカーエクスペリエンスとカスタマーエクスペリエンスの向上を支援するアピリオ(日本法人:株式会社アピリオ、本社:東京都港区、代表取締役社長:渡邉 崇、以下 アピリオ)は、株式会社セブン銀行(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:舟竹 泰昭、以下 セブン銀行)とセブン銀行子会社の株式会社セブン・ペイメントサービス(東京都千代田区、代表取締役社長:和田 哲士、以下 セブン・ペイメントサービス) の 24,000 台以上の ATM を活用する新サービス「ATM 受取」で、提携先企業向け専用 Web ポータルを開発しました。

アピリオは、利用者の個人情報を扱うこの重要なシステム構築を、Salesforce Community Cloud ベースにアジャイル手法を駆使して迅速に進行。2018年5月にサービスインした新システムでの契約合意企業数がすでに130社を突破。業界内外から高く評価されています。また本プロジェクトを契機に、同行内ではデジタル変革も実現しました。



企業から個人へATMを通じて返金するという世の中になかったサービスを実現

今日、ネット通販など個人が企業に商品やサービスの対価を支払うケースが増えていますが、ときには企業が個人に返金を行う場合もあります。企業はそのために個人の銀行口座情報やクレジットカード情報を取得する必要がありますが、これらは機密性の高い個人情報であるため、個人は「教えたくない」、企業は「情報を預かりたくない」と双方が懸念を抱いていました。近年、そもそも銀行口座やクレジットカードを所有していないという個人も増えており、企業側では迅速に返金処理を完了したいのにその方法がないというジレンマに悩んでいました。

「ATM 受取」は、この問題を解決するため同社が独自に検討・開発した新サービスであり、本サービスの提供主体は、セブン・ペイメントサービスになります。セブン・ペイメントサービスの提携先企業が専用Web ポータルから返金手続きを行うと、対象の個人に対して確認番号がメールやSMS で送信されます。セブン銀行ATMでその番号を入力すると、個人は返金金額を現金で受け取れます。1,000 円未満の現金については、ATM から発行されるバーコード付きレシートをセブン - イレブンのレジで提示すれば硬貨で受け取れます。

このサービスの最大の特長は銀行口座を介さずに返金を実現できる点で、企業にとっては簡単な手続きでタイムリーに返金できるとともに、個人にとっても24 時間 365 日いつでも ATM で現金を受け取れるという利点があります。

Salesforce Service Cloud活用 - Customer Community
「ATM 受取」の提携先企業向け専用Web ポータルシステム
すでに提携先企業は100社を突破、想定以上に広がり続けるシナリオ

日本全国に広がる24,000 台以上のATM をプラットフォームに、送金の新しいスタイルを創造した「ATM 受取」は2018 年3 月に完成、同年5 月に正式にサービスインを開始しました。それから半年、すでに契約企業合意数は130 社を超え、しかも、その内訳は金融機関ではない企業が大半です。もはや当初想定した返金だけではなく、キャッシュバック、経費精算などシナリオはさまざまに広がっています。

アピリオの採用理由

今回アピリオは、以下の2点が評価され本プロジェクトのシステム開発パートナーに選ばれました。

クラウドベースのシステム開発で実績の高いシステムインテグレータであった
オンプレミス開発に比べて開発期間とコストとともに、従来比で大幅に低減されたシステム開発を提案


アピリオの評価ポイント


Webポータルの完成度を考慮し、Salesforce Community Cloud ベースの開発を提案
要件定義の初期段階から目に見えて動くプロトタイプで提案
視覚に訴えるアウトプット資料を提出
様々な要件の追加や変更に対して迅速に対応
金融機関として「守るべきこと」と「挑戦できること」のバランスを取って開発をリード
今回の開発を通じ、アジャイル開発手法をスキルトランスファー
開発チームや業務部門のコミュニケーション効率向上にSalesforce Chatterの利用を提案


今後の展望
今後は、提携先企業のCRM を支援する目的でSalesforceも導入・ 活用していくことを検討されています。

お客様からのコメント

[画像1: https://prtimes.jp/i/8313/3/resize/d8313-3-519151-0.png ]

セブン銀行 執行役員 ATMソリューション部長 深澤 孝治 氏
「ATM はビジネスの“大黒柱”です。その活用シーンをさらに広げ、付加価値を向上し続けることは当行にとって重要な経営テーマです。そうした中で、ATM を利用して現金を返すというサービスアイデアが浮上しました。『ATM 受取』は、銀行口座を介さずに企業が個人に返金できる当行独自のグループを挙げた新サービスです」
[画像2: https://prtimes.jp/i/8313/3/resize/d8313-3-642516-1.png ]

セブン銀行 ATMソリューション部 次長 酒井 義男 氏
「Web ポータルは『ATM 受取』の“顔” となる重要なシステムです。今回、開発スピードも意識してクラウドに着目。この分野で実績の高いシステムインテグレータとしてアピリオと出会いました。見積りを行ったら、開発期間、コストとともに オンプレミス開発に比べて3 割減の目途が立ったため、彼らと一緒に開発することを決断しました。
このWeb ポータルは提携先企業様にも操作していただくため、使いやすさにはこだわりました。その一方で、暗号化など堅牢なセキュリティの実現や異例取引発生時の対策などをお願いしました。アピリオは、金融機関として私たちが『守るべきこと』と『挑戦できること』の両者のバランスをうまく取って開発をリードしてくれたと思います」
[画像3: https://prtimes.jp/i/8313/3/resize/d8313-3-744308-2.png ]

セブン銀行 ATM ソリューション部 主任調査役 森 健一朗 氏
「提携先企業様や個人のお客様に失礼のないものを作りたいという思いを伝えたら、アピリオはSalesforce Community Cloud ベースの提案をしてくれました。また、彼らは要件定義の初期段階から目に見えて動くプロトタイプで案を示してくれ、様々な要件の追加や変更に対しても、迅速に次の提案が出てくるのでスピーディーに開発を進められました」
[画像4: https://prtimes.jp/i/8313/3/resize/d8313-3-107747-3.png ]

セブン・ペイメントサービス 代表取締役社長 和田 哲士 氏
「契約合意企業数はすでに130 社を超えました。考えてみると、個人へ送金したいというニーズは返金のみにとどまらず、キャッシュバック、チケットの解約、オークションやフリマサイトの売買代金の受け取り、賃金前払い、経費精算などさまざまあり、多くの企業様から『画期的なサービスが誕生した』 と喜びの声が寄せられています」

アピリオについて:
アピリオはウィプログループの一員です。ワーカーエクスペリエンスとカスタマーエクスペリエンスの改善に取り組む顧客企業に、成果志向のコンサルタントが最新のデジタルに関する知見と他に比類のないクラウドエクスペリエンスを提供致します。アピリオはスピーディに結果を出すため、アクショナブルストラテジーと呼ばれる直ぐに着手可能なアクションプランを策定し、エクスペリエンスが重視される新しい時代への適応を支援します。これを可能とする原動力の一つとして、世界最大級のクラウドソーシングコミュニティと数千に及ぶプリビルトのソリューションアクセラレーターがアピリオの活動を支えています。YP、Cardinal Health、Coca-Cola、eBay、Facebook、Home Depot、Sony PlayStation、Moen、IBMをはじめ、世界の一流企業が信頼できるパートナーとしてアピリオを選んでいます。

アピリオのリソースハブ:https://hub.appirio.jp/news
アピリオのウェブサイト:https://appirio.jp

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