『京都・文化遺産アーカイブプロジェクト』を発足 ~京都の世界遺産17社寺・城が連携し高精細映像によるアーカイブ事業を開始~

PR TIMES / 2014年5月15日 14時12分

 明日の京都 文化遺産プラットフォーム(以下:「明日の京都」)、大日本印刷株式会社(以下:DNP)、株式会社毎日放送(以下:MBS)は共同で、世界遺産をはじめとする京都の有形・無形の文化遺産を毀損することなく保存し、次代へ継承していくプロジェクトとして、「京都・文化遺産アーカイブプロジェクト」を発足しました。
 当プロジェクトの中心は、本年、登録20周年を迎えた京都の世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17社寺・城の高精細映像によるアーカイブ事業となります。17社寺・城には当プロジェクトの趣旨・目的に賛同を頂き事業を開始しています。


【プロジェクト発足の背景】
 「明日の京都」は、古都京都の文化遺産を保存・継承するため文化遺産所有者、行政、市民、研究者、企業が協力して景観問題、防災問題、公開・保存の問題等に取組むネットワーク組織として2010年10月に設立しました。特に、京都の世界遺産17社寺・城の所有者が一堂に会する世界遺産「古都京都の文化財ネットワーク会議」を主催し、先に述べた世界遺産が抱える共通の課題について取組んでいます。その中で、フォーラムや研究会、世界遺産所有者による連続講演や子どもの絵画コンクールなどを開催してきました。
 DNPは、国内外の美術館・博物館の所蔵作品の画像アーカイブ事業を展開するとともに、世界の文化遺産のハイビジョン映像素材をテレビ番組やDVDパッケージ、写真集などに活用するクロスメディア事業を推進しています。
 MBSは、京都の有形無形の多くの文化遺産である古寺名刹、国宝、重要文化財などを紹介するだけに止まらず、本物の京都の魅力を掘り下げて、その美しさをハイビジョン映像とオリジナル音楽で紹介する番組を数多く制作してきました。
 今回、「明日の京都」の理念と事業に賛同したDNPとMBSが連携し、歴史都市・京都の貴重な文化遺産を高精細映像として収録・保存を進める中で新たな事業の展開を目指します。世界遺産に登録されている社寺・城の中には、個別にアーカイブ事業を進めているケースもありますが、以下の目的を共有し17社寺・城が共同参画する映像事業としては今回が初めての試みとなります。

【プロジェクトの目的及び主な事業内容】
1)世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録された17の社寺・城の建物外観、庭園、仏像・掛軸・襖絵、そこで執り行われる行事・祭事など、京都が誇る有形・無形の文化遺産を高精細映像で収録し、各所有者との共有資産として保存します。
2)収録・保存された映像を用いて、未来を担う子供たちや国内外の多くの方々が「文化遺産を知り、学ぶ」ことのできる体験施設の開設を予定しています。また、全国の大学や公共図書館におけるネットワークを活用し、文化遺産をテーマとする教育プログラムを推進していきます。
3)京都の歴史・文化をテーマとする映像イベントの開催や、教材・電子書籍などのクロスメディア事業の展開を図ります。その一環として、登録20周年を迎える世界遺産「古都京都の文化財」と連携した記念事業を計画しています。
4)当プロジェクトで得た収益の一部は、「文化財を守り伝える京都府基金」(京都府)、「だいすきっ!京都。寄付金」(京都市)に寄与する事業モデルとなっています。

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