コトバンク、校務DXサービス「KOOM時間割クラウド」を販売開始
PR TIMES / 2024年2月27日 17時45分
コトバンク株式会社(代表取締役:小泉純、本社:東京都渋谷区)は本日より、中学校ならびに高等学校の授業カリキュラムを自動生成する校務DXサービス「KOOM時間割クラウド」の販売を開始いたします。
本システムの活用により、これまで一部の教員に負担が偏っていた時間割作成業務を効率化し、作業時間を150時間(※1)ほど削減できます。また、時間割確定後の運用フェーズにおいても、日課管理業務をデジタル化することでコミュニケーションコストを削減します。2023年6月より開始したβ版トライアルには約35校の私立中高が参加し、削減効果を検証しました。
(※1) 教員数を100名と仮定した際の勤務可能日調査(-50時間=(=100名x30分)、コマ作成及び配置(-100時間)と仮定
[画像1: https://prtimes.jp/i/12581/3/resize/d12581-3-8e9185adaff83382f814-0.png ]
開発背景
教員不足が深刻化する昨今、2023年8月28日に中央教育審議会の特別部会がまとめた提言「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策(※2)」においては教員の業務負荷軽減を目的とした時間割編成の工夫について何度となく言及されています。しかし、時間割編成自体の負荷が高いため、提言を実現することが困難な状況がありました。
時間割作成業務は教員の業務配分を決める重要な要素であるとともに、その作成には多くの時間を要します。複数の教科、正規・非正規含めた複数の教員、学校行事や変則的なカリキュラムなど各学校の独自性が強いため、これまでにも市販のソフトウェア等が存在していたものの、複雑な要求に対応しきれず、限られた教員のみで対応することが通例でした。
(※2)3分類に基づく14の取組の実効性を確保するための 各主体による「対応策の例」
https://www.mext.go.jp/content/230914-mext_zaimu-000031605_3.pdf
<課題の例>
私立有名進学校の場合
■例年、2~3月に200時間ほどかけて作成
■教員100名、36クラス、50施設、15教科の組み合わせをパズルのようにはめていく
教員の声・具体的な課題
■本業でない(生徒と向き合い教育する)のにとにかく時間がかかって大変
■一部教員に負荷が集中し、複雑すぎて引き継ぎができない
■細かなシフト調整、配慮して調整する余裕がない。その結果適切な人員配置や手配にも影響している
[画像2: https://prtimes.jp/i/12581/3/resize/d12581-3-112120f5083bc023be1a-3.png ]
当社は「教育に、最高の道具を」をビジョンとして掲げ、EdTechカンパニーとして、英語教材に対応し、授業に活用できる音読指導アプリ「リピートーク」を運営してきました。その過程で多くの先生方と対話する中で、特に負担感の強い校務である「時間割作成」に対する課題を伺い、この度のサービス開発につながりました。
「KOOM時間割クラウド」でできること
[画像3: https://prtimes.jp/i/12581/3/resize/d12581-3-26a459bd499abfddac2f-2.png ]
公式サイト:https://www.koom-info.cloud/
・クラウドによる協調・分散入力
勤務希望日の把握に、紙やエクセルを利用する必要はありません。専用のフォームから教員1人1人に直接予定を入力してもらうから、驚くほど管理が簡単。施設や教科の入力も同様です。
・クラウドによるコマ配置
たった10分で、数パターンの時間割を作成できます。出力された時間割を比較し、最適なパターンを選ぶことも可能です。コマの配置アルゴリズムでは「山登り法」という局所探索アルゴリズムの応用である「焼きなまし法」と「反復局所探索法」 を使って解を探索しています。
・日課管理のサポート
年に1度の時間割作成だけでなく、日々のスケジュール管理や、試験監督の調整にもご利用いただけます。生成された表は、URLで生徒や教員に簡単に共有できます。
キャンペーン情報
「KOOM時間割クラウド」の販売開始に伴い、国公立中学校・高等学校向けに「年間利用料 無料キャンペーン(2024年3月~6月お申し込み限定)」を実施します。
公式サイト:https://www.koom-info.cloud/
コトバンク株式会社 プロジェクトマネジャー 海老原 貴宏 コメント
校務支援ツールは、多くの学校で導入が進んでいます。しかし、教員の業務最適化にはまだまだ改善の余地が残されています。「KOOM時間割クラウド」は、校務と教務の効率化のための1stステップであり、今後のサービスのさらなる拡張と展開を目指しています。今後の展開に、ぜひご期待ください。
コトバンク株式会社について
コトバンク株式会社は、「教育に、最高の道具を」をビジョンとして掲げ、教育を通じて「人々の可能性を最大化する」ことをミッションに、教育者を支援するためのサービス・システム開発などを行うEdTechカンパニーです。音読指導アプリ「リピートーク」ならびに国際教育の今とこれからがわかるメディア「国際教育ナビ」を運営しています。
事業内容:
・教育機関向けエンタープライズSaaS「RepeaTalk (リピートーク)」の企画・開発・運営
・英語教材選定のためのレビューサイト「国際教育ナビ」の企画・運営 他
会社名:コトバンク株式会社 COTOBANK INC. https://www.cotobank.net/
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-15-12 301
代表取締役:小泉 純
設立年月:2008年8月
資本金:40,050,000円
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