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豆乳の筋力維持効果について<長崎大学との共同研究を日本女性医学学会にて発表>           

PR TIMES / 2015年11月11日 20時20分



 マルサンアイ(株)は同社が製造販売する豆乳の健康機能について、長崎大学原爆後障害医療研究所 幹細胞生物学研究分野 小野悠介助教(医学博士)との共同研究により、豆乳の摂取が女性ホルモン(エストロゲン) の欠乏により引き起こされる骨格筋の萎縮や筋力低下を抑制すること、骨格筋幹細胞の増殖能や筋分化能を改善することを確認した。今回、筋力の維持に効果が見られたことから、豆乳の新たな機能性として、ダイエットに励む若年女性、加齢に伴いエストロゲンが低下する女性の健康維持や女性アスリートのためのトレーニング補助食品として役立つ可能性が示唆された。
 サプリメントやホルモン補充療法ではなく、食品という形で効果が見られたことから、豆乳の新たな健康機能として、関与成分や食品として摂取することによる相乗効果について、今後の研究成果が大いに期待される。なお、同内容は十一月七日の日本女性医学学会第三十回学術大会において発表された。



 マルサンアイ(株)は同社が製造販売する豆乳の健康機能について、長崎大学原爆後障害医療研究所 幹細胞生物学研究分野 小野悠介助教(医学博士)との共同研究により、豆乳の摂取が女性ホルモン(エストロゲン) の欠乏により引き起こされる骨格筋の萎縮や筋力低下を抑制すること、骨格筋幹細胞の増殖能や筋分化能を改善することを確認した。今回、筋力の維持に効果が見られたことから、豆乳の新たな機能性として、ダイエットに励む若年女性、加齢に伴いエストロゲンが低下する女性の健康維持や女性アスリートのためのトレーニング補助食品として役立つ可能性が示唆された。
 ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、運動器の障害のために自立度が低下し、介護が必要となる危険性の高い状態と定義される。高齢化社会を向かえる我が国においては、ロコモ認知度向上が「健康日本21 (第2次)」に盛り込まれ、普及に向けた取り組みが加速している。ロコモの予防には高齢期に不足しがちなたんぱく質や脂質を十分に摂り、多様な食品摂取に留意すること、また、体をよく動かして筋肉や骨を強くすることが重要と考えられている。特に女性においては、加齢に伴いエストロゲンが低下することで骨粗鬆症をはじめとした様々な諸症状が生じ、骨粗鬆症はロコモの原因の一つとされている。さらに近年の研究により、エストロゲンの欠乏は骨格筋の機能維持にも重要な役割を担っていることが確認されている。
 これまでに小野助教の研究グループは、卵巣を摘出したエストロゲン欠乏モデルマウスを用いた試験系において、エストロゲンの欠乏は骨格筋の萎縮や筋力低下を引き起こすこと、エストロゲンの補充によってこれらが抑制されることを報告している。エストロゲンの欠乏は閉経後の女性だけでなく、過度なダイエットによる低体重の若年女性、厳しい食事制限やトレーニングを行う女性アスリートにおいても起こり、女性アスリートにおける無月経によるエストロゲン欠乏は疲労骨折の原因の一つと考えられている。しかし、長期にわたるホルモン補充療法には副作用等の問題があり、代替法が望まれている。このような背景から良質な植物性たんぱく質やエストロゲン様作用のある大豆イソフラボンを豊富に含む豆乳に着目し、エストロゲン欠乏により引き起こされる骨格筋萎縮や筋力低下に対する豆乳の効果について検討した。サプリメントやホルモン補充療法ではなく、食品という形で効果が見られたことから、豆乳の新たな健康機能として、関与成分や食品として摂取することによる相乗効果について、今後の研究成果が大いに期待される。なお、同内容は十一月七日の日本女性医学学会第三十回学術大会において発表された。

[画像: http://prtimes.jp/i/13765/3/resize/d13765-3-277882-2.jpg ]


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