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静岡市・建穂観音堂の仏像をクラウドファンディングで修復!8月6日(日)に修復完成記念の御開帳をします。

PR TIMES / 2017年7月24日 17時9分

静岡市葵区・建穂(たきょう)観音堂には多くの仏像が安置されており、そのうちの1体「木造地蔵菩薩像」の修復のための費用103万円を、2016年にクラウドファンディングで調達しました。建穂観音堂は町内会で管理されており、弊社はそれに協力しクラウドファンディングを実施しました。
仏像修復のためクラウドファンディングはほぼおこなわれておらず、本件は国内2件目の貴重な事例で、地域住民が管理する仏像の修復のためのクラウドファンディングとしては初の試みとなりました。
1年弱の修復期間を経て、2017年7月に修復が完成しました。修復完成を記念して、8月6日(日)にお披露目の御開帳をおこないます。



1.静岡市・建穂寺クラウドファンディング
静岡県静岡市葵区には、かつて「建穂寺(たきょうじ)」という駿河有数の大寺院がありました。しかし、明治初年の廃仏毀釈による混乱と、その後の火災によって廃寺となりました。建物は失われたものの多くの仏像が救出され、それらは現在、町内で管理する観音堂に安置され、大切に保護されています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/20737/3/resize/d20737-3-405632-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/20737/3/resize/d20737-3-480252-2.jpg ]


そのうちの「木造地蔵菩薩像」は頭部と胴の接着がはずれるなど、損傷が激しい状態となっており、修復が必要でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/20737/3/resize/d20737-3-483587-3.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/20737/3/resize/d20737-3-792935-1.jpg ]

しかし、廃寺となっている建穂寺には、一般のお寺のような檀家はなく、そこから得られる収入は一切ありません。そのためクラウドファンディングによって、修復費の調達を試みました。

修復に必要な1,030,000円を目指して、2016年7~8月にクラウドファンディングを実施し、最終的には1,288,000円の調達に成功しました。その後1年弱の修復期間を経て、2017年7月に修復完成、観音堂に再安置しました。
クラウドファンディングのアドレス→ https://camp-fire.jp/projects/view/8706
[画像5: https://prtimes.jp/i/20737/3/resize/d20737-3-869295-4.jpg ]


2.修復完成記念の御開帳
地蔵菩薩像の修復完成を記念して御開帳いたします。観音堂の本尊の御開帳に合わせた日程で、下記のとおりです。

修復完成記念 地蔵菩薩像および本尊・千手観音菩薩像の御開帳
〇日にち:2017年8月6日(日)
〇法要:9:00~
〇参拝時間:法要終了後~16:00頃
〇記念講演:13:00~ 牧野隆夫(吉備文化財修復所)、宮本晶朗(株式会社文化財マネージメント)
      14:00~ 黒澤脩(郷土史)
      ※講演は観音堂に隣接する公民館でおこないます。
〇住所:建穂観音堂 静岡県静岡市葵区建穂2-12-6
〇交通案内:JR静岡駅から藁科線バス20分、「服織小学校入口」下車徒歩8分
〇そのほか:観音堂に隣接する公民館で、建穂寺に関係する資料を特別展示します。

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