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オキナワモズクとフコイダンの新たな研究報告!

PR TIMES / 2019年1月21日 19時40分

~機能性ディスペプシアとフコキサンチン~

「第3回オキナワモズク・フコイダン研究会」を、2019年1月25日(金)13時から沖縄県市町村自治会館(那覇市旭町)にて開催いたしますので、お知らせいたします。



■沖縄特有だからこその“強み”

オキナワモズクは、南西諸島固有の食用海藻です。1970年代に栽培技術が開発され、世界で唯一、沖縄県のみで商業的な生産が行われています。オキナワモズクはゲノム解析が終了し、褐藻類のモデル生物としての活用が期待されています。また、オキナワモズクに含まれるフコイダンは、ヘリコバクター・ピロリ菌定着阻害作用、HTLV-1プロウイルス量減少、整腸作用、機能性ディスペプシアの予防・改善などの多くの機能性が報告されています。これらの研究成果は、沖縄のモズク産業に大きく貢献できます。

■フコイダン研究の新しい可能性を開拓した研究者

オキナワモズク由来の機能性成分(フコイダンとフコキサンチン)の新しい研究を切り開いた研究者を、今回の基調講演としてお招きしました。

東都医療大学管理栄養学部・研究センターの鈴木先生は世界で初めてフコイダンの胃に対する機能をヒト試験で明らかにしました。オキナワモズクフコイダンは胃の排出機能を促進して胃痛の症状を和らげます。この作用はオキナワモズク特有のもので、本研究をきっかけに消化管に対するさまざまな研究が行われています。

関西学院大学の橋本先生はオキナワモズクに含まれるフコキサンチンおよびフコキサンチン結合タンパク質を単離して、光合成の研究に活用しています。フコキサンチンに光をあてることによって特異な光励起状態を起こすことを発見し、光合成の光エネルギー変換効率を高める研究を行っています。この研究は、人工光合成の研究に応用されています。

■新たな研究報告が続々と!

第3回を数える本研究会では、オキナワモズク由来フコイダンのマクロファージの活性化やがん生存者のNK細胞活性化など免疫機能を中心とした機能性研究、そして新たに研究が進められているゲノム解析や標準物質を目的としたフコイダンの精製技術などの研究成果を報告します。

[画像: https://prtimes.jp/i/22666/3/resize/d22666-3-298584-0.png ]


【オキナワモズク・フコイダン研究会とは?】
日本で唯一、オキナワモズクとフコイダンに特化した学術集会です。
 オキナワモズクは沖縄の主要水産物です。オキナワモズクとフコイダンに関わる生物学者、化学者、そして臨床医が一同に会して、沖縄のモズク産業の科学的な発展に寄与することを目的として、平成28年11月に発足いたしました。


<リリース資料>
https://prtimes.jp/a/?f=d22666-20190121-7664.pdf

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