四国がサイクリングでひとつになる!「サイクリングアイランド四国」『四国一周1000キロルート』を発表
PR TIMES / 2017年3月14日 17時19分
PR大使に、女優・エッセイストの一青妙(ひととたえ)さんが就任
愛媛県は、本日3月14日(火)、サイクリングを活用した地域振興策として、四国一周1000キロをまわるサイクリングルート「四国一周1000キロルート」を発表しました。今回の四国一周1000キロルートは基本ルートで、今後、初級/中級/上級者向けにコースが枝分かれしたり、香川県/徳島県/高知県が独自のコースを設定したり、四国のサイクリングがより魅力的に発展していくための、ベースとなるサイクリングコースです。
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本日、愛媛県庁で開催した記者発表会には、中村時広(なかむら ときひろ)愛媛県知事が登場し、「四国一周ルートの発表を、次のステージへのキックオフとして、四国のサイクリングを更に定着させていきたい。」と、その意気込みを語りました。その後、四国一周サイクリングPR大使として、女優・エッセイストの一青妙(ひとと たえ)さんが登場し、中村知事より任命の証として、委嘱状と「サイクリングアイランド四国」のサイクルベストを受け取りました。
発表会後は、県庁正面にて「四国一周サイクリング ぐるっとPRツアー出発式」を実施。ツアー隊には、事前招待した在京の雑誌記者や、今回のルート監修者であり、サイクリングアイランド四国プロジェクトパートナーである門田基志(かどた もとし)さん、一青妙さんなどが参加し、3月17日(金)までの4日間、ルートの見どころを巡ります。また、ツアー中、香川県、徳島県、高知県の各県庁を表敬訪問することで、「四国がサイクリングでひとつになる」ことを情報発信していきます。
今後は、本ルートを国内外に情報発信することで、四国のサイクリングの認知度を高め、交流人口の拡大を図ると共に、来訪者の増加による地域振興を目指します。特に、台湾では、台湾一周サイクリングが人気を集めていることから、四国を舞台としたインバウンド観光の振興も目指していきます。
※ルートの詳細は、公式ホームページをご参照ください。
http://cycling-island-shikoku.com/
四国一周1,000キロルートの魅力
1. 自転車王国「台湾」と同じぐるり1周が1000キロ!四国ロマン溢れるサイクリングアイランド!
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「環島(ホァンダオ)」で国内外でムーブメントになっている自転車王国「台湾」。実は日本でも、1周1000キロの旅を味わえる島があります。それは、「四国」。本州と3つの橋でつながっているこの島「四国」は、自然資産と四国独自のバラエティ溢れるローカルの魅力がたっぷり詰まった、まさにサイクリングアイランド!
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2. 四国4県のバラエティ豊かな景色/気候/文化を体感!
各県から見える海(瀬戸内海/太平洋/宇和海)や西日本一の標高をもつ石鎚山をはじめとする山々は、各々四国独自の魅力があり、四国1,000キロルートを楽しみながらサイクリングが出来ます!また気候や文化も各地で異なり、五感で楽しめるルートとなっています。
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3. 自転車旅で出会う人々との“おもてなしのココロ”を実感!
地を訪れたときに出会う人々やその場での心通うコミュニケーションもサイクリングの楽しみの一つです。四国は、1200年の歴史があるお遍路のおせったい文化やおもてなしの精神が根付いています。またルートのエリアによって各県人の気質もさまざま。そんな四国ローカルの人たちとの“ココロの交流”を実感することができるのも四国旅の醍醐味です。
四国一周1,000キロルートの見所(楽しみ方)
1. 瀬戸内と太平洋で、ガラッと変わる海の表情
四国を一周すると、長い間、片側に海を眺めることになりますが、その表情の変化が格別です。瀬戸内海側では、多島美や壮観な渡海橋が見られる一方で、太平洋側では、見渡す限りの水平線やそこから上る朝日、沈む夕日を堪能することができます。このダイナミックな眺望の変化も“四国一周”ならではです。
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2. 海産物・農産物など豊富な食材や様々な郷土料理
西日本最高峰の石鎚山に代表される四国山地を中心に、色とりどりの海の幸・山の幸に恵まれているのも“四国一周”ならではです。瀬戸内の小魚からハマチ・タイ・カツオ、多種多様な柑橘類、うどんにそばにラーメンにと、あきることはありません。
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3. ペダルをこぐにつれ変わる方言と文化を楽しむ
四国は、近畿・中国・九州に囲まれているため、それぞれからの影響が入り混じっています。自転車で各地に立ち寄りながら一周してみると、その変化を体験できます。また四国には、お遍路文化に根差した“おもてなし”の地域文化がありますので、他では味わいにくい人との触れ合いや出会いが期待できます。
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4. 日照時間が長く温暖だから、1年を通して走りやすい!
四国は、北側が瀬戸内海式気候、南側が太平洋側気候になっています。そのため、他地域と比べてとても日照時間が長く、温暖な気候です。四国山地は高度が高く、冬は雪も降りますが、沿岸部はとても穏やかです。
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四国一周1,000キロルートのルートマップ
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※ルートの詳細は、http://cycling-island-shikoku.com/
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コーススペック
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四国一周1,000キロルートの監修
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門田 基志(かどた もとし)
・サイクリングアイランド四国プロジェクトパートナー
・サイクリングアイランド四国 四国一周1000キロルート監修
・プロサイクリスト
(プロフィール)
昭和51年、愛媛県今治市生まれ。今治明徳短期大学卒。世界最大の自転車メーカー、ジャイアント所属のプロサイクリスト。日本代表選手として海外での国際大会をはじめ国内外のレースに参戦する一方、サイクリング振興や国際交流にも力を入れている。数々のインバウンド向けのツアーや、石鎚山ヒルクライム、サイクリングしまなみなど、多彩な自転車イベントを提案・監修し、安全教室の講師やアドバイザーも務めるなど、自転車文化の発展に奔走している。
四国一周サイクリングPR大使
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一青 妙(ひとと たえ)
四国一周サイクリングPR大使 女優/エッセイスト/歯科医師
(プロフィール)
台湾人の父と日本人の母との間に生まれる。著書多数。台南市親善大使も務める。サイクリング愛好家で、台湾一周の900キロ「環島(ホァンダオ)」を昨年11月に完走したばかり。2012年にはしまなみ海道も走っている。
今年2月には原作の「ママ、ごはんまだ」が日台合作で映画化され、出演もしている。本年度中に「環島(台湾一周)」に関する本を出版する。
四国一周サイクリング ぐるっとPRツアー
門田基志さん、一青妙さんをはじめ、招聘した在京のサイクリングメディアや一般メディアの担当者など総勢30名からなるツアー隊が、県庁職員らに見送られて出発します。「四国一周サイクリング ぐるっとPRツアー」は、3月14日(火)~3月17日(金)の4日間をかけて、四国一周1000キロルートを巡りながら、香川県/徳島県/高知県の順に、四国の各県庁を訪問します。「四国がサイクリングでひとつになる」という機運を醸成するとともに、ツアーに同行する在京メディアや、四国各県の地元メディアからの情報発信を通じて、四国一周サイクリングの認知向上を図ります。
(走行スケジュール)
3月14日(火) 愛媛県庁~糸山公園~五色台~高松市内
3月15日(水) 香川県庁~鳴門スカイライン~徳島県庁~高知市内
3月16日(木) 高知県庁~西土佐~足摺岬
3月17日(金) 長浜(夕やけこやけライン)~内子~愛媛県庁又は道後温泉
※各日程の予定・訪問地は変更となる場合があります。
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サイクリングアイランド四国
■サイクリングアイランド四国と四国一周サイクリングについて
「サイクリングアイランド四国」とは、美しい自然景観や、四国遍路で育まれたおもてなしの文化など、サイクリングに適した地域資源を活かし、四国全体でその魅力を広く発信することで、サイクリストを中心に国内外から誘客を図り、交流人口の拡大や観光振興につなげようとするものであり、今回の「四国一周サイクリング」はその実現に向けた重要な取組みのひとつです。四国一周1000キロルートは、愛媛県がサイクリングアイランド四国プロジェクトパートナーの門田基志さん監修のもと、実走調査等のルート検証を踏まえて、安全性やサイクリスト目線に配慮したルートとなっています。
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■サイクリングアイランド四国への事業協力
株式会社ジャイアントから、宿泊施設などサイクリスト受入施設へ自転車の空気入れ(総数100台)の無償提供をいただきました。
四国一周サイクリングは「愛媛発着」が便利
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1 松山空港をサイクリングの拠点とするサービス
(1)サイクルステーションの設置
松山空港ターミナルビル1階東端の観光バス乗り場前に、空輸した自転車を組み立てられるようサイクルスタンド2基と空気入れが常備されたサイクルステーションを設置されている。また、同ビル内の案内所で整備工具を借りられる。
(2)更衣室の設置
ターミナルビル1階に、お遍路さんと供用で更衣室があり、男女各部屋に畳2枚が敷かれ、壁には縦約2メートル、横約90センチの姿見が設置されている。
(3)自転車用段ボールの預り
自転車の梱包用段ボールや輪行袋を、帰りの出発まで一時預かりするサービスを行っている。
〇受付・引受時間 8:10~21:00
〇預り期間 預り日を含めて7日以内
〇問い合わせ先 松山空港インフォメーション TEL 089-972-5600
2 愛媛マルゴト自転車道の推進
(1)愛媛マルゴト自転車道構想
サイクリングパラダイス愛媛を目指して、「愛媛マルゴト自転車道構想」を推進しており、県と市町が連携して、サイクリストの聖地「しまなみ海道」をはじめとするサイクリング26コースを設定し、ブルーライン、コース案内板、マナー喚起看板等を整備して、安全で快適なサイクリング環境の整備を行っている。
(2)愛媛マルゴト自転車道サイクリングマップの作製
26コース中、19コースのサイクリングマップを作製・配布している。
3 サイクルオアシスの整備
サイクリストのために、空気入れ、水、トイレ、ベンチ(休憩設備)及び情報を無償提供し、地域と交流できる施設を県内260か所に整備している。
4 サイクルレスキュー体制
しまなみ地域では、自転車のパンクや故障などのトラブルに対応するための体制が構築されている。また、松山市をはじめ自転車店による出張修理が受けられる地区がある。
○しまなみ島走レスキュー
○しまなみサイクルセーバー
5 マルゴト自転車道サービスサイトによる情報発信
26のサイクリングコース(中・上級者向け11コース、ファミリー向け15コース)を地図や動画等で紹介するほか、おすすめスポットやコメント、写真などを自由に投稿できる参加型の情報サービスにより、県内でサイクリングを楽しむサイクリスト向けの情報提供を行っている。
6 手ぶらでサイクリング
しまなみ地域では、ホテル宿泊者のチェックアウト後の手荷物を当日配送する「しまなみ海道手ぶらサイクリング」サービスが実施されている。(愛媛県今治市内と広島県尾道市内の提携先ホテル間)
http://www.sagawa-exp.co.jp/stc/
松山空港、松山観光港、JR松山駅でも、手ぶら観光サービスが実施されている。
・松山空港:http://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2016/0812_1136.html
・松山観光港:http://setonaikaikisen.co.jp/information/archives/97
・JR松山駅:http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/osirase/tenimotutakuhai.pdf
7 サイクリストのための二次交通
サイクリストの利便性向上のため、県内では、自転車を解体して輪行袋に入れることなく、そのまま持ち込んで乗車することができる列車やバスが運行されている。
・サイクルトレイン
<伊予鉄道と連携>
自転車を電車に直接持ち込むことができるサイクルトレインを運行
○伊予鉄道サイクルトレイン(郊外電車)
<JR四国と連携>
○サイクルトレインしまなみ号(JR予讃線 松山駅~今治駅)
○JR予土線(宇和島駅~窪川駅(高知県))のサイクル混乗試験
○JR予讃線特急「宇和海」サイクルルーム(JR予讃線 松山駅~宇和島駅)
※利用に関しての詳細・注意事項等はJR四国のホームページ等をご覧下さい
・サイクルバス
○JR四国バス:なんごくエクスプレス号(松山~高知。輪行)、久万高原線で運行
○伊予鉄道:松山~三崎特急線、面河線で運行
○おのみちバス:今治市~尾道市間で運行
・サイクルタクシー
伊予鉄タクシー(松山)をはじめ、トランクにサイクルキャリーを装着して自転車の運搬を行うタクシー事業者がある。
サイクリスト向け二次交通:https://ehime-cycling.jp/Sites/sec-traffic.html
8 サイクリスト等に向けた情報発信
○ノッてる!えひめ
自転車に関するポータルサイト http://www.notteru-ehime.jp/
〇ぷらのり!えひめ
初心者や女性向けの情報発信サイト http://www.puranori-ehime.jp/
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