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【シニア雇用を創出】着物・浴衣の常識を打ち壊す NEO KIMONO ブランド「VEDUTA」を2018年5月18日に販売開始

PR TIMES / 2018年5月18日 10時1分

佐渡島生まれのデザイナー「渡邉仁」氏と、越境ECサイト「BECOS(ベコス)」を運営する「株式会社KAZAANA」とのコラボレーションから生まれたメンズ着物・浴衣ブランド「VEDUTA」

株式会社KAZAANA(本社:東京都中央区、代表取締役社長:樫村健太郎)は、ハンドメイド、メイドインジャパンにこだわった商品のみを厳選してお届けする越境ECサイト「BECOS」( https://www.thebecos.com/ )において、これまでなかった日常使いできるメンズ着物・浴衣ブランド「VEDUTA」の発売を開始いたしました。「VEDUTA」は「BECOS」だけのオリジナル限定商品です。



■VEDUTA について
 VEDUTA(ベデュータ)は、2018年にデザイナー「渡邉仁」氏が立ち上げ、名古屋(〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-19-26 3F)にSHOPをかまえる、メンズ着物・浴衣ブランドです。VEDUTA はイタリア語で「景色」という意味で、このブランド名には「世界中の人々が、当たり前のように日本の着物を着ている景色を作りたい」という、デザイナー渡邉仁氏の想いが込められています。

[画像1: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-262634-6.jpg ]


■日本における着物産業の現状
[画像2: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-611252-4.jpg ]


 着物業界の衰退は、1970年代後半において、西洋のライフスタイルが一般家庭に普及するとともに急速に進みました。1980年には1兆8,000億円あった着物小売市場規模は、左図の通り2017年には2,880億円にまで縮小し、製造元、小売り業者の倒産、廃業が相次いでいます。


■なぜ日本の着物が衰退したか?
 急速に着物需要が減少する中、着物業界は販売数量の下落分を晴れ着や付加価値の高い製品によってカバーするため、高単価商品に偏って開発し、製品単価を上げる戦略を取りました。そのため、日常生活で着用する街着としてのカジュ アルな着物が姿を消し、市場にはフォーマルな着物(晴れ着)ばかりが増えていきました。また、小売業者は、高価格の製品を販売するため、「一生もの」「年間通じて着られる」 とセールストークを行いましたが、このセールストークにより、着物の流行を否定し、 本来着物の持っていた豊かな季節感の表現を否定することにもなりました。その結果、売場に並ぶ柄は無難な古典柄が増え、自由でスタイリッシュな表現の着物が減っていき、着物売り場自体の魅力が低下し、更に悪循環の道を突き進みました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-112621-12.jpg ]

■着物は「高い」「ダサい」「面倒」「着方が分からない」という常識
 年間を通じて着ることができる高単価の晴れ着ばかりを業界が追い求めた結果、普段着のはずであった着物は消費者にとって「高い」「ダサい」「面倒」「着方が分からない」という、日常使いからは程遠い、負のスパイラルに陥りました。VEDUTA はそのような着物業界の常識を打ち壊す、NEO KIMONO(ネオ キモノ)というジャンルを切り開いていきます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-997243-7.jpg ]

■「VEDUTA」のコンセプト
1.リーズナブル
 着物(浴衣)と帯のセットで「63,000円(税別)」から商品を取りそろえています。さらに、従来は着物を着るために面倒な準備(肌襦袢、長襦袢、ステテコ、足袋、履物、腰帯など)が必要で、全身をコーディネートすると数十万のお金が必要でしたが、VEDUTA の着物は普段お使いのVネックシャツ、スニーカーや革靴と合わせることができるようデザインされており、余計なものを購入する必要がありません。

2.デザイン
 VEDUTA はデザイナー渡邉仁氏が世界中の景色や、パリ・ミラノ・ニューヨークなどのコレクションからインスピレーションを受けた、これまでの着物にはない斬新なデザインとなっています。また、帯を巻いて着れば品格のある装いに、帯を巻かずに普段着の上から羽織やコートのように着ればカジュアルな装いになったりと、コーディネートの幅を広げています。

3.着やすさ
 VEDUTA の着物は、一人でも簡単に着ることができ、内紐やボタンが隠されているため動いても着崩れしません。また、胸元がだらしなくならないよう生地の織り方や製法を工夫しております。さらに、帯の締め方を知らなくても気軽に着れるよう、縄帯タイプの帯を採用しています。

従来の着物の常識を打ち壊し、普段使いできる「NEO KIMONO」を作り上げました。NEO には、「着物をカジュアルウェアという本来の姿に復活(NEO)させたい」という想いを込めています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-341886-8.jpg ]

■VEDUTA 設立の理由
 デザイナーの渡邉仁氏は、元々、洋服(西洋の服)に興味があり、スーツの本場であるイタリアのミラノに渡りました。その際に、予約の取れない着付け教室、日本の鎧兜の展示会に行列を作る現地の人々の姿など、日本文化に触れる外国人の姿を見て、自分は日本人であるということを強烈に意識し、「日本文化を知らず、流行に乗り、洋服を着ている自分が恥ずかしくなった」と言います。そして帰国後、ミラノでの経験からファッションに対する考え方も変化し、日本人の体形・気候・文化に根付き数千年の歴史を経て進化してきた和服を、もう一度復活させたいと考えるようになりました。
 そのような中で、日本の文化・ものづくりにこだわった商品を厳選して販売する越境ECサイト「BECOS」を運営する(株)KAZAANAの代表者である樫村と再会し、お互いの想いを確認しました。そして「洋服が日本を、世界を席巻しているように、和服(着物)が世界を席巻する日も作れるのではないか。世界中の人々に和服(着物)を届けよう」という想いで一致団結し、オリジナルブランドの設立・販売へと至りました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-464365-9.jpg ]

■製造元の復活
 生地の裁断、縫製、仕上げに関しては、東海文化専門学校(静岡県磐田市中泉1694)に所属している職人、講師の方々の手により行われています。出会った当初は「着物の需要が減少し、和裁専攻をなくなく閉鎖せざるを得なかった。」と肩を落としていらっしゃいましたが、「私たちも和装を盛り上げたい。」と VEDUTA の想いに共感して頂き、現在は全てのラインナップの製造で協力しており、製造現場に活気と笑顔が戻りました。
 現在、着物の製造元においては高齢化が進み、業界の衰退とともに活気が失われつつあります。ただ、アクティブシニアという言葉が昨今注目されているように「まだまだ活躍したい」「まだまだ働きたい」という高齢者の方も少なくありません。そこでVEDUTA では、働く意欲のあるシニア世代の作り手達の活躍できる場所を継続して提供していきます。

[画像7: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-748992-14.jpg ]

■商品展開
 今回、16種類の着物(浴衣)をオンラインストアで販売開始しました。まずは、和服・着物(浴衣)に対する偏見をなくし、顧客層の間口を大きく広げることを目的に「リーズナブル」「デザイン」「着やすさ」にこだわったラインナップとしております。今後もシーズン毎に新作を発表していく予定です。

<価格>
着物&帯のセットで「63,000円(税別)~」

<サイズ>
身長に合わせて各6種類を取り揃えております。
(身長190cm以上、体重100kg以上の方には特注で製作可能です)

<仕様>
財布や携帯を入れる内ポケット、また、着崩れしないよう内紐やボタンが付いています。

[画像8: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-465424-10.jpg ]

■異業種とのコラボ
 オンライン上での販売開始に先立ち、2018年04月30日、名古屋で人気の複合型スペインバル「La Boca Centro(愛知県名古屋市中村区名駅4-4-25)」にて行われた「BOCACEN SPAIN FES 2018 IN STEREO BUS TOUR CHUS & CEBALLOS Supported by OTO MUSIC and .WAV」にて、マドンナを筆頭に世界的有名アーティストの公式リミックスなどを多く手がけるスペインを代表する DJ/PRODUCER「CHUS & CEBALLOS」がステージ用の衣装として VEDUTA の着物を採用し、イベントも大いに盛り上がりました。
 また、海外にお店を構える和食店とのコラボレーションも進めております。国内事例の第一弾として、こだわりの創作つくねと鶏だし料理を提供する大阪アメ村の人気店「いかわ村(大阪府大阪市中央区西心斎橋2-10-15)」のスタッフ用の制服として採用されました。このように VEDUTA は、アーティスト、イベント、飲食店など異業種のサービスとコラボレーションしながら、着物文化を世界に発信していきます。日本人だけではなく、世界中の男達に着物を届けていきます。
[画像9: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-905045-11.jpg ]

■販売
 「今年の夏(5月~9月)の販売目標は300着、1,800万円としています。オンライン上におけるVEDUTAの販売は「BECOS」のVEDUTAのオンラインショップ限定のお取り扱いになります。

[画像10: https://prtimes.jp/i/31381/3/resize/d31381-3-132419-13.jpg ]

■VEDUTA の詳細
オンラインストア https://www.thebecos.com/ja/brand/veduta.html
ブランドページ  http://veduta.jp/
アクセス     愛知県名古屋市中区錦3-19-26 3F(完全予約制)

■パートナー
縫製    東海文化専門学校 
モデル   Takuma
カメラマン BoMBeR

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