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オペラとミュージカルのいいとこ取り“オペレッタ” 東京二期会が名作『天国と地獄』を12年ぶりに上演!日本語上演&有名なメロディでオペラ初心者にもぴったり

PR TIMES / 2019年7月4日 14時40分

2019年11月21日(木)~24日(日) 日生劇場にて上演2019年7月6日(土) チケット発売

 公益財団法人東京二期会は、フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックの生誕200周年を記念して、彼の最高傑作と言われるオペレッタ『天国と地獄』を上演いたします。
 指揮には世界的に活躍する大植英次、演出には文学座のベテラン鵜山仁を迎え、神話性・パロディ性・風刺に満ちた喜歌劇『天国と地獄』が現代風に蘇ります。
 2019年11月21日(木)~24日(日) の上演に向けて、2019年7月6日(土)より チケットを発売いたします。
 東京二期会での『天国と地獄』の上演は2007年以来12年ぶりです。



[画像1: https://prtimes.jp/i/43876/3/resize/d43876-3-313608-0.jpg ]


 「オペレッタ」は、「小さいオペラ」を意味します。「オペラ」がほぼ全体にわたって音楽中心の展開であるのに対して、「オペレッタ」はセリフも多用され、演劇的な要素がより大きいのが特徴です。内容もコミカルなものが多く、「ミュージカル」の元祖と言われています。
 オペレッタをより身近に楽しんでいただけるものにするため、今回は歌詞もセリフも全て日本語で上演します。さらに歌唱部分では字幕も併用してより作品の世界に入り込めるような仕掛けにいたしました。
 『天国と地獄』は鑑賞したことがなくても、<序曲>のカンカンのメロディは、運動会のBGM等で誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。オペラ初心者の方や、ミュージカル派の方でも楽しめる作品になっています。


『天国と地獄』あらすじ

 バイオリン教師オルフェと妻のユリディスは倦怠期の夫婦。オルフェはユリディスの不倫相手で羊飼いのアリステ(実は地獄の王プルート)をやっつけようと罠を仕掛けるが、事もあろうに毒蛇に咬まれて死んだのは妻ユリディス。予想外の結果に喜んでしまうオルフェ。しかし、実はこれも、すべてアリステ(プルート)の仕業によるもの。アリステは愛するユリディスを手に入れるためにわざと彼女を死なせ、地獄へ連れて行こうとしたのだ。一方、それを見ていた「世論」はオルフェに対し、妻を取り戻すべきだと主張する。オルフェはしぶしぶ「世論」といっしょに神々の世界へと赴き、天国にいる神々の王ジュピターの前で、嫌々ながら妻を返してほしいと頼む。そこで、ようやく事の次第が地獄の王プルート(実はアリステ)の仕業と知った一行は、今度は皆で地獄へ行くことにする。
 地獄で退屈しているユリディス。プルートが、神々の王ジュピターに彼女を取られないよう、一室に鍵を掛けて閉じこめていたのだ。ジュピターは大の女好き。実は、彼もユリディスをひそかにものにしようと企んでいたのだった。
 そこへ現れたジュピター。彼はハエに姿を変えて、退屈するユリディスの部屋に忍びこむ…。そこへオルフェも到着…。ハエに姿を変えてユリディスを誘惑するジュピターに怒るプルート。天国と地獄の面々入り乱れての乱痴気騒ぎ。さて、どうなることやら…。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43876/3/resize/d43876-3-873153-4.png ]




プロフィール Profile



[画像3: https://prtimes.jp/i/43876/3/resize/d43876-3-459450-2.jpg ]


指揮 大植 英次 Eiji Oue

 大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー名誉指揮者。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1978年、小澤征爾の招きによりアメリカ・タングルウッド・ミュージック・センターに学び、同年ニューイングランド音楽院指揮科に入学。タングルウッド音楽祭でレナード・バーンスタインと出会い、以後世界各地の公演に同行、助手を務めた。
 これまでにバッファロー・フィル準指揮者、エリー・フィル音楽監督、ミネソタ管音楽監督、ハノーファー北ドイツ放送フィル首席指揮者、バルセロナ響音楽監督、大阪フィル音楽監督を務め、2000年よりハノーファー音楽大学の終身正教授も務めている。2005年『トリスタンとイゾルテ』で日本人指揮者として初めてバイロイト音楽祭で指揮し、世界の注目を集めた。14年には東京フィルハーモニー交響楽団のワールドツアーを指揮し各国で絶賛された。
 東京二期会では13年『こうもり』を指揮しており、続く登場となる。
 09年ニーダーザクセン州功労勲章・一等功労十字章受章。

[画像4: https://prtimes.jp/i/43876/3/resize/d43876-3-648972-3.png ]


演出 鵜山 仁 Hitoshi Uyama

 演出家、文学座演出部所属。1953年、奈良県生まれ。慶応義塾大学フランス文学科卒業。舞台芸術学院をへて文学座附属研究所入所。82年に座員となり『プラハ一九七五』などを手がける。89年、『雪やこんこん』他で芸術選奨文部大臣新人賞、2004年、『兄おとうと』他で読売演劇大賞の大賞・最優秀演出家賞、10年と16年にも読売演劇大賞・最優秀演出家賞、10年には第60回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。07年から10年にかけて新国立劇場演劇部門第4代芸術監督を務める。近年の舞台に『マンザナわが町』『女中たち』『Taking Sides』など。東京二期会では06年『ラ・ボエーム』、08年『ナクソス島のアリアドネ』以来3度目の演出となる。

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