"小売業ブランドパワー"の実態がわかる!ニールセン、2019年版「ニールセンショッパートレンド調査」を発表
PR TIMES / 2019年6月14日 12時40分
ニールセンは、このほど、2019年版「ショッパートレンド調査」の販売を開始しました。「ニールセンショッパートレンド調査」は、現在世界60ヶ国以上の国々で毎年調査しており、グローバルに展開するニールセンが独自開発したブランドエクィティモデルWinning Brands(TM)(ウィニング・ブランズ)モデルを、各国の小売チェーン評価に応用し、小売チェーンの売上と相関の高いショッパーの各チェーン評価を、ストア・エクイティ・インデックスとして数値化することを可能にしています。
この2019年版「ニールセンショッパートレンド調査」によると、GMS/スーパーマーケットの中では、全地域でイオンがブランド評価(ストア・エクイティ・インデックス、SEI)で一位を獲得していることがわかりました。しかし、どの地域にもイオンを脅かす強力な小売業ブランドが存在し、さらに顧客定着率で見ると、それぞれの地方のスーパーに一躍の長があることも判明しました。特にアークス、ヨークベニマル、オーケーストア、原信、マルナカ、マルキュウ、サンエーなどは、イオンの顧客定着率69%を上回っています。
個別の評価項目に目を移すと、イオンやイトーヨーカ堂などは、買物の楽しさの評価が高い一方、生鮮や惣菜の質やおトクさに関しての評価が比較的低く、西友はお得さ、生協は生鮮品、惣菜の質の高さを評価されているということも判明しました。
コンビニエンスストアでは、セブンイレブンのブランド評価(SEI)は、ローソン、ファミリーマートを、その店舗数や売上の差など以上に大きく引き離しており、セブンイレブンは、取り扱う食品の質、価格に見合う品質などのショッパーが重視するコンビニエンスストアの重要項目において、他のチェーンを寄せ付けない強さを持っていることが明確になりました。
ドラッグストアでは、ショッパーから突出した評価を得ているチェーンはないものの売上高では3位であるマツモトキヨシのブランド評価(SEI)が最も高いことがわかりました。
「ニールセンショッパートレンド調査」は、小売チェーンの集客力・ロイヤリティ、販売強化につながる施策立案のための基礎として、小売企業のみならず、小売企業との関係を構築するメーカーや卸売企業にとって欠かせない指標を提供することを目的としており、1年前のパイロット調査を経て、本年より日本でも同調査を実施、調査レポートの販売を開始致します。
「ニールセンショッパートレンド調査」の特長
● ブランド力の比較:小売チェーンのブランド力をストア・エクイティ・インデックス(SEI)という一つの指標でとらえ、競合するチェーンと比較できます。
● ブランド力を高める効果的な項目明示:SEIを上昇させるために必要な項目を重要度順に、ショッパーの評価を分析。 小売チェーンのブランド力を高め、競合店に勝つための具体的方針を小売企業内で検討、また小売企業を帳合に持つメーカー・卸売企業から有効な提案をすることが出来ます。
● 地域ごとに異なる競争チェーンの捕捉(主にスーパー/ドラッグストア):地域ごとに存在するチェーンを提示、調査規模も大きく設定しています。
調査概要
対象地域:47都道府県
対象サンプル数:5,253サンプル
調査対象者:18歳から65歳の食品日用品を購入するかその意思決定に関わる人
調査手法:インターネット調査(定量)
実査期間:2018年11月27日から12月13日
調査サンプル構成
[画像1: https://prtimes.jp/i/44848/3/resize/d44848-3-723760-3.png ]
調査報告書の構成
[画像2: https://prtimes.jp/i/44848/3/resize/d44848-3-640429-4.png ]
報告書:画像PPTもしくはPDFファイル形式の基本スナップショットレポート*(小売チェーンの評価について地方別分析を含むスーパー編のみ選択した場合140頁、+コンビニ編35頁、+ドラッグ編+地方分析編含み70頁相当)でご提供。*プレゼンテーション形式等その他ご希望の際はお問い合わせ下さい。
調査対象チェーン (各業態別50音順)
スーパー・大型/総合スーパーマーケット 計40チェーン
アピタ・ピアゴ(※)、イオン、イズミヤ、イトーヨーカドー、いなげや、オークワ、オーケー、カスミ、紀ノ国屋、サミット、サンエー、サンリブ、山陽マルナカ、三和、成城石井、西友、ダイエー、東急ストア、原信・ナルス(※)、ハローズ、バロー、阪急オアシス、フジ、ベイシア、ベルク、平和堂、まいばすけっと、マックスバリュ、マルエツ、丸久・マルキョウ・マルミヤストア(※)、マルナカ、万代、ヤオコー、ゆめタウン・ゆめマート(※)、ヨークベニマル、ヨークマート、ラ・ムー・ディオ・ディオマート(※)ライフ、ラルズ・アークス (※) + コープ (生協グループ店舗) ※同グループ内複数チェーンをまとめて聴取
コンビニエンスストア 計5チェーン
セイコーマート、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン
ドラッグストア 計24チェーン
アインズ&トルペ、ウェルシア、クスリのアオキ、カワチ薬品、キリン堂、クリエイトエス・ディー、ゲンキー、ディスカウントドラッグコスモス、コクミン、ココカラファイン、ザグザグ、サツドラ、サンドラッグ、スギ薬局、ドラッグセイムス、ドラッグストアセキ、ダイコクドラッグ、ツルハドラッグ、トモズ、マツモトキヨシ、ドラッグストアモリ、薬王堂、ドラッグユタカ、Vドラッグ
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ニールセンについて
Nielsen Holdings plc(NYSE: NLSN)は世界最大級のマーケティング調査&データ分析の会社として、世界規模の消費者と市場における最も完全で信頼された見解を提供しています。私たちのアプローチは独自のニールセンデータと他のデータソースを結び付けることで、今何が起こり、今後何が起こるのか、そしてこの知識に基づいてどの様に行動するのがベストなのかを世界中の顧客が見つけるお手伝いをします。ニールセンはメディア、広告、小売りそして日用消費財産業が直面する最も重要な問いに答えるための新しい方法を開発し続けながら、90年以上に渡り科学的な正確性と革新性に基づくデータと分析を提供してきました。S&P 500企業として、世界人口の90%を網羅する100ヵ国以上に拠点を有しています。詳細は当社ウェブサイトをご覧ください:www.nielsen.com.
※同リリースのウェブページはこちらからご覧ください。
https://www.nielsen.com/jp/ja/insights/newswire-j/press-release-chart/nielsen-pressrelease-20190614-shopper-trend-report-2019.html
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