アジアMBA各校、新型コロナウイルスによる来年度の出願・選考へ「大きな影響なし」ハイブリッド方式から対面方式へ早期の移行を目指す
PR TIMES / 2020年10月8日 12時15分
「主要アジアMBA各校 新型コロナウイルスへの対応状況」アンケート結果
社会人向けのビジネスに効くアジア留学支援を行う、一般社団法人アジア留学協会(所在地:東京都新宿区、代表理事:梶並千春、以下「アジア留学協会」)は、「主要アジアMBA各校新型コロナウイルスへの対応状況」アンケート結果を公開しました。
■調査サマリー
12校中3校が新学期(2020年度)の開始時期を延期。シンガポール国立大学では、プログラム開始を5カ月延ばし、2021年1月スタートに
中国大陸以外、シンガポール・香港・台湾の学校は留学生もキャンパス入り。CEIBSは海外にいる留学生をチューリッヒ(スイス)キャンパスに集め、上海とデュアルキャンパスで授業を開始
授業はハイブリッド方式、なるべく早く通常の対面方式への移行を目指す
来年度の出願・選考に大きな影響はなし。フレキシブルな出願対応も
■調査概要
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、留学中またはこれから留学を予定している方々にも大きな影響が出ています。アジア留学協会では、アジアMBA各校の新型コロナウイルスへの対応状況を調査することで、留学検討者の過度な不安を払拭し、状況を正確に把握し受験準備に臨めるよう主要アジアMBAトップスクール12校に対してアンケート調査を実施しました。
・12校中3校が新学期(2020年度)の開始時期を延期
多くの学校は通常通り新学期をスタートさせる中、シンガポール国立大学、香港大学、CEIBSの3校は開始時期を延期。中でも、シンガポール国立大学は2020年度プログラム開始を5カ月延ばし、2021年1月スタートとしています。CEIBSは10月中旬にスタートを延期していますが、その前の8月中旬~10月中旬はNon-Creditの授業やアクティビティを実施しており、学生はキャンパス入りし活動を行っています。香港大学は8月初旬から9月中旬へ若干の延期となっています。
・中国大陸以外、シンガポール・香港・台湾の学校は留学生もキャンパス入り
中国大陸では新型コロナウイルス(COVID-19)に係る入国制限が行われており、海外にいる留学生が入国できない状態です(※)。このような状況下で、CEIBSでは海外にいる留学生はチューリッヒ(スイス)キャンパス入りし、上海キャンパスとデュアルキャンパスでオフラインの授業を行っています。
(※)2020年9月末時点
・授業はハイブリッド方式、なるべく早く通常の対面方式への移行を目指す
全ての学校でオンライン/オフラインのハイブリッド方式で授業を開始しています。留学生含め学生がキャンパス入りできている学校でも、クラス内の人数制限・マスク着用など安全対策を講じ、来校を希望しない学生にはオンライン授業の参加を認めるなど、現時点ではオンライン/オフラインを併用して授業を運営しています。
しかし多くの学校では状況が改善し、全ての学生がキャンパス入りし、従来と同じ環境で授業が受けられるようになり次第、通常の対面方式への移行を目指しています。
・来年度の出願・選考に大きな影響はなし。フレキシブルな出願対応も
12校中7校が来年度の出願・選考について新型コロナウイルス(COVID-19) による「影響なし」と回答しています。一部、CEIBS、香港科技大学では、例年より柔軟な出願対応を行うと表明しており、テストスコアが揃っていない状態での出願、代替・追加のAdmission Testの受付など、ケースバイケースで認められる可能性があります。また、シンガポール経営大学では語学力の評価は、Admission Testのスコアとインタビューを重視するとしています。
■各学校回答概要一覧
[画像1: https://prtimes.jp/i/47418/3/resize/d47418-3-112475-0.png ]
各学校回答詳細については、「参考資料」をご覧ください。
<調査概要>
調査対象:中国大陸・香港・シンガポール・台湾の主要MBA12校
中国大陸:清華大学、北京大学、長江商学院、CEIBS、復旦大学
台湾:国立台湾大学
香港:香港大学、香港科技大学、香港中文大学
シンガポール:シンガポール国立大学、シンガポール経営大学、南洋理工大学
調査方法:各校MBAオフィスへダイレクトアンケート送付
調査期間:2020年9月8日~9月20日
※シンガポール経営大学のFull-Time MBAプログラムは1月開始
■一般社団法人アジア留学協会
本協会はアジアのトップ大学留学経験者が中心となり、日本のアジアビジネスをリードする人材の育成及び日本企業のアジアビジネス力の向上を目的として、2019年4月に設立された団体です。
社会人向けのアジア留学情報サイト「アジアで学ぶ」の運営、キャンパスビジットツアー、留学動向の調査などを提供することにより、社会人が自らの意思で学びたいと思った時の、学び直し・キャリアチェンジをサポート。ビジネスに効くアジアでの学びの機会を提供して参ります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47418/3/resize/d47418-3-380866-2.jpg ]
・社会人向けアジア留学情報サイト「アジアで学ぶ」
https://asia-study.org/
MBA、中国語、大学院、アジアでのキャリアアップのための資格情報など、社会人のためのアジア留学情報サイト。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47418/3/resize/d47418-3-851795-3.jpg ]
■代表理事:梶並千春
香港中文大学MBA卒業後、大手広告代理店にて、グローバル企業のマーケティングに従事。本社勤務、北京支社勤務を経て、2017 年退職・独立。在学中よりアジアMBA普及活動に従事し、日本で初のアジアMBA本『アジアで MBA (英治出版)』を出版。
中国での勤務在住経験より、ビジネスに役立つアジアでの学びの機会をより多くの日本人に提供したいという思いより、「アジア留学協会」を設立。現在は中国・北京在住。
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