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体外式膜型人工肺(ECMO)に用いられる中空糸膜の提供に注力

PR TIMES / 2020年5月14日 14時15分

-新型コロナウィルス重症者治療に用いられる医療機器の安定供給に貢献-

DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:猪野薫)は、新型コロナウイルス感染者のうち重症者の治療に用いられる体外式膜型人工肺(以下、「ECMO」)※において、血液に酸素を供給する役割を担う中空糸膜を生産しています。世界的に新型コロナウィルスによる重症呼吸不全の患者が増大している状況を鑑み、当社は医療現場に欠かせない医療機器の安定供給のため、中空糸膜の増産などの対応に最善を尽くす所存です。



[画像: https://prtimes.jp/i/56781/3/resize/d56781-3-421457-0.jpg ]

人工肺は静脈血を灌流させ酸素を添加することで、血液を酸素化して体に戻すという本来生体内での肺の役割を担っています。中空糸膜は、中空糸を束ねたもので中空糸の外側に血液を流し、内側に酸素を流す事によって血液を酸素化します。当社の中空糸膜は、血栓塞栓症などを引き起こすリスクを効果的に抑制できる特殊なポリオレフィン樹脂を素材としており、1990年に人工肺用のガス分離膜として採用されて以来30年にわたり高い信頼性を得ています。


新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため働かれている皆様や、感染者の診断や治療に不眠不休でご尽力されている医療関係者の方々には心より敬意を表します。

DICグループは、今後も新型コロナウイルス感染拡大防止対応への支援や、その他の社会貢献活動を継続的に推進し、「社会から愛され、尊敬される会社」を目指します。

注釈)体外式膜型人工肺(ECMO)とは、ExtraCorporeal Membrane Oxygenationの略で、重症呼吸不全の患者に対して、ポンプと人工肺を組み込んだ体外循環装置を用いて、呼吸や循環の補助を行う方法。人工呼吸器による肺への負荷を軽減し、肺機能の保護、回復に有用とされている。主に肺による呼吸を補助する人工呼吸器では回復が困難な重症者に使われる。

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