第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード募集開始!
PR TIMES / 2020年6月8日 14時0分
~持続可能な水産業の発展に貢献したプロジェクトを表彰します~
乱獲や混獲、違法な漁業、沿岸域の自然破壊などが原因で、天然の水産資源が減少しています。将来にもわたって海の恵みを確保するために「持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)」という考え方が提唱されています。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大によりこれまで以上に自給率やフードサプライチェーンのあり方が見直され、消費者への安定供給という観点からもサステナブル・シーフードの重要性が高まっています。また、国際規模で持続可能な水産業を実現していくためにも水産大国である日本が果たす役割は大きく、世界からも注目されています。そうした中、企業や生産現場などが主体となりサステナブル・シーフードに関する国内の取り組みは大きな広がりを見せています。
ジャパン・サステナブルシーフード・アワードは、日本におけるサステナブル・シーフードのムーブメントを促進し持続可能な水産業への取り組みを「特別なこと」から「当たり前なこと」にすべく2019年に始まりました。 2回目を迎える今年は、リーダーシップ部門(昨年の「イニシアチブ部門」から名称変更)とコラボレーション部門を設け、国内のサステナブル・シーフードの促進に功績のあった優れた取り組みを広く募集します。
【第2回ジャパン・サステナブルシーフード・アワード開催概要】
<部門>
[画像: https://prtimes.jp/i/59178/3/resize/d59178-3-921682-0.jpg ]
(1) リーダーシップ部門(旧「イニシアチブ部門」)
単独もしくは複数の企業、組織、もしくは個人による、新しい取り組みで業界のパイオニア的な存在となったプロジェクトを表彰します。周囲が後に続くような取り組みであることを重視します。
(2) コラボレーション部門
複数の企業、組織、もしくは個人がノウハウを共有することで実現した意欲的なプロジェクト(同業者間の協働も含む)を表彰します。複数組織が協働することで業界により大きな影響を与える取り組みであることを重視します。
<応募対象>
2019年7月1日から2020年7月31日までの間に日本国内で実施が開始された、持続可能な水産業の普及に貢献したと認められる優れたプロジェクト。応募時点で実施中のプロジェクトも含まれます。
<応募期間・方法>
応募期間:2020年6月8日(月)~ 2020年8月19日(水)
応募方法:公式ページ内の応募フォームにて受付 https://sustainableseafoodnow.com/2020/award/
<アワード授賞式>
各部門のファイナリストの取り組み紹介と、その中から選ばれたアワード受賞者を東京サステナブルシーフード・シンポジウム2020内にて行います(11月第1週目オンライン開催予定)。
<審査員> *順不同、敬称略
足立直樹(株式会社リスポンスアビリティ 代表取締役)、井田徹治(共同通信社 編集委員・論説委員 環境・開発・エネルギー問題担当)、臼井壯太郎(株式会社臼福本店 代表取締役)、河口真理子(不二製油グループ本社株式会社 CEO補佐、立教大学 21世紀社会デザイン研究科 特任教授)、山口真奈美(日本サステナブル・ラベル協会代表理事)、舘岡志保(Navire noir 代表、水産庁「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」メンバー)、藤田香(日経ESG シニアエディター)、ライアン・ビゲロウ(米・シーフードウォッチ)、花岡和佳男(シーフードレガシー 代表取締役社長)
<主催・事務局・後援>
主催:ジャパン・サステナブルシーフード・アワード実行委員会(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、 MSC(海洋管理協議会)日本事務所、ASC(水産養殖管理協議会)ジャパン、一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局、株式会社シーフードレガシー
事務局:株式会社シーフードレガシー内
後援:東京サステナブルシーフード・シンポジウム、SeaWeb
<公式ページ>
https://sustainableseafoodnow.com/2020/award/
ジャパン・サステナブルシーフード・アワード実行委員会プロフィール
■公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)https://www.wwf.or.jp/
人と自然が調和して生きられる未来を築くため、100カ国以上で活動している地球環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。現在は、森や海などの生物多様性を保全すること、自然資源の利用を持続可能なものにすること、地球温暖化を防ぐことに力を注いでいます。
■MSC(海洋管理協議会)日本事務所
将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際非営利団体です。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20か国に事務所をおき世界中で活動しています。日本事務所は2007年に設立。2020年4月末時点で、世界約100か国で40,000品目以上のMSC「海のエコラベル」の付いた水産品が販売されています。日本では約900品目が登録されており、イオングループ、生協、西友、セブン&アイグループ、マクドナルドなどで販売されています。
詳しくはMSCウェブサイトをご覧ください:https://www.msc.org/jp
■ASC(水産養殖管理協議会)ジャパン
ASC(水産養殖管理協議会)は、環境や地域社会や人々に配慮した、責任ある養殖により生産された水産物を対象とする国際的な認証制度です。厳格な審査により認証された養殖水産物は、加工・流通の過程でもCoC認証(MSCと共有)によってトレーサビリティーを担保しています。ASC ロゴは、消費者の方々に自分の購入する商品が持続可能な水産物であると知らせる力強いメッセージとなります。
■一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局
米国ロックフェラー家当主であるディビッド・ロックフェラーJr.が設立した海洋環境保護NGOの日本支局として2011年に発足、その後日本の一般社団法人として独立運営の形をとり、世界最大の海洋環境NGOでワシントンD.C.に本部を置くOceanaとアフィリエイト契約を結んでいます。活動は、「ブルーシーフードガイド」の発行を中心に水産資源の持続可能な消費の啓発、クリーンレガッタプログラムの運営による海洋スポーツの環境保全基準値設定とプラスチックゴミの削減、KELPプログラムによる子供達の海洋教育の3つのプログラムを基軸に広範に及びます。
■株式会社シーフードレガシー https://www.seafoodlegacy.com
シーフードレガシーは、社会・経済・環境におけるサステナビリティを念頭に、海と人をつなぐ象徴としての水産物(シーフード)を豊かな状態で未来世代に継ぐ(レガシー)ことを目指すソーシャル・ベンチャーです。世界を網羅する幅広いネットワークや専門知識を活かし、国内外の漁業者、水産企業、NGO、政府等と協働して日本の水産業に適した解決策を描きます。
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