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リテールAI研究会がスマートショッピングカートデータを用いた分析コンペを開催、協賛社を募集

PR TIMES / 2020年12月24日 9時15分

~世界でも珍しい「時系列」の概念を含むID-POSデータを使用~

一般社団法人リテールAI研究会(所在地:東京都大手町、代表理事:田中雄策)は、2021年1月にスマートショッピングカートのデータを用いた分析コンペを開催します。開催にあたり、コンペに協賛いただける小売企業様を募集します。協賛社様には各種レポートをお渡しするなど、多くのメリットがあります。スマートショッピングカートの導入を検討中の企業様、スマートショッピングカートで何ができるのか興味がある企業様は、ぜひ協賛をご検討ください。



◆背景
リテールAI研究会では今までも、小売・流通業界でAI活用を促進するために様々な分科会や実証実験を行ってきました。中でもショッパーズマーケティングの分野で、ID-POSデータを用いた協調フィルタリング分析から、棚割りを最適化したり、顧客セグメントごとにプロモーション施策を変えたりなど、実際に店舗の売上に貢献する実績も積んできました。

今回のコンテストでは、リテール業界のステークホルダーに閉じず、データサイエンティストのコミュニティとコラボすることでより深い分析をもとに新たな併売パターンの発見や、個人ごとの購買予測モデル構築、また最終的に構築したレコメンドモデルをカート実機に展開することでリアルタイムでのレコメンドをめざします。

アルゴリズム側、エッジ側をシームレスに繋ぐAI活用は全業界でもまだ少なく、小売業界ではスマートショッピングカートを使った初の取り組みとなります。
[画像: https://prtimes.jp/i/59670/3/resize/d59670-3-697463-0.jpg ]


◆進め方・スケジュールについて
具体的な推進方法としては、POSデータを使ったコンテスト形式を取ります。コンテスト対象者は、Deep Learning LabやKaggle Communityに所属するデータサイエンティスト、またリテールAI研究会に所属する企業様のエンジニアを想定しております。

今年の3月には第一部コンテストを実施し、2年分のID-POSデータを使って協賛メーカー企業ごとの購買商品予測モデル、および併売パターン予測モデルの構築を競うコンペティションを行いました。コンペにはKaggle MasterやExpertなど日本でもトップレベルのデータサイエンティストの集客に成功し、そこで出てきたコンペ上位者のモデルや結果は参加者、データ提供者、メーカー企業の間でお互いに利用できる形にし、販促やマーケティング活動に活用していただくことが可能となりました。
第一部の開催レポートはこちら: https://atma.hatenablog.com/entry/2020/03/13/205143

今回、第二部のコンテスト実施に向けて調整を進めており、実際のスマートショッピングカートのトランザクションデータを使ってお客様が来店時の購買商品の予測を行います。これによりお客様の購買商品をより高い精度で予測できるだけでなく、選ぶ商品ごとにどのような要因を受けやすいかなどの深いインサイト発掘にも繋がります。

◆第二部コンテスト 概要

<主催>
リテールAI研究会、マイクロソフト、トライアルホールディングス

<対象者>
データサイエンティスト(kaggle community, deep learning labから集客)

<目的>

リテールのリアルデータを使ったコンテストをデータサイエンティスト向けに行うことで、新たなレコメンドパターンを発掘する
メーカー企業ごとのレコメンドパターンやモデルを構築することで、販促マーケティングに活かす事例を作る


<日時>
2021年1月末~2月頭にかけて開催予定

<期間>
9日間(金曜日の夜にお題を発表し、翌週土曜日に結果発表)

<会場>
オンライン


<体制>

個人/グループワーク
協賛企業が明らかにしたい課題をコンペの課題に可能な限り盛り込み、後日レポートとして納品する(例: スナック菓子の後にカートに入れられやすい品は何か、など)
優勝者には特典や景品をつける


<お題(例)>
任意顧客が来店したときに、その顧客が購買する商品群について予測させる

<データ>
スマートショッピングカートトランザクションデータ

業態: 食品スーパー
カテゴリ: 全カテゴリ
期間: 約2年分
店舗数:1店舗分


<分析環境>

リテールAI研究会 Azure サブスクリプションで参加者に環境を提供(70名前後)
それを超える場合は個人の環境の持ち込みは許可する

※データの取扱及び破棄について別途規約・条件を設定させていただきます。

◆第二部コンテスト ご協賛のお願い
本活動の趣旨にご賛同の上、第二部コンテストにご協賛いただける小売企業様を募集しております。

ご協賛にあたり、下記事項をお願いしたく思います。

<協賛金>
スマートショッピングカートデータを使った実証実験の運営・調査費用として 1社あたり 20万円
(リテールAI研究会流通会員は5万円)

<協賛メリット>
スマートショッピングカートの時系列データの分析結果、そこから導かれる新たな商品併売組み合わせを貴社のマーケティング販促にご活用いただけます。従来のID-POSでは分からなかった、モデルに寄与する要因(スナック菓子の購買に影響を与える因子、飲料の前にカートに入りやすい商品群など)を、アルゴリズムの複雑な話ではなく、ビジネス現場で活用できるインサイトを抽出して共有させていただきます。世界でも稀なスマートショッピングカートのデータを日本のトップデータサイエンティストが100人単位で集まり分析し、上位3名の分析結果をatma株式会社 データサイエンティストの山口さんが皆様のニーズに沿った形でお渡しいたします。

ウイズコロナの時代、非接触など新しい接客の在り方が求められるなか、新しい販売方法としてスマートショッピングカートやスキャン&ゴーアプリ型チェックアウト等々が注目されています。協賛いただきます小売企業様には、上記分析結果の共有に加え、トライアルカンパニーさんがすでに25店舗、計2,000台規模で運用されているスマートショッピングカートに関する種々レポートを共有させて頂きます。

また、本分科会では Kaggle CommunityやDeep Learning Labといったデータサイエンティストが集うコミュニティに対してもリーチして参加者を募集します。AIスタートアップとのネットワーキングや協業プランニング、採用もかねてご活用いただければと思います。

◆第二部コンテスト 協力体制について
下記の企業の協力体制によって推進いたします。

一般社団法人 リテールAI研究会: プロジェクト推進
日本マイクロソフト株式会社: 分析環境(クラウド)の提供、プロジェクト推進
株式会社トライアルホールディングス: データの提供
atma株式会社: コンテストの運営


◆リテールAI研究会について
一般社団法人リテールAI研究会は、リテール分野におけるAIテクノロジー活用に関する情報の共有や知識の獲得、企業の垣根を越えた連携を目的に2017年5月に発足。メーカー、卸、小売等を中心に200を超える会員企業で構成されています。(リテールAI研究会 サイト:https://retail-ai.or.jp/

◆お問い合わせ
リテールAI研究会 事務局
info@retail-ai.or.jp

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