戦国史に名を残した武将はみんなぶっとんでいた!『すごい ヤバい 戦国武将図鑑』が本日発売!!
PR TIMES / 2020年9月14日 19時45分
戦国の世を駆けぬけた武将たちのすごい経歴、数々のヤバいエピソードをイラストを交えてわかりやすく解説。
『すごい ヤバい 戦国武将図鑑』では戦国武将たちの人間味があふれる逸話から耳を疑うようなとんでもないエピソードまで歴史に名を残す武将たちの個性をあますところなく色濃く紹介、豆知識も満載です!
楽しい歴史読み物としてはもちろん、日本史と戦国武将の世界により深く興味が湧いてくる一冊です。
戦国の革命児の意外なポンコツぶり 【織田信長】
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こんなすごい人!
尾張の実力者・織田信秀の子として生まれる。
桶狭間の戦いで今川義元を倒し、美濃(岐阜県)の斎藤氏を撃破。足利義昭を助けて京に上り、朝倉氏や浅井氏などの敵対勢力と戦った。その後、将軍・義昭を追放。甲斐国(現在の山梨県)の武田氏も滅ぼし、事実上の天下人となるが明智光秀の謀反により自刃した。
[画像2: https://prtimes.jp/i/61509/3/resize/d61509-3-440669-2.jpg ]
ここがヤバい!
なぜか信じた者たちに裏切られまくり!
敵対する者を次々にほろぼし、天下統一まであと一歩まで迫った戦国の風雲児・織田信長。
逆らうものには容赦しない、血も涙もないおそろしい魔王などと言われることが多いですが、じつは意外と人を信じやすいタイプだったようです。
実際、信長は何度も味方や家臣に裏切られてピンチになっています。その代表的な出来事が近江国(現在の滋賀県)の浅井長政の謀反です。
長政の妻は信長の妹のお市の方でふたりは義兄弟の関係でした。しかし、長政は信長を裏切り、越前国(現在の福井県)の朝倉義景を攻めようとしていた織田軍を背後から襲おうとしたのです。
太閤様は思った以上のスケベだった! 【豊臣秀吉】
[画像3: https://prtimes.jp/i/61509/3/resize/d61509-3-505731-3.jpg ]
こんなすごい人!
百姓の子として生まれるが織田信長の家臣として活躍。はじめ木下藤吉郎、羽柴秀吉を名乗った。信長の死後、明智光秀を倒し、天下を統一。関白・太政大臣となった、また、刀狩りや検地などを行い、近代日本の基礎を築いた。さらに朝鮮に出兵するが、この戦いの最中に伏見城にて死去した。
[画像4: https://prtimes.jp/i/61509/3/resize/d61509-3-348863-1.jpg ]
ここがヤバい!
女あそびがひどすぎて奥さんが信長にグチ
戦国時代でもっとも出世した人といえば、豊臣秀吉を思い浮かべる人が多いでしょう。
農民出身でありながら、天下統一をはたした彼のサクセスストーリーは、たくさんの人に愛されてきました。
そんな秀吉にお、ヤバいところはありました。あまりにもスケベだったのです。
戦国時代の武将が何人も奥さんを持つのは当たり前でしたが、秀吉の女好きはちょっと度をこえていました。
この秀吉の浮気グセに悩まされたのが、秀吉の奥さんのねね(のちの北政所)です。
彼女も戦国時代の女性ですから、多少の浮気なら文句は言わなかったはずです。
しかし、秀吉のあまりの女好きにキレちゃったのでしょう。ついに、夫へのグチを上司の織田信長にぶちまけました。
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「ヤバい」という言葉は、もともとは「危ない」という意味で否定的に使われていましたが、現代では肯定的な意味でも使われています。
良い意味でも悪い意味でも危ないということなら、戦国武将ほど「ヤバい」人物は、ほかにいないと言っていいでしょう。
戦国武将は、土地を治める領主であり、主君として家臣に命令をする立場にありました。しかし、中国の皇帝のような専制君主ではありませんでしたから、命令したからといって、必ずしも家臣が素直に聞くとは限らなかったのです。
命令を聞かないからといってすぐに殺してしまうような本当に危険な主君であれば、家臣の心が離れ、万が一敵に攻められた時ときには裏切られてしまったことでしょう。とはいえ、命い令を聞かないことを黙く認する惰弱な主君であれば、いずれ家臣に謀反をおこされたにちがいありません。
厳格ではありつつも思いやりのあるという二面性をもった武将でなければ、戦国の乱世 を生き抜くことはできなかったはずです。
江戸時代になると、戦国武将の「すごい」あるいは「ヤバい」言動や行動が書物として読まれるようになりました。当時の武士からしても、戦国武将の生き様は参考になったからです。本書で紹介しているのは、そのように少しぶっ飛んだ戦国武将です。
もちろん、戦国武将にまつわる話がすべて史実とは限りません。ただ、成功した話だけでなく失敗した話も伝えられてきたということは、それだけ戦国武将が愛されてきた証拠といえるのではないでしょうか。
【はじめにより】 小和田泰経(本書監修)
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