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認知症予防サービスを提供するMIG、アクサ生命より約1億円の資金調達

PR TIMES / 2020年9月11日 12時15分

認知症発症リスクの早期判定と発症遅延へ向けた予防プログラム「Brain100 studio」を提供するMIG株式会社(代表取締役社長:甲斐英隆、本社 渋谷区、以下MIG)は、アクサ生命保険株式会社(代表取締役社長兼CEO:安渕聖司、本社 港区、以下アクサ生命)よりシード投資ラウンドとして99,000,000円の資金調達を完了しましたのでお知らせします。これにより、創業来の資金調達総額は経産省からの助成金、キリンホールディングス株式会社との共同研究等合わせ、約3.6億円となります。
 今回資本参加する アクサ生命は、認知症という巨大な社会的課題に挑戦するMIGが提供するVRゴーグルを活用した認知症リスクの早期判定技術と発症リスクを下げるサービス提供に賛同し、今回純投資として上記投資を実施しました。MIGは、調達した資金により、医療機関との共同臨床試験の実施、サービス開発の強化、商用化への準備を通じて事業の提供価値の最大化に利用し、今まで以上に強固な医学的技術基盤に基づいた経営を行っていきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/64325/3/resize/d64325-3-150599-0.jpg ]



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【背景およびサービス内容】
人生100年時代、2025年には認知症患者が730万人を超えることが予想され、政府も「認知症推進大綱」の中で予防と共生を呼び掛けています。
MIGは、誰でも気軽に簡単に早期から脳の健康を見える化し、発症リスクを抑えた生活の実現を支援するため、以下のサービスについて複数の医療機関やノンメディカルパートナーと連携してBtoBtoCで展開する対面サービス「Brain100 studio」を通じて提供予定です。
1. 認知症リスクを早期判定可能なVRゴーグルによる空間ナビ脳機能測定
2. 発症リスクの要因16 項目を、スマホアプリを使って「脳健康ベクトル」として管理
3. 予防インストラクターなどによる「やる気を引き出し明るく楽しく」取り組める仕組みづくり
これら3つの切り口でのサービス提供を通して、日本における巨大な社会的課題である認知症の予防と共生に対する貢献を目指します。

【MIG株式会社について】
MIG株式会社は、認知症予防サービス事業化を目指しているベンチャー企業です。
発症の原因となる脳細胞の破壊がまず空間ナビゲーション機能を担う嗅内野から始まることに注目し、VRゴーグルで空間ナビ脳機能を測定する方法を開発。これを軸に早期判定・早期予防活動開始のサービスを開発しました。
2019年からキリンホールディングス株式会社と連携し、また経済産業省の助成金により臨床試験とサービス開発を実施し、技術基盤を確立。現在も更なる技術基盤の強化として、複数の医療機関と連携して臨床研究を予定しています。

【会社概要】
会社名: MIG株式会社(英文名:MIG Inc.) (https://www.medicalig.com/)  
創設: 2017年9月1日
所在地: 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29番地24号 秀和桜丘レジデンス516号
代表取締役社長 兼 共同創業者:甲斐 英隆
取締役CSO兼 共同創業者:高島 明彦
資本金: 68,500,000円(2020年8月20日現在)
これまでの主な資金調達源: 経済産業省補助事業助成金、 キリンホールディングス株式会社など
サービス: Brain100 studio事業(https://brain100studio.com/
 


【投資家コメント】 アクサ生命保険株式会社 チーフ・インベストメント・オフィサー 松山明弘
アクサ生命は、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーであるアクサグループの日本における生命保険会社です。当社は、アクサグループの戦略と歩調を合わせながら世界の幅広い資産に分散投資を行っており、その一環として国内外のベンチャー企業への投資を、直接またはファンドを通じて行っています。日本において認知症の予防と共生は、人口動態からみても、社会的ニーズが拡大することが予想され、その中心にポジショニングし、事業の焦点を当てるMIG株式会社様の今後の成長性に大いに期待しています。また、認知症の問題を解決することは、健康寿命を延ばすうえで非常に重要な課題であり、社会的意義が大きいと考えています。今般の同社への投資は、同社の成長を期待する純投資ですが、社会的課題の解決に資する投資であると同時に、今後、当社保険ビジネスとシナジー効果を生み出すことも期待しています。こうしたスタートアップ企業に投資を行い、リスクをとりながらも高いリターンを求めていくことは、昨今の低金利下での運用難のなかで、私たちが行っているポートフォリオリターンのエンハンスメント・ストラテジーであるアルファ戦略の一つです。今後も当社は、ベンチャー企業への投資を積極的に行っていく方針です。

アクサ生命について
アクサ生命はアクサのメンバーカンパニーとして1994年に設立されました。アクサが世界で培ってきた知識と経験を活かし、254万の個人、2,400の企業・団体のお客さまに、死亡保障や医療・がん保障、年金、資産形成などの幅広い商品を、多様な販売チャンネルを通じてお届けしています。2019年度には、2,287億円の保険金や年金、給付金等をお支払しています。

アクサグループについて
アクサは世界アクサ生命保険株式会社57ヶ国で16万人の従業員を擁し、1億800万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2019年度通期の売上は約12兆6,346億円(約1,035億ユーロ)、アンダーライング・アーニングスは約7,872億円(約64.5億ユーロ)、2019年12月31日時点における運用資産総額は約118兆2,502億円(約9,693億ユーロ)にのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*上記のAXAグループ数値は2019年度のもの

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