【第3波対策】コロナウイルス及びインフルエンザウイルスに対する不活化効果を発表。兵庫県丹波市の会社。
PR TIMES / 2020年11月17日 17時15分
11月17日に結果発表
株式会社オーケンウォーター(所在地:兵庫県丹波市、取締役社長 平鍋至央)は、この度、次亜塩素酸水溶液でのコロナウイルスに対する不活化検証を実施し、その結果を発表しました。
実証実験実施の背景として、経済産業省ならびにNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)による「新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告」で、次亜塩素酸水の新型コロナウイルスへの不活化有効性について発表され、今後の活用に注目が集まる中、より正しい情報を知りたいこと。またコロナウイルス流行の第3波を前に、その対策として株式会社オーケンウォーターが株式会社食環境衛生研究所に委嘱して次亜塩素酸水の検証を行ったものです。
結論:今回、試験資材のインフルエンザウイルス及び PED ウイルス(豚感染コロナウイ ルス)に対する不活化効果試験を実施した。 その結果15 秒の接触で、インフルエンザウイルス及び PED ウイルスに対して、 99.99%以上の顕著な不活化効果が確認された。
実験及び結果の要約は以下の通り。
※PEDウイルス :P-5V 株、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の代替ウイルスとして豚感染性のコロナウイルス(PEDV)を使用。
※インフルエンザウイルス: H1N1 IOWA 株、培養細胞:MDCK 細胞(イヌ腎臓由来株化細胞)
●次亜塩素酸水 (pH5-6.5、有効塩素濃度60ppm、精製法:二液混合方式、試験日:2020年9月6日~10月20日)の新型コロナウイルス(代替ウイルスとしてPEDVを使用)に対する不活化試験。
● 試験資材 弊社生成の次亜塩素酸水 ※試験資材は原液で使用した。また、対照資材として滅菌リン酸緩衝液を使 用した。
● 比較対象 区の設定 試験区 試験資材 1mL にウイルス液 0.1mL 添加 試験開始後 15 秒
対照区 リン酸緩衝液 1mL にウイルス液 0.1mL 添加 試験開始後 0、15 秒
【試験手順】
1.予備試験: 試験に先立って、試験資材が培養細胞に与える影響(細胞毒性)を調査した。 試験資材をリン酸緩衝液で 10 倍段階希釈した後、培養細胞に接種し、培養後の細 胞の正常な状態を示す最高濃度を確認し、試験に使用するウイルス濃度を決定した。 その結果、細胞毒性について、いずれの細胞に対しても試験資材 10 倍液において 細胞の発育不良は確認されなかった。この為、ウイルス添加濃度は 105 TCID50/mL 以上とした。
2.本試験・試験液混合: 試験区分に従い、試験資材及びリン酸緩衝液の各 1mL をそれぞれ分取し、予備試 験で決定した濃度にウイルス液を添加した。 ウイルス液添加後、混合液として室温(25℃)にて所定の時間静置した。
3.本試験・細胞接種及び菌数測定: 試験区分ごとに感作が終了した混合液をそれぞれ 10 倍段階希釈し、96well プレー トに培養した細胞に 100µL ずつ接種した。 判定は、37℃、炭酸ガス培養(5%)で 5 日間培養した後、インフルエンザウイル スの場合は、各ウェル内の培養上清を回収し、赤血球凝集反応によりウイルスの増 No.207241N - 3 - 殖の有無を確認し、その濃度を算出した。また、PED ウイルスの場合は、培養細 胞を顕微鏡観察し、培養細胞に現れる CPE(細胞変性)をもってウイルス増殖の 有無を確認し、その濃度を算出した。
【結果】
1.インフルエンザウイルスに対する試験結果を表 1 及び図 1 に示した。 対照区では試験開始後及び開始 15 秒後までのウイルス量の変化は見られなかった (106.1TCID50/mL)。 試験区では開始 15 秒後において<101.5 TCID50/mL(検出限界未満:99.99%以上減 少)となった。
2.PED ウイルス PED ウイルスに対する試験結果を表 2 及び図 2 に示した。 対照区では試験開始後及び開始 15 秒後までのウイルス量の変化は見られなかった (105.5TCID50/mL)。 試験区では開始 15 秒後において<101.5 TCID50/mL(検出限界未満:99.99%以上減 少)となった。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68340/3/resize/d68340-3-469390-0.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/68340/3/resize/d68340-3-257311-1.png ]
【考察】
今回、試験資材のインフルエンザウイルス及び PED ウイルス(豚感染コロナウイ ルス)に対する不活化効果試験を実施した。 その結果15 秒の接触で、インフルエンザウイルス及び PED ウイルスに対して、 99.99%以上の顕著な不活化効果が確認された。
〔本件に関するお問い合わせ〕
社名:株式会社オーケンウォーター
所在地:〒669-4141兵庫県丹波市春日町黒井2236-1
代表者:荻野 憲夫
事業内容:全国3か所の採水地から天然水の製造・販売、ウォーターサーバー、除菌水事業、レンタル事業
HP : https://o-ken.com/
mail:info@o-ken.com
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