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7月の世界教育サミットに向けて、英国、ケニア、GPEが学校訪問を実施 | 「世界的な教育危機」と「女子教育」の各国支援に関するG7の新しい目標を再確認

PR TIMES / 2021年5月24日 17時45分

GPE(Global Partnership for Education / 教育のためのグローバル・パートナーシップ

世界で唯一の教育課題に特化した国際基金「GPE(Global Partnership for Education / 教育のためのグローバル・パートナーシップ)」(本部:ワシントンD.C. / 理事会議長:ジュリア・ギラード)は、7月28日-29日(現地時間)にロンドンで開催される、世界教育サミット 『Global Education Summit』に向けて、ボリス・ジョンソン英国首相とジュリア・ギラードGPE理事会議長が英国の教室を訪問し、ナイロビの学校を訪問していたケニアのウフル・ケニヤッタ大統領と交流するイベントを実施しました。

このイベントでは、「世界的な教育危機」と「女子教育」についての認識を高め、2026年までにさらに4,000万人以上の女子を学校に通わせ、10歳または小学校卒業までに、さらに2,000万人以上の女子が読解力を身につけるというG7の新しい目標を再確認しました。また、(日本を含む)各国のG7外務・開発大臣は、GPEを通じたものを含め、資金的および技術的な資源を動員することにコミットし、教育に対する支出を守るために各国政府と協力する」ことを約束しました。



ボリス・ジョンソン氏とウフル・ケニヤッタ氏は、2021年7月28日~29日にロンドンで開催されるGPEの『Global Education Summit』を共同開催します。このサミットは、GPEの今後5年間の活動に向けて50億米ドルの資金調達を目指すものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72761/3/resize/d72761-3-422432-0.jpg ]

この度の学校訪問の際、ボリス・ジョンソン氏は、5,500万ポンドの新プログラム「What Works Hub for Global Education」を発表し、新たな研究を通じて低所得国の教育改革を支援することを明らかにしました。また、女子教育の目標達成に必要なステップを定めた「Girls’ Education Action Plan」を発表しました。



ボリス・ジョンソン英国首相のコメント

少女たちが12年間の質の高い教育を受けられるよう支援することは、世界がCOVID-19から立ち直るためにできる最も賢明な投資の一つです。さもなければ、『失われたパンデミック世代』を生み出す危険性があります。世界中には膨大な未利用資源があります。教育を受ける機会を奪われたり、完全に拒否されたりした少女たちが、コミュニティを貧困から抜け出させるための活動をリードしているのです。私は、G7議長国として、リーダーたちが少女たちに投資し、世界中の子どもたちの生活の可能性を高めるために活動していきます。


ウフル・ケニヤッタ ケニア大統領のコメント

国内の教育予算を保護し、COVID-19の流行によって教育の勢いが失われないようにすることで、より豊かで回復力のある経済を実現することができます。私たちは、デジタル・ディバイド(情報格差)の解消や学校のインフラ不足を解消するために、教育技術への賢い投資を行う必要があります。GPEは、教育の質と公平性を促進し、政府による教育投資の価値最大化に欠かせない触媒的資金を提供しています。だから、GPEが50億米ドルを調達できるよう、英国首相と協力するのです。


ジュリア・ギラードGPE理事会議長のコメント

COVID-19は、世界の教育危機を悪化させ、低所得国の子どもたちに最も大きな打撃を与え、何百万人もの人々の人生を変えてしまいました。今、私たちは決定的な岐路に立っています。世界がパンデミックから立ち直るとき、すべての女子と男子に質の高い教育を受ける機会を確保することは、より持続可能で平和で強靭な未来のためにできる唯一の投資です。英国とケニアが共催する本年7月の『Global Education Summit』は、GPEに十分な資金を提供し、教育システムをより公平で効果的なものに変革するための重要な機会です。



教育への支援を呼びかけるグローバルキャンペーン『Raise Your Hand』を実施中!

持続可能な開発目標SDGsの1つとして、目標4「質の高い教育をみんなに」が掲げられています。GPEの『Raise Your Hand』キャンペーンは、世界で学校に通うことが出来ない子供たちの80%以上が居住している、最大90の低所得国や地域の教育制度の変革を目的に、2020年10月にイギリスとケニアが共同で立ち上げたキャンペーンです。本キャンペーンは7月28日-29日(現地時間)にロンドンで開催される、世界教育サミット 『Global Education Summit』 (ボリス・ジョンソン英首相、ウフル・ケニヤッタ ケニア大統領 共同開催)に向け、あらためて世界中に教育支援を呼びかけるために実施しています。GPEでは、2021年-2025年の期間で最低でも約50億米ドル(約5,400億円)の増資を目指しており、同サミットでは各国政府より、今後5年間のGPEへの拠出金額が発表されます。なお、日本も重要な資金援助国の1つです。

『Raise Your Hand』キャンペーン動画
子供たちの未来のため ~手をぴんと挙げよう~

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=sKXaJwC5Wec ]




GPE とは

教育のためのグローバル・パートナーシップ「Global Partnership for Education(GPE) 」は、2002年に世界銀行が主導して、設立された世界で唯一の教育課題に特化した国際基金です。すべての子どもたちに、公平で質の高い教育を提供することを目指しています。

また、途上国、支援援助国、民間企業、各国政府や、国連機関、NGOなどによるパートナーシップであり、世界中から教育のための資金を調達し、90の低所得国とともに教育制度の改善・強化を図り、彼らが直面する教育の最重要課題を解決できるように支援を行っています。GPEはSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の達成を目指しています

◇GPE日本語サイト
https://raiseyourhand.jp/
◇GPE Facebook
https://www.facebook.com/GPEJapanPR/
◇GPE Twitter
https://twitter.com/GPE_Japan_PR

[画像2: https://prtimes.jp/i/72761/3/resize/d72761-3-234175-1.png ]


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