安土桃山時代・西暦1597年に創業した造り酒屋小嶋総本店 備前甕仕込「東光 安土桃山」を自社特約店・オンラインストアにて数量限定発売
PR TIMES / 2021年11月15日 16時45分
小嶋総本店は安土桃山時代(慶長2年・西暦1597年)に創業した、日本に現存する中で13番目に古い酒蔵です。江戸時代から上杉家御用酒屋を承わり、現蔵元である小嶋健市郎は24代目となります。酒名である「東光」は、米沢城から見た日の出の方角に酒蔵が位置することに由来しており「米沢の日の出の酒」を意味します。
醸造アルコールの添加を一切行わない全量純米造りの酒蔵で、山形県に52蔵ある日本酒蔵の中で最大の全量純米蔵でもあります。
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「東光 安土桃山」について
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本品は、安土桃山時代(慶長2年・西暦1597年)に創業した小嶋総本店が、創業期の原点である備前甕仕込にて醸しました。
令和元年、備前甕作家である松井宏之氏と、小嶋総本店の蔵元である小嶋の出会いを契機として、小嶋総本店は蔵の原点である“備前甕”による酒造りのプロジェクトを開始いたしました。
初回醸造は、山形県産亀ノ尾を主体に生酛造りにて醸しました。また、米澤藩中興の祖でもある上杉鷹山公が自ら鎌を入れられた田において、上杉神社が神事を執り行って栽培されたお米(つや姫=亀ノ尾の子孫品種のひとつ)も一部譲り受け、醸造に用いました。醸造用精米機がなかった時代にならい、少量のつや姫を90%精米にて配合しております。
備前甕仕込について
縄文時代以降、日本では長きに渡り酒造りに土器が用いられてきました。安土桃山時代に創業した小嶋総本店にも創業当時の備前甕(酒造資料館東光の酒蔵 所蔵)が残されております。遠く離れた備前より北前船で山形まで運ばれた備前甕を醸造に用いていたと考えられます。
その後、江戸時代には甕よりも遥かに大きい木桶が普及し、日本酒は飛躍的な量産化を遂げるとともに、小さく重い甕は醸造容器として主役の座を譲ります。そして昭和以降は木桶からホーロータンク、ステンレスタンクへと、醸造容器の主役が移り変わって参りました。
現存する酒蔵の中で、安土桃山時代以前に創業した酒蔵はわずか17蔵[1]とされています。江戸時代には木桶が普及したことからも、甕仕込み時代から続く数少ない酒蔵の1つと言えます。
[1] 日本醸造協会誌110巻9号より
甕はタンクや木桶に比べて遥かに小さく、取り扱いもデリケートで、この上なく非効率な器と言えます。しかし、釉薬(うわぐすり=ガラス質のコーティング)を塗らず、土をそのまま焼き締めた多孔質の容器で醸造することにより、甕特有の石や土を舐めたような風味や、微細な気孔に生息する微生物による複雑な味わいが醸し出されると考えられます。
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備前甕作家 松井宏之氏
松井宏之氏は三石甕を造る数少ない備前甕作家の1人です。オブジェではない、実用に足りる「用の美」を追及されています。小嶋は松井氏との出会いを契機に、自らの酒造りのルーツである備前甕への理解を深める中で、もう一度甕での酒造りを再開することを決意しました。
甕による酒造りが行われた時代より続く酒蔵も、醸造に耐える備前甕を作る作家も、今では数えるほどしかおりません。四百年の時を越えて再び交差することになった両者の歩みを、「安土桃山」という時代名のもと、数量限定でお届けいたします。
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蔵元:小嶋より味わいについて
釉薬(うわぐすり)がない備前甕で醸造したことで、当蔵にとって新たなスタイルのお酒になりました。初回醸造は、メロンや梨を思わせる穏やかな香りとともに、石を舐めたようなミネラル感、甕の素材である土を感じさせる酸味もはっきりと感じられます。東光のフルーティーでクリーンなスタイルに比べて、より複雑で力強い仕上がりです。平盃や、やや口が開いたグラスで、低温から室温までの温度変化による味わいのグラデーションを感じていただければ幸いです。
東光 安土桃山 商品情報
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75724/table/3_1_999adc2145d6dd788e0dffcffc1c2e86.jpg ]
会社概要
商号 : 株式会社 小嶋総本店
代表者 : 代表取締役社長 小嶋 健市郎
所在地 : 〒992-0037 山形県米沢市本町2−2−3
創業 : 安土桃山時代 慶長2年(西暦1597年)
事業内容 : 日本酒、リキュールの製造及び販売
URL : https://www.sake-toko.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社 小嶋総本店 代表取締役社長:小嶋健市郎 販売課:細川秀子
TEL :0238-23-4848 FAX:0238-23-4863
Email :info@sake-toko.co.jp, h-hideko@sake-toko.co.jp
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