日本の民間企業とアフリカの大学の連携構築パイロット~技術連携によるオンライン製品開発及び市場開拓~
PR TIMES / 2021年4月30日 10時15分
一般社団法人コペルニク・ジャパンと世界銀行は、日本企業のアフリカ進出を支援するパイロットプログラムに参加する企業を募集しています。(応募締切:5月8日(土) 23:59)
日本政府の支援を受け、一般社団法人コペルニク・ジャパン(本部:東京都港区赤坂、代表理事:天花寺宏美、以下コペルニク)と世界銀行は「日本の民間企業とアフリカの大学連携構築パイロット~技術連携によるオンライン製品開発及び市場開拓~」を実施します。
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大学との連携:地域の抱える課題を見極め、その解決策となる製品等をどのように導入すべきか、大学のネットワークとリソースを活用して情報収集を行う。
現地ネットワーク構築:知見を周知し知名度や海外展開のためのパートナーシップを構築する。
プロトタイプ調査:対象となるアフリカの国で、製品やサービスについてプロトタイプ調査を行い、フィードバックや改善点を収集する。
■概要
本パイロットは、アフリカの70 以上の大学・研究機関とそこに拠点をおくインキュベーションセンターを支援している世界銀行のプロジェクトであるPASET*のRSIF**やACE***と連携をしながら、コペルニクの途上国でのビジネス開発の実績を踏まえ、現地のニーズや市場調査、製品テストを行い、日本企業とアフリカの大学の技術連携構築による新規ビジネスの創出および日本企業のアフリカ市場開拓を促進します。
本パイロットでは、アフリカでの事業展開および関係構築にご関心のある日本の企業を対象に、現地のビジネスパートナーとなるPASET やACE に加盟している大学とのマッチング、現地での課題を詳細に理解するためのワークショップ、実際に製品やサービスを現地で活用するプロトタイプテストを通して、アフリカでのビジネス展開を後押しします。
また、日本の技術や企業の知識をアフリカの関係者に周知することによる知名度の向上、現地とのネットワークを構築するなど、ビジネス展開のパートナーシップ開拓ができます。さらに、実際に現地でのプロトタイプテストを通じて、自社の製品やサービスに対するフィードバックや改善点などの情報収集も行うことができます。一連の活動を通じて、アフリカへのビジネス展開の第一歩となるような現地のニーズや課題に関する情報収集や海外でビジネスを行う際に重要となるパートナーシップを構築できます。
【連携するプロジェクト】
*PASET(Partnership for skills in Applied Sciences, Engineering and Technology):アフリカの技術者や科学技術研究者等を対象に、応用科学、工学と技術分野における人材育成を目的とした職業訓練レベルから高等教育、研究、研究実装に関わるプログラム。
**RSIF (Regional Scholarship and Innovation Fund): 政府やドナーからの資金により基金を立ち上げ、応用科学技術案連の博士課程奨学金、研究費、研究実装費を提供。さらに、最大10校のアフリカの大学が海外大学や研究機関、企業とパートナーシップを築きつつ、教育及び研究の質向上を目指すプロジェクト。
***ACE (Africa Centers of Excellence): アフリカの高等教育機関における理数科教育と研究の強化を目的としたプロジェクト。 サブサハラ・アフリカの19カ国、51大学にある70以上の研究拠点に投資。
■対象企業:
エネルギー・水・衛生・教育・農業・保健・情報通信をはじめとする、アフリカの国々の生産性や生活の向上につながる可能性のある事業を行っている企業(企業規模問わず)とします。既に、海外展開されている企業、まだ海外展開されていない企業、いずれもご応募いただけます。
■応募資格:
自社製品、技術、サービスのアフリカでの事業展開を検討している、もしくは既に進出し、事業拡大を目指す日本の法人(法人格の種類、会社の規模の制限はありません)。
■対象となるアフリカの国:
英語圏:22 機関 8 か国(ウガンダ、ガーナ、ケニア、ザンビア、タンザニア、ナイジェリア、マラウイ、ルワンダ)
分野:農業、エネルギー、化学、ファイナンス、環境、製造業、教育等
例: Mbarara University of Science and Technology (MUST)、University of Ghana、Moi
University 、 University of Zambia 、 Nelson Mandela African Institution of Science and
Technology、University of Malawi、University of Rwanda 他
仏語圏:12 機関 6 か国(ギニア、コートジボワール、セネガル、トーゴ、ブルキナファソ、ベナン)
分野:医療、環境、IT、農業、都市開発、鉱業等
例:Institut Supérieur Mines et Géologie de Boké 、Institut National Polytechnique Félix
Houphouët-Boigny、Cheikh Anta Diop (UCAD)、Université de Lomé、Institut International
d’Ingénierie de l’Eau et de l’Environnement (2iE)、Université d'Abomey-Calavi 他
その他:1 機関 1 国(モザンビーク)
分野:エネルギー
機関名:Universidade Eduardo Mondlane
■タイムライン:
[画像2: https://prtimes.jp/i/78639/3/resize/d78639-3-594587-3.png ]
・キックオフイベント(2021 年4 月8 日(木)実施済み)
パイロットの概要や参加のメリットについて説明会を実施しました。オンライン説明会の様子は https://bit.ly/3eCiF14 から視聴いただけます。
・ 参加企業募集(2021 年4 月8 日~5 月8 日)
応募フォームよりご応募ください。詳細は、2.8 応募書類(要件等)を参照ください。締め
切りは2021 年5 月8 日23 時59 分です。
・ 第一次審査(2021 年5 月上旬)
本パイロットへご応募いただいた後、ご提出いただいた申請書に基づき、第一次審査(書
類審査)を行い、5~7 社を選定します。
・ アフリカのビジネスパートナーとのマッチングイベント(5 月後半)
書類選考を通過した5~7 社が、オンラインでのマッチングイベントに参加し、アフリカの
ビジネスパートナー候補の大学に、製品を紹介し、面談を行います。
・ オンラインワークショップ(2021 年5 月後半)
5~7 社の企業はオンライン開催されるワークショップに参加し、現地の課題に関する講
義や情報の提供を基に、ビジネスモデルの検討を行います。
・第二次審査(2021 年5 月末~6 月初旬)
マッチングイベント及びオンランワークショップを元に、製品やサービス及び、ビジネスモ
デルについてオンラインで発表いただき、親和性が高いパートナーとのマッチングを行い
ます。最終的には本パイロットの支援対象となる3 社と3つの大学パートナーのマッチン
グを選定します。
・ 現地パートナーとプロトタイプ調査の実施(2021 年7 月~2022 年3 月)
選定された3 社を対象に、現地でのプロトタイプ調査の実施を基に改善点の洗い出しや
ニーズの検証及び、事業モデルの策定を行います。
・ オンライン成果報告会の実施 (2022 年4 月)
当パイロットでの調査結果やビジネスモデル及びプロトタイプ調査の結果を海外展開に
興味を持つ他の日本企業に共有するとともに、パイロットに参加した企業同士によるパ
ネルディスカッションなどを通してアフリカでのビジネス展開の障壁や会得した経験につ
いて議論を行います。
■応募方法及び締め切り:
募集要項及び別紙:https://bit.ly/3gD4rji からダウンロードいただけます。
提出資料締め切り:2021年5月8日(土)23:59
応募フォーム:https://forms.gle/gCcxpkMQob7wvbRq5
※上記提出先URLからお申し込みが難しい場合は、別紙資料に添付された応募フォームを使用し、製品・サービス提案書と合わせて japan@kopernik.info まで送付ください。
■募集要綱:
https://drive.google.com/drive/u/1/folders/119mtD0pJgwtCC-nXK7s1tF5mkxFhEIIP よりダウンロードいただけます。
■コペルニクについて:
[画像3: https://prtimes.jp/i/78639/3/resize/d78639-3-905926-0.png ]
名称:一般社団法人コペルニク・ジャパン
代表者:代表理事 天花寺宏美
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-1-1807
事業内容:
コミュニティ支援、実証実験、アドバイザリー・サービス(企業の途上国進出支援、CSR/CSV活動のコンサルティング*、そして公的機関、大学等との連携)を実施。
*企業向けコンサルティング事業について
企業の海外進出支援では、コペルニクの事業を通じて培ったネットワークを活用し、現地のニーズ・市場調査、製品開発、プロジェクト設計などを支援。計画策定のための情報提供から、製品やサービス導入の実証実験、事業手続き、そして現地での販路開拓まで、一貫したサポートを提供。
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