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【 Ashirase 】× 【 広島県 】ナビゲーションシステム「あしらせ」による、視覚障がい者歩行実証が始動にあたり、報道機関の皆様へ公開します

PR TIMES / 2021年7月31日 11時15分

視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム 「あしらせ」が、ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」に採択され、歩行実証を広島県内で8月下旬より開始

広島に在住の30名以上の視覚障がい者にご協力頂き、あしらせの歩行実証を行います。
インフラ環境が整っていない地域や、異なるインフラ環境間の移動において、ICT技術を用いた単独歩行支援プロダクトとしての有効性を実証致します。
この結果を実用化に活かし、広島から全国へ視覚障がい者のサポートを拡げていきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/80967/3/resize/d80967-3-707e834bd44e368f1c9c-14.jpg ]


株式会社Ashirase(代表取締役:千野 歩、以下当社)は、視覚障がい者向けの歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」の開発を進めております。住環境に大きく左右される視覚障がい者の移動課題をより深く理解するため、地域に根付いたプレイヤーや、歩行に特化したプレイヤーなどと協業を進めています。
そのような中、広島県庁主催のひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」にて「 視覚障がい者向け歩行ナビゲーションシステム 「あしらせ」 」が採択され、8月23日より順次歩行実証を開始致します。


■交通インフラや福祉機器に頼らない、ICTデバイスによるユニバーサルな社会を目指して
 コロナ禍においては、視覚障がい者の同行支援が大きな課題となっています。視覚障害者の同行援護をする場合、肘や肩を貸して誘導するため、どうしても「密」にならざるを得ないのです。こういった状況に対し、視覚障がい者の当事者は「こんな用事で頼んだらダメだよな」と依頼を自粛したり、仕事を辞めてしまうヘルパーさんも増えている現状があります。

一方、視覚障がい者が単独で安心して移動する環境はまだ整っているとは言えません。点字ブロック、音響信号機などの福祉インフラは、徐々に拡がっているものの、一部の地域しか満足に利用することは出来ません。
私たちは、一人でも安心して外出することが出来るように、時間・費用を掛けずにユニバーサルな社会を創造することを目指しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/80967/3/resize/d80967-3-2aaa4a2c7de2d931233a-2.png ]



今回の実証では、広島県の市街地、住宅街、扇状地形での山あい、瀬戸内特有の諸島部エリアをフィールドとし、1.視覚障がい者のあしらせ歩行実証、インタビュー、2.衛星測位精度実証を実施します。
ここで得た様々なユースケースでの結果をフィードバックし、来年度に予定している製品の仕様を決定することで、日本全体への展開を加速させていきます。

1. 視覚障がい者 あしらせ歩行実証
バス、路面電車、JR、フェリーなど様々な交通環境を利用されている視覚障がい者に対して、移動における課題の深堀を実施するとともに、あしらせを利用した時の価値や課題を歩行実証にて明確化していきます。
また、今回は今まで取り組めていなかった、若年層への取り組みにもチャレンジします。広島在住の中~大学生やそのご両親にご協力頂くことで、自立に対する想いや課題を明確にし、ナビゲーション以外に必要な機能のブラッシュアップを行います。

2. 衛星測位精度実証
歩行ナビゲーションで重要となるGPSなどの衛星測位に対し、歩行実証により、視覚障がい者が求める精度目標を明確化してきます。またさらに、目標精度を達成する手段を選択するため、様々な衛星測位手法の精度を比較・データの収集を行います。


■あしらせについて

[画像3: https://prtimes.jp/i/80967/3/resize/d80967-3-ac3144cb75644d6c37b5-5.jpg ]


 あしらせは、視覚障がい者向けの歩行ナビゲーションシステムです。デバイスを靴に装着し、靴の中での振動により、聴覚を邪魔せずに視覚障がい者を誘導していきます。
視覚障がい者向けに特化した誘導情報の生成と、独自振動インターフェースにより、ユーザーは直感的にルート情報を把握することが出来るため、安全に余裕を持って歩行することが可能になります。
また、スマートフォンとデバイスのソフトウェアは適宜アップデートし、新たな歩行体験を提供し続けていきます。


■ひろしまサンドボックス「D-EGGS PROJECT」とは

 広島県が中心となって運営を行う、ひろしまサンドボックスとは、AI/IoT、ビックデータ等の最新技術を活用し、これまでにない新しいソリューションを創り出し、技術やノウハウを持つ広島県内外の企業や人材を呼び込み、様々な産業・地域課題の解決をテーマとして共創できるオープンな実証実験の場(=プラットフォーム)を構築する事業構想です。
その「ひろしまサンドボックス」のネクストステップとして、令和2年11月26日からスタートした「D-EGGSPROJECT」。新型コロナウイルス感染症の拡大により顕在化またはこれから顕在化するであろう諸課題をデジタル技術を活用し、新しい生活様式や新しい価値観に適応するソリューション(製品・アプリ・サービス等)の提案を全国から広く募集。募集したアイデアから最大30件を採択し,県内外のプレーヤーの共創によるプロトタイプ開発から県内フィールドでの実証実験を1件当たり最大1,300万円の支援を行うアクセラセーション・プラグラムです。


【D―EGGS PROJECT公式サイト】
https://newnormal.hiroshima-sandbox.jp/


【今後のスケジュール】
・実証実験期間  / 令和3年 4月下旬~10月中旬(予定)
・成果発表会   / 令和3年11月中下旬(予定)



■実施体制
主催:株式会社Ashirase
協力:広島県・事務局
[画像4: https://prtimes.jp/i/80967/3/resize/d80967-3-d09c5551b697e90e3515-6.png ]




■コロナ対策について
緊急事態宣言の延長の可能性もあり、広島県と連携し最大限に注意・対策し実行させて頂きます。
・弊社メンバーのワクチン接種
・消毒、検温の厳守
・ソーシャルディスタンスの確保
・実証後の体調モニタリング
など

■株式会社Ashiraseについて
 当社は、「人の豊かさを”歩く”で創る」、をミッションに掲げ歩行を通じて、人生を豊かにする機会に出会い、人の可能性を広げられる社会を実現する企業です。
歩行は、自分の足で行きたいところに行くことができるモビリティです。さらに、身体的にも様々な病気の予防・改善につながるだけでなく、五感を多く刺激するため心理的にも創造性が豊かになるなど多くの効果があります。
私たちは、誰もが歩きたいと思え、歩き続けることができ、リアルな世界に触れられる。
そのような「歩く」を科学し、創っていきます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/80967/3/resize/d80967-3-cfb69163d81f30ab0ce6-8.jpg ]




・社名   :株式会社Ashirase(アシラセ)
・所在地  :栃木県宇都宮市元今泉2-11-6 ROSETOWER元今泉307(宇都宮ラボ)
・代表者  :代表取締役 千野歩(ちの わたる)
・設立   :2021年4月
・HP    : https://www.ashirase.com/

<取材申し込み先>
担当:代表取締役 千野歩(ちの わたる)
メールでの申し込み:info@ashirase.com

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