国土交通省の研究機関である国総研(こくそうけん)が、木造住宅の安全・長寿命化を確保するため、雨漏り、結露、防災などの技術情報をやさしく解説して発信!
PR TIMES / 2022年5月18日 10時15分
住まい手および造り手の皆様にWebサイト、YouTube、Twitter等により情報発信!
国総研の建築研究部では、住まい手および造り手の皆様に役立つ
次のような各種の技術情報を発信しています。
Webサイト
1)長持ち住宅ガイドライン
建設を予定している方は、必見です!
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/nagamoti/index.html
2)屋根瓦を飛ばさない・落とさないための7つのQ&A
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/yanegawara/
3)モルタル外壁を地震と劣化から守るための7つのQ&A
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/gaiheki/index.html
国総研 YouTubeチャンネル
共同研究講演会動画
『木造住宅の雨漏り,結露,劣化リスクを考える』
https://www.youtube.com/channel/UC5l193hxIF1CrZ85DTBnm8Q
国総研 建築研究部 Twitter公式アカウント
https://www.twitter.com/nilimarchi
国土交通省 国土技術政策総合研究所(略称:国総研)は、住宅・社会資本分野における唯一の国の研究機関です。私ども国総研 建築研究部では、木造住宅に関する研究成果を住まい手や実務者の皆様へ役立たせるため、以下について公表していますので、ご覧頂きたいと存じます。
Webサイト
1)長持ち住宅ガイドライン
国土交通省の研究機関が中心として5年間にわたり産学官の24機関が集い、共同研究を実施した成果をまとめたものです。
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/nagamoti/index.html
[画像1: https://prtimes.jp/i/101158/3/resize/d101158-3-176946dc7fe6e144b423-0.png ]
対象者
住まい手
・耐久性の高い住宅を設計・施工してもらえるか不安な方
・欠陥住宅や不適切な設計・施工で建設されないようにしたい方
・維持費や改修費を安くおさえたい方
造り手
・適切な納まりを知りたい方
・納まりと問題点、劣化状況を知りたい方
・耐久性を確保したい方
・仕様と劣化の関係や原因を知りたい方
主な内容
■住まい手向け
1.木造住宅の耐久性を向上させる家造りガイドライン
(1)長持ち住宅の選び方 (2)長持ち我が家を築く!造り手との情報交換ツール
(3)住まい手のための材料・部材選択シート (4)住宅外皮重要ポイントチェックリスト
2.木造住宅の長期使用に向けた屋根、外壁、床下のメンテナンスガイドライン
各種屋根葺き材による経年変化事例調査
■造り手向け
1.通気下地屋根構法の設計施工要領(案)
2.木造住宅外壁の劣化対策重点部位の推奨納まり図(案)
3.真壁木造外壁の防水設計施工基準(案)
4.木造住宅外皮の換気・通気計画ガイドライン(案)
2)屋根瓦を飛ばさない・落とさないための7つのQ&A
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/yanegawara/
[画像2: https://prtimes.jp/i/101158/3/resize/d101158-3-e4d9dd509e6323b2f16b-1.png ]
本来、瓦屋根は、適切な設計・施工法により、耐震性・耐風性も確保される屋根ですが、推奨されない昔ながらの施工により、地震や台風時に瓦が脱落・飛散することがあります。
瓦が脱落・飛散すると、雨漏りが発生する恐れがあるため、急遽、写真のようにブルーシートを被せて、雨漏りのリスクを少なくすることがありますが、災害の規模が大きい場合は、長期間にわたり屋根が改修されない事例がありました。(東日本大震災では、最大、約3年間、改修工事がされない地域がありました)
このため、強風や地震で屋根瓦を飛ばさない・落とさないために配慮すべき事項について、Q&Aで分かりやすく解説しています。
Q&A
Q1.瓦屋根とは、どんな屋根?、Q2.地震の際、瓦屋根が落下するのは、なぜ?
Q3.瓦屋根は、重いので住宅全体の耐震性に影響するのでは?、Q4.震度7でも瓦は落ちないの?
Q5.地震や台風の際、瓦が落ちたり、飛んだりしないようにするには、どうすれば良いの?
Q6.ガイドラインの構法で施工するには?、Q7.施工状況を把握する方法は?
3)モルタル外壁を地震と劣化から守るための7つのQ&A
http://www.nilim.go.jp/lab/hcg/gaiheki/index.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/101158/3/resize/d101158-3-ebe48ca613c173e2089a-2.png ]
本来、モルタル外壁は、適切な設計・施工を施すことにより、住宅全体の耐震性や防火性なども向上させることが出来ます。しかし、不適切な設計・施工の場合は、強い地震によりモルタルが剥がれ落ちることがあります。
一旦、モルタルが剥がれると、下地材(合板など)や躯体材(柱・梁など)が露出しますので、地震直後に近隣で火災が発生した場合は、露出した木材などへ燃え移ることがあります。
モルタル外壁の採用を検討している皆様が、地震の際に大きな被害を受けたり、早期に下地材や躯体材が劣化しないよう、配慮すべき事項についてQ&Aで分かりやすく解説しています。
Q&A
Q1:モルタル外壁とは、どんな壁? Q2:モルタル外壁の特徴は?
Q3:地震時にモルタル外壁が剥がれ落ちたのを見掛けたことがあります。耐震性が低いから?
Q4:地震の時にも剥がれにくい外壁にするには、どうすれば良いの? Q5:耐久性を高くする方法は?
Q6:ひび割れの発生を抑制する方法は? Q7:適切な設計・施工方法であるか否か確認する方法は?
国総研YouTubeチャンネル
共同研究講演会動画
『木造住宅の雨漏り,結露,劣化リスクを考える』
【1)長持ち住宅ガイドライン】の成果を講演会で発表した動画です。
https://www.youtube.com/channel/UC5l193hxIF1CrZ85DTBnm8Q
[画像4: https://prtimes.jp/i/101158/3/resize/d101158-3-1866fa8dd674b2f7eca8-3.png ]
国総研建築研究部Twitter公式アカウント
https://www.twitter.com/nilimarchi
木造住宅の耐久性や防災に関する情報をコンパクトにまとめて、つぶやいています。
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