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NPT001-HTYの第I/II相臨床試験開始のお知らせ

PR TIMES / 2024年12月12日 10時45分

日本国内初のネオ抗原を用いたがん免疫細胞療法による企業治験が始動いたします。



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109857/3/109857-3-339d3a75e68b34b55cb7b59dfd24c6f7-305x125.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社NPT(本社:東京都江東区、代表取締役:原 健一郎 以下、当社)が開発中の個別化樹状細胞ワクチン「NPT001-HTY」につきまして、食道がんに対する第I/II相臨床試験(企業治験)の治験計画届書が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に受理され、PMDAによる30日間の調査期間が12月11日に終了したことに伴い、臨床試験を開始することを発表いたします。本臨床試験は東京都内の医療機関2施設で実施し、2025年2月初旬より患者登録を開始する予定です。

NPT001-HTYは、ネオ抗原と呼ばれるがん細胞の目印を抗原提示細胞(樹状細胞)に載せて投与し、体内のキラーT細胞を活性化させ、ネオ抗原を発現する食道がん細胞を特異的に攻撃する再生医療等製品です。ネオ抗原の種類は患者様一人ひとりで異なることから、個々のがんに対応した個別化治療薬を提供することが可能になります。

ネオ抗原を用いたがん免疫細胞療法の企業治験はこれまでに日本には無く、初めての治験となります。当社は設立以来、がん免疫細胞療法を標準治療とするために尽力し、PMDAとの数年にわたる面談を経て、ついに企業治験を行うこととなりました。この治験を通じて安全性の確認と有効性の科学的根拠を示し、一人ひとりの患者様に適した個別化医療への第一歩を踏み出したいと考えています。がん治療で苦しむ患者様、ご家族様にとって標準治療の選択肢が増えることを心より願って、私共は挑戦を続けていきます。

【当社について】
当社は、2018年11月に東京大学医科学研究所(東大医科研)にて当時東大医科研特任教授であった谷憲三朗先生を中心に設立しました。谷先生は、これまでも九州大学生体防御医学研究所長として活躍され、1998年から日本で初めてのがんに対する遺伝子治療(免疫遺伝子治療)を東大医科研附属病院にて総括責任医師として実施されました。その後も日本の遺伝子治療の先駆け的な活動を続けてきました。
今日に至るまでの開発資金は501名の株主様よりご支援頂いて参りました。ほとんどはエンジェル投資家の方々からの熱いご支援ですが、事業会社では株式会社龍角散(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 隆太 )から1億円の出資を頂き、追加出資についてもご検討頂いております。

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