今まで廃棄埋め立て処理されていた廃棄石膏ボードを土壌還元できる仕組みを構築 各方面の有識者を集めた天然資源循環国際コンソーシアムも始動
PR TIMES / 2024年9月28日 18時40分
株式会社土と野菜(代表取締役社長 中川典也)はこの度、これまで廃棄埋め立て処理されていた建築現場で発生する石膏ボードを土壌還元できる取り組みを開始いたしました。
日本全国の各地域で発生し埋め立て処理されている石膏ボードを、その地域で回収し地域の土壌に循環する仕組みの構築のため、関係各方面から有識者を集結した資源循環コンソーシアム 代表 松本總(日本土壌協会会長、東京大学名誉教授)を立ち上げました。天然資源循環国際コンソーシアムは、この取り組みをはじめとし、土壌の専門家、農業分野のプロフェッショナル、そして資源活用に取り組む様々な企業や自治体との連携を通じて、持続可能な資源循環システムの全国展開を目指します。
土と野菜と天然資源循環国際コンソーシアムの主な取り組み内容は以下の通りです。
廃棄石膏ボードの回収と土壌循環
建築現場から出る廃棄石膏ボードを回収し、ドローンを活用したリモートセンシング技術でトレーサビリティを確保しながら農地に再利用することで、土壌の改善と廃棄物の削減を目指します。
これまで廃棄石膏は埋め立てが主な処分方法でしたが、本取り組みにより全国的に硫黄欠乏症となっている農地土壌の改良に有効活用することが可能となります。
土壌分析と農家支援
土壌を詳細に分析し、農家が丹精こめた野菜作りを支援することで、農業の新時代を創出します。
世界で30%の土壌が衰えている現状を変えるため、日本からグローバルに取り組みます。
天然資源循環国際コンソーシアム 代表 松本總のコメント
一般財団法人日本土壌協会の立場で、長年、日本の土壌を分析、研究してまいりました。
そのなかで 「天然資源循環国際コンソーシアム」の設立は、土から生まれた資源を地域ごとで土に還し、循環していく未来へのビジョンに向かう重要な一歩です。
単に土に還すのではなく、地域ごとに異なる土壌の特性を見極めていきながら、土壌の作物や植物の根圏環境を改善し、日本の農業の未来をより良くしていきたいと考えています。
様々な企業や自治体との連携を強化することで、地域社会と環境に貢献しながら、持続可能な社会を創造していきます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116084/3/116084-3-5d1ae871167d716f1cd127121025ccd9-250x250.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(株)土と野菜 代表 中川典也のコメント私たちは、地域循環の実業部隊として、全国の建築現場や農地での資源循環を推進します。この取り組みが地域経済の発展と環境保護に寄与することを確信しております。
本取り組みにより、自治体や企業との協力を拡大し、日本全国での様々な資源循環モデルを確立する予定です。持続可能な未来を目指すこの取り組みに多くの参加者を今後募っていきます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/116084/3/116084-3-df59c959ec2e3652f3462a5a4e976128-500x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
天然資源循環国際コンソーシアム https://nico-0.com/
天然資源循環国際コンソーシアムとは 天然資源循環国際コンソーシアムは、「捨てるものがない社会の実現」を目指し、個人、企業、自治体を地域コミュニティとして結びつけ、資源の循環再生を通じて新たな価値を創造することを目的に設立されました。
未利用資源の効率的な活用を通じて、持続可能な循環型社会の実現を目指しています。
また、1社単独では解決が難しい課題に対しては、コンソーシアムの有識者からのアドバイスをもとに、複数の企業が連携することで解決する仕組みを構築します。これにより、地域ごとの未利用資源の回収から革新的な処理技術を活用した有用な製品の生産まで、業界を超えた技術連携を支援し、新しい仕組みづくりを積極的に推進します。
天然資源循環国際コンソーシアム(NICO) https://nico-0.com/
[お問い合わせ先]
株式会社土と野菜 担当:中川典也 電話:098-963-7783 メール:info@tsuchitoyasai.co.jp
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