【展覧会情報】神戸にある大工道具の博物館が開館40周年を迎え、9月14日より記念企画展「日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く」を開催!
PR TIMES / 2024年9月9日 9時45分
普段は遠目にしか見ることのできない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋を間近で鑑賞できる展覧会。日光の社寺修復に携わる職人による実演をはじめ、関連イベントも多彩に開催。
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日光展フライヤー
今年7月に開館40周年を迎えた公益財団法人竹中大工道具館(兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1、館長:河崎敦子、TEL078-242-0216)では、2024年9月14日(土)から12月15日(日)まで展覧会「日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く」を開催いたします。
世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によって作られました。
その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。
本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。
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日光東照宮陽明門
【開催情報】
名称:開館40周年記念企画展「日光の彩色と金工-社寺建築の美しさの謎を解く」
会期:2024年9月14日[土]~12月15日[日]
会場:竹中大工道具館 〒651-0056 神戸市中央区熊内町7-5-1
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料:一般700円、大高生・65歳以上500円、中学生以下無料(※常設展観覧料を含む)
主催:竹中大工道具館
後援:兵庫県、日光市、二戸市
特別協力:日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社
協力:日光社寺文化財保存会、社寺建造物美術保存技術協会、日本うるし掻き技術保存会、
金沢金箔伝統技術保存会、石川県箔商工業協同組合、鈴木錺金具工芸社、
浄法寺歴史民俗資料館、TOPPAN
補助:令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
公式サイト:https://www.dougukan.jp/special_exhibition/nikko_kobe
※展示総数:約100点
(東照宮下神庫建築彫刻4点、彩色作品9点、彩色図6点、錺金具15点、東照宮陽明門組物模型、制作材料・道具ほか)
【見どころ1:修理中の部材が間近に】
日光の社寺の修理交換中の部材を特別出品します。現地では遠くでしか見ることができない造形を間近でご覧になれます。
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東照宮下神庫結綿彫刻 獅噛(17 世紀・重要文化財)
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東照宮下神庫 蟇股(17 世紀・重要文化財)
【見どころ2:きらびやかな装飾を愉しむ】
日光の社寺をはじめ、数々の文化財建造物の修理を手掛けてきた工匠によるきらびやかな金工作品・彩色作品の数々が間近でご覧になれます。
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東照宮陽明門貫金具
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東照宮陽明門金剛柵金具模型
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置上繧繝極彩色手板
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平繧繝極彩色手板
【見どころ3:鮮やかな彩色絵の世界】
日光の社寺彫刻の修理にあたって、江戸時代より、将来の修理に備えて色鮮やかな彩色図が描かれていることはあまり知られていません。修理の副産物である彩色図もまたひとつの芸術の域に達しています。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128131/3/128131-3-afaf78677812483eae0e849ff06fb9e3-2500x1800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東照宮下神庫蟇股彫刻および枇杷板 彩色見取図
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128131/3/128131-3-d35d26cca0b346fba172c2e34b02c185-2000x1406.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
東照宮神廐欄間彫刻 平彩色見取図
【見どころ4:職人技を詳しく知る】
作品展示とあわせて、その製作技法を材料、道具の実物展示と写真・映像で詳しくご紹介。美しさを生み出す職人技の秘密が詳しく理解できます。
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金沢の金箔製造道具
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浄法寺の漆掻き道具
【関連イベント】
※3~6の各イベントは事前申込制(応募者多数の場合は抽選)です。
申込方法詳細については各イベントページにてご案内しております。
1.記念講演会「日光の建造物装飾・漆塗と彩色」 ※終了
日時 2024年8月4日[日]
13:30~15:00(13:00開場)
講師 佐藤則武(選定保存技術保持者(建造物漆塗))
場所 竹中大工道具館1F多目的ホール
参加費 無料(別途入館料が必要)
定員 80名
2.実演「日光の彩色・漆箔押し」
日時 2024年9月28日[土]、29日[日]
10:00~12:00/13:30~16:00(29日は14:30まで)
講師 日光社寺文化財保存会技能士
場所 竹中大工道具館B2F木工室
参加費 無料(別途入館料が必要)
申込み 不要、見学自由
補助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
URL https://www.dougukan.jp/event/nikko_demonstration_2024
3.体験教室「伝統的な彩色技法で花文様を描く」
日時 2024年10月5日[土]
1.9:30~10:30、2.11:00~12:00、2.13:30~14:30、3.15:00~16:00
講師 松村製箔所、日光社寺文化財保存会技能士
場所 竹中大工道具館B2F木工室
参加費 2,000円(別途入館料が必要)
定員 各回とも小学3年生以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
申込締切 2024年9月20日[金]まで
補助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
URL https://www.dougukan.jp/event/nikko_colors_2024
4.ワークショップ「浄法寺漆でお椀をつくる」
※浄法寺漆を採取する伝統の技は2020年にユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」の一つとして登録されました。本イベントはその登録を記念して開催されます。
※本ワークショップページ内に特記事項あり。
日時 2024年11月9日[土]
1.10:00~12:00、2.13:30~15:30
講師 滴生舎 塗師
場所 竹中大工道具館B2F木工室
参加費 24,000円(お椀代・完成後の送料を含む、別途入館料が必要)
定員 各回とも高校生以上 5名 ※応募者多数の場合抽選
申込締切 2024年10月25日[金]まで
補助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
URL https://www.dougukan.jp/event/nikko_urushi-bowl_2024
5.ワークショップ「浄法寺漆のストラップをみがく」
日時 2024年11月10日[日]
1.10:00~11:15、2.13:00~14:15、3.14:45~16:00
講師 日本うるし掻き技術保存会会員
場所 竹中大工道具館B2F木工室
参加費 2,500円(漆ストラップ代含む、別途入館料が必要)
定員 各回とも10歳以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
申込締切 2024年10月26日[土]まで
補助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
URL https://www.dougukan.jp/event/nikko_urushi-strap_2024
6.実演・体験教室「錺金具の彫金」 ※詳細は決まり次第、更新予定です
日時 2024年11月16日[土]
1.10:00~11:00、2.13:00~14:00
講師 鈴木錺金具工芸社
場所 竹中大工道具館B2F木工室
参加費 2,000円(別途入館料が必要)
定員 各回とも小学4年生以上 10名 ※応募者多数の場合抽選
申込締切 2024年11月1日[金]まで
補助 令和6年度日本博2.0事業(補助型)
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
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[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128131/3/128131-3-bbebf140e7109c92d77f100230169214-2000x1372.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
竹中大工道具館
公益財団法人竹中大工道具館について
日本で唯一*の大工道具の博物館「竹中大工道具館」(*登録博物館において)は、大工道具を収集・保存し、研究や展示を通じて後世に伝えていくことを目的に設立されました。常設展は7つのコーナーに分かれており、唐招提寺金堂組物の実物大模型、五感に響くハンズオン展示などを通して大工道具の魅力をお伝えします。また博物館そのものが「匠の技の数々を肌で感じてもらえる場」となっており、建物の各所には大工や左官、瓦師などによる伝統の職人技をちりばめました。シンボリックで自己主張の強い建物ではなく、人と自然をやわらかくつなぐ存在としての「和」の建築を楽しんでいただければ幸いです。
【館情報】
住所:〒651-0056 兵庫県神戸市中央区熊内町7-5-1
TEL:078-242-0216/FAX:078-241-4713
HP:https//dougukan.jp
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