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慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)で「DIS:SOLVE とくとかとうとか」展 2025年1月14日より開催

PR TIMES / 2024年12月20日 10時15分

SFCの分析的問題解決とアートの想像的問題提起による、多元的な社会実装のこころみ



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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(神奈川県藤沢市、以下「SFC」)にて、開講中の講義「現代アート概論」受講生による展覧会「DIS:SOLVE とくとかとうとか」展を2025年1月14日(火)~1月23日(木)に開催いたします。
本展覧会は、受講生が現代アートを媒介に社会への提案を行う場として、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘准教授である田尾 圭一郎と共に、学生主体で企画されました。


■展覧会コンセプト
VUCAや多様性が言及される現代においては、SFCの教育における特徴のひとつ“分析的社会実装(定量的なロジカルシンキングや実践的問題解決等)”に加え、現代アートのやわらかな社会実装(想像力や問題提起する力、複層的な解釈)を両輪的に活用することが重要ではないでしょうか。
本展覧会は、学生が“アートの社会実装”を実践しラーニングする場であるとともに、“多義多層的な問題解決”を現代社会に提案し、“SFCの社会実装”を更新する試みともいえます。
※VUCA…Volatility - 変動性、Uncertainty - 不確実性、Complexity - 複雑性、Ambiguity - 曖昧性


■展覧会づくりのプロセス
講義を受講する学生のなかから展覧会実行委員と出品アーティストを有志で募り展覧会づくりを協働することで、“アートの社会実装”をより実践的な体験としました。実行委員会はキュレーター・PR・編集・デザイン・会場設計・リサーチャーの役割に分かれ、アーティストの作品プランを各々の視点から議論。より魅力的な作品展示が目指されました。


■キュレーター・田尾 圭一郎のコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130735/3/130735-3-e3d472ef1119836b11045b6cd954761a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

学生たちは14回の講義を通して、創造的・多層的に社会実装される現代アートの所作を学んできました。あるときは解決策を複層化させ、またあるときは問題を提起し直す。と同時にスケジュールや予算、自らのキャパシティと向き合いながら、SFCで学んだ社会実装の術を活かし分析的に問題解決へと前進する──この多元的な社会実装の経験は、混沌とした現代社会を泳いでいくためのゆたかなラーニングになるのではないでしょうか。





■出展アーティスト(学生)のコメント
今回、我々は学生として展覧会をつくるということはどういうことなのかを考えてきました。資本主義的生産活動に属していない学生は、このわずかな特権的時間で何ができるのでしょうか?SFCの初代総合政策学部長・加藤寛は、学生は社会の暗闇を照らす「梟の目」だと述べています。学生は思案の住人であり、ここは詩人たちによる表現の場です。私たちが社会に向けて送る手紙を、誰かが拾い投げ返してくれると幸いです。もしくは、さらに遠くに飛ばしてくれても構いません。


■参加アーティスト
エイタロウ/遠藤里緒/恩田佑太/加賀山紗玖良/戸高ヒカリ/中澤希公/中正夕愛/早川剛司/廣瀬舜/村山夏唯/森田祐輝

■展覧会実行委員会
アシスタント・キュレーター:河手愛実/鈴木あゆの/中澤希公/廣瀬舜/伏木和香/村山夏唯/吉澤奈々/吉田実卯/渡邊琴葉
リサーチャー:鈴木ひかり
編集者:西尾有紗/海老原未紅
デザイナー:遠藤里緒/佐藤璃咲
インストーラー: 稲田南奈/大場玲奈/紀平陸/長田祐一郎
PR:芦田美弥妃


■将来に活躍が期待される高校生の皆さんへ
SFCは、21世紀の学問や大学のあり方を先取りし、時代が求める新しい「知」の創造を目指すキャンパスです。総合政策学部と環境情報学部が協力し、学際的・融合的なアプローチで現代社会の複雑な問題に挑んでいます。
この展覧会では、SFCの学生たちが現代アートを媒介に、社会への提案を行う姿を直接見ることができます。SFCの教育理念や環境を実際に感じ取り、自分の将来像を具体的に描く手助けとなるでしょう。
ぜひ、未来の自分を見つけるために、「DIS:SOLVE とくとかとうとか」展に足を運んでみてください。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

■講義「現代アート概論」について
2024年10月~2025年1月にSFCで開講された講義。美術大学とは異なる一般大学での講義として、現代アートを(専門的な一分野としてではなく)時代の流れや違和感を表現に昇華し問題提起する技術として紹介。そのラーニングをもとに、受講生の各関心分野において主体的な表現と社会への問題提起を行なってもらうことで、現代アートのアーティスト性を学生に体験・実装することを目指した。(講師:田尾 圭一郎)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130735/3/130735-3-a409381656aa7eed2f1b68bb9aea7ac1-2000x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130735/3/130735-3-131d28c62b713a2e7d04e73066e33c38-1350x1012.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




■開催概要
展覧会名 DIS:SOLVE とくとかとうとか
会期 2025年1月14日(火)~23日(木)
会場 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス τギャラリー
開館時間 午前9時~午後7時
休館日 なし
観覧料 無料
Web https://x.gd/CE4hr

キュレーション 田尾 圭一郎
主催 合同会社田尾企画 編集室


【DIS:SOLVE_とくとかとうとか展 Instagram】@disslove_tokutokatoutoka
【DIS:SOLVE_とくとかとうとか展 X】@disslove2024


■アクセス
所在地 〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322
小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台」駅下車
西口よりバス「慶応大学」行き約15分「慶応大学本館前」下車
JR東海道線「辻堂」駅下車
北口よりバス「慶応大学」行き約25分「慶応大学本館前」下車
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/sfc.html

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