九大発ベンチャーURBANIX株式会社、TOKYO SUTEAM 官民共創型アクセラレーションプログラム第2期で「最優秀賞」を受賞!
PR TIMES / 2024年10月16日 13時45分
受賞特典として、官民共創型実証プロジェクトの組成や実施に向けての取り組みを開始
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URBANIX株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:岩淵丈和、以下「URBANIX」)は、この度、2024年10月8日に開催されたTOKYO SUTEAMの協定事業者である株式会社ソーシャル・エックスによる官民共創型アクセラレーションプログラム「ソーシャルXアクセラレーション」第2期で最優秀賞を受賞しましたことをお知らせいたします。
近年、中古物件の増加や空き家問題が問題視されているだけでなく、建築資材の高騰や環境面への配慮が強く求められています。そうした状況の中で、スクラップ&ビルド型の再開発ではなく、既存の建物施設を活用したまちづくりが注目されています。
既存施設を活用するまちづくりは、一見困難に思えますが、国内外において成功した事例が数多く存在します。その成功の鍵は、周辺エリアに目を向け、まちの本来持つ力に「気付いている」ことにあります。
URBANIXは、九州大学で建築・都市計画分野で研究する博士課程の学生を中心に構成されており、研究成果を応用した解析手法を用いて、まちの本質的な価値に『気づき』を促す解析事業を展開し、効果的なまちづくり施策の立案を支援しています。
この「気づき」を生むためには、まちのハードウェア(物理的なインフラや建築物)だけでなく、まちのソフトウェア(コミュニティ、文化的価値、デジタル技術、多様な規模の事業者など)にも考慮したまちづくりの解析手法を構築する必要があります。
URBANIXは、既存の建物や施設を、周辺エリアの特性を考慮しながら、都市建築、経済、文化などの多様な視点から解析し、再評価することで、低コストで効率的な課題解決と価値の最大化を目指します。また、定量的なデータ解析だけでなく、現地の主体者の視点を取り入れた定性的な要素を加えることで、地域住民の巻き込みを考慮したより実際的かつ中長期的な視野を持った提案を行います。
まちの「リサーチ」や「コンセプトづくり」はエリアの価値向上に欠かせないものですが、日本ではその重要性が十分に認識されていないことが多いです。例えば、リサーチにかけた労力が見積書に反映されず、働いた分の対価が十分に支払われないことや、リサーチが単に報告書作成や社内稟議を通すためだけに利用されてしまうケースも見られます。
URBANIXは、研究成果を基にした解析手法を応用し、最小限のリソースで効率的かつ実践的な調査解析を提供することで、まちづくり関係者の負担軽減と、まちの付加価値向上を支援していきます。まずはこの技術を活用したコンサルティング業からスタートし、データを蓄積。その後、蓄積データを基にプラットフォーム型事業へと移行する計画です。
代表者のコメント
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URBANIX株式会社 代表取締役 岩淵丈和
今回の受賞は、URBANIXが提案するまちづくりの新しいアプローチが社会に認められた大きな一歩であると考えています。この成果に満足することなく、これからも多くの自治体や企業と連携し、都市の可能性を最大限に引き出すためのサポートを提供していきたいと考えています。
今後の展望
URBANIXは今回の受賞を契機に、さらに多くの自治体パートナーや企業、大学研究機関と連携し、時代の変化に対応した新しいまちづくりの手法を構築していきます。また、都市が抱える課題の解決と可能性の拡大に向けて、引き続き取り組みを進めてまいります。
さらに、今回の受賞特典として、官民共創型プラットフォーム「逆プロポ」(https://gyaku-propo.com/) の実施が決定しており、実証プロジェクトの組成や実施に向けての取り組みを開始します。
会社情報
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- 会社名:URBANIX株式会社
- 代表者:岩淵丈和
- 所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神二丁目3番10号 天神パインクレスト719号
- 設立:2023年9月
- 事業内容:リサーチ事業(まちの調査解析)、プロデュース事業(設計・デザイン)、コンサルティング事業(国際都市間連携支援や産学連携支援、都市戦略に関するコンサルティング業務など)
- 連絡先:https://urbanix-japan.com/form
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