Neusignal Therapeutics、シリーズAで総額22.5億円を調達
PR TIMES / 2025年1月31日 13時0分
ー臨床試験を開始、米国展開を見据えた開発体制強化へー
報道関係各位
2025年1月31日
Neusignal Therapeutics株式会社
東北大学発のアルツハイマー型認知症治療薬を開発するNeusignal Therapeutics株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:吉田 欣史、以下「NTX」)は、以下の投資家を引受先とした第三者割当増資により、11.5億円のシリーズA資金調達を実施いたしました。また、AMEDによる革新的な創薬開発を行うベンチャー企業の成長支援を目的とした令和5年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」における11億円の補助金も合わせて、本ラウンドの累計資金調達額は総額22.5億円となります。
引受先(順不同):
新規投資家:
FFGベンチャービジネスパートナーズ、日本ベンチャーキャピタル
既存投資家:
ファストトラックイニシアティブ(FTI)、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)、三菱UFJキャピタル (MUCAP)、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル
■背景
東北大学発シーズの事業化に取り組むスタートアップであるNTXは、世界中で急増し続けるアルツハイマー型認知症に対する画期的な治療薬の開発を通して病気に苦しむ患者様及びご家族の皆さまの生活改善に貢献すべく、医薬品候補化合物の開発に取り組んでいます。
近年、アルツハイマー型認知症の進行抑制が見込める新規医薬品の登場もあり、期待が高まる一方、治療のマネジメントの難しさ、高額な医療費、リスクリターンに基づく対象患者の妥当性など、多くの議論がなされています。当社の開発品がこれらの課題を解決する画期的な治療薬になりうると信じ、それを待ち望む患者様やご家族に届ける事を目指します。
■資金調達の目的と使途
NTXは、今回調達した資金を活用し、直近で開始予定のヒト臨床試験(医師主導Phase1治験)への候補化合物を提供します。また、その後の自社主導の企業治験の実施に加えて、米国で実施予定のPhase 1b企業治験の準備、安全性試験の実施や人材採用等を実施してまいります。
■株式会社ファストトラックイニシアティブ(FTI)からのコメント
FTI 3号ファンドから2022年9月にNTXへの新規投資を実施し、以降NTX-083の開発推進を中心にサポートして参りましたが、この度同社が「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」における11億円の補助金も合わせシリーズA総額22.5億円の資金調達を達成されました事はとても素晴らしい実績であり、心からお祝い申し上げます。
これを契機に同社で開発中の新規作用機序を有する低分子化合物の臨床開発が国内のみならずグローバルで加速され、一日も早く上市され患者様に届きますことを切に願っております。これからも他の投資家の皆様と連携し最大限に同社を支援して参ります。
(取締役 竹内 誠 氏)
■株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)からのコメント
未だアンメットメディカルニーズが非常に大きなアルツハイマー病におけるNTXの取り組みは、患者様の治療満足度の向上やご家族の負担の軽減のみならず、医療経済の観点で国家的な課題の解決をもたらしうる、非常に多様かつ大きなインパクトを創出できる取り組みです。いよいよ臨床試験での人への投与が始まりますが、引き続きKII一丸となって、より力強くNTXの成長を支援して参ります。
(プリンシパル 鳥居 優人 氏)
■三菱UFJキャピタル株式会社(MUCAP)からのコメント
三菱UFJライフサイエンス4号ファンドからNTXへの追加投資を実行するに至りましたこと、大変うれしく思っております。中枢神経系疾患の1つであるアルツハイマー型認知症に低分子医薬品の力で克服しようとする当社の取り組みにつきましては変わらず高く評価をしております。臨床試験に入り、いよいよ正念場を迎えますが、中枢神経系疾患に苦しむ患者さんに向けて一日でも早く新たな医薬品を世界に送り出せる企業に成長できるよう、引き続き支援してまいります。
(ライフサイエンス部 副部長 篠崎幹彦 氏)
■みずほキャピタル株式会社(みずほC)からのコメント
NTXが開発する低分子化合物は、世界中で数多く開発されているアルツハイマー型認知症治療薬の中でも独自性が非常に高い革新的な医薬品候補です。前回の資金調達以降、強力なメンバーも新たに加わり、国内の臨床試験開始と米国開発の道筋がよりクリアになりました。病気に悩む患者様やそのご家族の方々に一日も早く薬を届けるという気持ちを持って日々研究開発を進める当社に敬意を表するとともに、本ラウンドの資金調達にもご支援の機会を頂けたことを光栄に思います。我々は吉田社長・森口先生を中心とした素晴らしいチームとともに、今後もみずほグループ総力をあげてサポートして参ります。
(投資第3部 インベストメントマネジャー 大森 啓介)
■SMBCベンチャーキャピタル株式会社(SMBC VC)からのコメント
追加支援の機会を頂戴したことを大変有難く思っております。
ご存じの通り、アルツハイマー型認知症は新規抗体医薬が承認されているものの、引き続きアンメットメディカルニーズが強い領域です。当社開発品は既存承認薬とは異なる作用メカニズムであり、成功すればアルツハイマー型認知症治療薬のゲームチェンジャーとなる高いポテンシャルを有していると考えております。
開発が難しい疾患領域ですが、無事Phase 1入りの目途が見え、患者様に届けられる日が近づいたものと思料致します。社会的課題解決に向け、弊社も微力ながら全力でご支援させて頂きたいと考えております。
(投資営業第三部 部長 駒橋 政和)
■株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP)からのコメント
今回の投資実行を機に、NTXの素晴らしいチームと、画期的創薬のチャレンジにご一緒させて頂けることを大変嬉しく思っております。
本開発品は新規作用機序を有す低分子化合物として、アンメットメディカルニーズが非常に高いアルツハイマー型認知症治療の第一選択薬となり得るポテンシャルを有していると考えております。
ご病気に苦しむ多くの患者様やそのご家族のQOL改善、介護負担による経済損失や高額な医療費等の社会的諸課題の解決策として本開発品がグローバルに貢献することを切に願い、微力ながら最大限のご支援を致して参ります。
(投資事業部 調査役 古海雄翔)
■日本ベンチャーキャピタル株式会社(NVCC)からのコメント
この度は、アルツハイマー型認知症治療薬の開発に取り組むNTXならびに多くの投資家の皆様とご一緒することができ、大変嬉しく思います。
未だアンメットメディカルニーズが高く、新規治療薬の登場が望まれる本領域において、既存薬とは異なる作用機序を有する当社開発品が病気に悩む患者様の新たな選択肢となることを大いに期待しております。
治療薬を患者様に届けることを目指し研究開発に取り組む当社をNVCCとしても微力ながら全力で支援して参ります。
(投資部門 ベンチャーキャピタリスト 岡本小百合)
■会社概要
・設立年月:2022年4月
・所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目11-5
・代表者:吉田 欣史
・事業内容:認知症・精神疾患治療薬の研究・開発, 脳疾患に関する創薬シーズ探索
・公式サイト:https://neusignal-tx.com/
■Neusignal Therapeutics株式会社について
東北大学発シーズの事業化に取り組むスタートアップであるNTXは、世界中で急増し続けるアルツハイマー型認知症に対する画期的な治療薬の開発を通して世界中で病気に苦しむ患者様及びご家族の皆さまの生活改善に貢献すべく、候補化合物の開発に取り組んでいます。
これまでに国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、東北大学、東京大学などと連携して開発を進めています。2023年12月AMED創薬ベンチャーエコシステム強化事業(第3回)採択、同月Forbes JAPAN「次代を担う新星たち 2024年注目の日本発スタートアップ100選」に選出、2024年9月ICCサミットKYOTO2024「リアルテック・カタパルト」にて最優秀賞を受賞しています。詳細はホームページをご参照下さい。
・公式サイト:https://neusignal-tx.com/
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