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植物由来資源を価値へ転換:セイノーHDとSpacewaspの挑戦

PR TIMES / 2025年1月7日 13時0分

セイノーHDとSpacewaspが挑むグリーン物流の新時代



セイノーホールディングス株式会社(本社/大垣市田口町、社長/田口義隆、以下セイノーHD)と株式会社Spacewasp(本社/岐阜県岐阜市、社長/伊勢崎勇人 、以下Spacewasp)は、植物由来資材を活用したサステナブルな製品で、循環型社会の実現を目指す実証を開始しました。(※1)その第一弾として、セイノーHDの営業所で役目を終えた木製パレットをSpacewaspに提供し、アップサイクル(※2)されたオフィス用品をセイノーHDのオフィスに導入します。使用感や耐久性などを検証して、そこで得られた知見をSpacewaspにフィードバックすることで、サステナブル製品の品質向上と木製パレットの資源としての再利用促進につなげていきます。
※1 本取り組みは、「SEINO O.P.P. INNOVATION PROGRAM」(運営/株式会社eiicon、本社/東京都文京区、社長/中村亜由子)に採択されたことをきっかけとした共創事例です。⁦https://www.seino.co.jp/seino/news/shd/2024/0515-01.htm
※2 アップサイクルとは、不要になったものに新たな価値や用途を与える形で再利用することを指します。

●木製パレットを例にした内装空間への循環図
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139959/3/139959-3-2627e5e8eeef8b68413e8790bd7e63e2-3283x2362.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139959/3/139959-3-23ced984f0514e29598dfa14d5c336c2-2641x1693.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


この導入は、サーキュラーエコノミーの実現を目指す取り組みの第一歩であり、Spacewaspの持つ植物から内装空間(床、壁、天井、家具などで構成される建物の内部空間)を作り出す高度な技術力とセイノーHDが有する物流ネットワークやアセットを融合させることで、環境負荷を低減した持続可能なグリーン物流の実現に貢献します。


取り組みの背景と目的
物流業界では、温室効果ガス排出量の削減や資源の有効活用が喫緊の課題となっています。本プロジェクトでは、植物由来の未利用資源(や花の茎など)をアップサイクルできるSpacewaspの製品をセイノーHDのオフィス空間に導入し、この活動で得られた知見により、植物由来資源をアップサイクルする流れをセイノーHDが持つ既存の物流システムに組み込み、成形と輸送を一元化することで、資源の再活用と環境負荷の低減を実現します。また、Spacewaspのサステナブル素材を使用した製品は、セイノーHDの社内環境において実証実験を通じて、その効果を検証するだけでなく、将来的な事業モデルの構築に向けたデータ収集にも貢献します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139959/3/139959-3-e41fc4c916e59a8c9c924647704b80b9-3900x458.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




今後の展望
今回の導入を皮切りに、セイノーHDとSpacewaspはグリーン物流のさらなる進化を目指し、以下のような取り組みを進めてまいります。
1.持続可能な事業モデルの構築
サステナブルO.P.P.(オープン・パブリック・プラットフォーム)の具体的なビジョンを実現するため、両社の技術とノウハウを活用した事業スキームを開発。

※サステナブルO.P.P. (オープン・パブリック・プラットフォーム)とは
O.P.P.(社内外、業種の違いを問わず連携した(オープン)、誰もが使える(パブリック)、物流プラットフォームを構築し、プラットフォームを利用者それぞれの効率化や価値向上、更にはインフラとして産業・環境・生活への貢献を実現する構想。)の概念をもとに、同業他社や異業種と連携して、温室効果ガス排出量削減や資源の有効活用などの取り組みを実施していくことです。
物流で不要になった木製パレットをアップサイクル事業者に届け、家具などに再生します。さらに使用後も再素材化し、別製品に循環させる仕組みを『サステナブルO.P.P.』と定義し、幅広い事業者の参加を目指します。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139959/3/139959-3-876f5b5878a465a5050a27fec56b9a20-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
 ※サステナブルO.P.P.のイメージ



2.各地域の排出事業者との連携
植物由来資材を効率よく回収し、アップサイクル事業者へ資源としてお届けする事業モデルを検討。


本取り組みを通じた両社のビジョン
セイノーHDは、「Team Green Logistics」をスローガンに掲げ、社会にとって不可欠な物流インフラを提供しながら、環境負荷を最小化することを目指しています。一方で、Spacewaspは、植物由来資材の価値を再発見し、地球環境に優しい素材を用いた製品を提供することで、内装空間を通じて、持続可能な未来を創造します。両社は、この共同プロジェクトを通じて、サステナブルな社会の実現に向けた新たなステージを切り開いていきます。
     
各社コメント
セイノーHD 執行役員 オープンイノベーション推進室室長 河合 秀治
本取り組みは、セイノーホールディングスが目指す『グリーン物流』の実現への大きな一歩です。物流業界が直面する環境課題に対し、Spacewasp社の技術力と当社の物流ネットワークを融合させることで、循環型社会への貢献を具体化できることを期待しています。
特に、植物由来資材をアップサイクルする取り組みは、環境負荷を低減するだけでなく、資源の新たな価値創出を通じて、社会全体の持続可能性を高める革新的な挑戦です。このプロジェクトが、環境対応型物流モデルの新しいスタンダードとなり、他業界とも連携を深める『サステナブルO.P.P.』の基盤となることを願っています。
   
Spacewasp 代表取締役 CEO兼COO 伊勢崎 勇人
本プロジェクトは、Spacewaspが持つ植物由来内装のアップサイクル技術を活用し、「循 環型社会の実現」を目指す大きな一歩です。私たちの技術とセイノーHD社の物流ネットワークを組み合わせ、植物資源の効率的な回収と再資源化を実現します。これにより、廃棄されていた資源から新たな価値を創出し、環境負荷を低減するとともに、持続可能な社会の新たなモデルケースを提案します。私たちは、この取り組みを起点に、次世代へ繋がる循環型社会を築いていきます。


お問い合わせ先
セイノーホールディングス株式会社 オープンイノベーション推進室 村木
E-mail: nmuraki@seino.co.jp

株式会社Spacewasp 広報窓口
E-mail: pr@spacewasp.net

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