【建設現場から産業廃棄物を減らそう】東大阪市から建設業界の産業廃棄物問題の解消に挑む! 建築事業者同士の建築資材の「余った」と「欲しい」のマッチングアプリ「Amatta」を開始
PR TIMES / 2024年5月8日 16時45分
「建築資材を捨てることなくすべて使い切る」をミッションに、建設業界のゴミ(廃材)問題の解決に向けて、建築事業者同士が建築資材の「余った」と「欲しい」をマッチングするサービス「Amatta」の提供を開始
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-fd46e01f956e41b0c3fbffc2add566cc-1602x794.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
”『いただきます』の食文化と同じように、建築資材も「捨てることなくすべて使い切る」”をミッションに、建設業界のゴミ(廃材)問題の解決に向けて、建築事業者同士が建築資材の「余った」と「欲しい」でマッチングできるサービス「Amatta」の提供を開始。
■Amattaについて
建設現場では様々な建築資材が在庫として余ります。管理場所・廃材処分費等と費用がかかっている現状があります。一方、別の現場では「資材が足りない」などで新たに資材を買う人が多数います。Amattaは建築事業者がこういった廃材になる物をリユースにつなげるためのマッチングアプリです。
廃棄予定の建材の流通網を生み出し、建設産業廃棄物問題に取り組みます。このアプリをきっかけに「無駄に物を捨てない」日本らしい建設業界の実現を目指し、建設業界のSDGsの達成に貢献して参りたいと思います。
▼Amattaの最大の特徴
これまでにも似たサービスとして建材を売買できるサービスはあります。しかし、Amattaの目的は、「無駄にものを捨てず、限りある資源を大切に使う」ことが第一の目的です。
ですので、Amattaの最大の特徴はユーザー(建設事業者)に廃棄予定の建設資材の出品やリユースに費用を発生させない点です。
下記のようなサービス内容で建材の「余った」と「欲しい」のマッチングをより加速させて促していきます。
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■建材が「欲しい」ユーザー
一定の取引回数内までは無料で建築資材を譲ってもらうことができます。
■「余った」建材を出品者するユーザー
出品手数料などは必要なく、無料で何回でも出品が出来ます。
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また、
より詳しいサービスの内容はホームページをご覧ください。
https://amatta.net/
▼アプリはこちらからダウンロード(ios版・Android版)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-a0795f260323c89c43732ba0ed85ede5-288x288.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ios版[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-bc7dbd2913030b2a3aa653059af7599e-288x288.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Android版
■背景
これまでの様々な建設資材でも、まだまだリサイクル出来るものがあります。国土交通省の調査によると、建設現場から出たごみ全体のリサイクル率は 9 割を超えますが、建材を含む「建設混合廃棄物」は 5 割程度になっています。廃プラスチックや ガラス、木くずなどが交ざり、分別が難しいことが原因です。国交省の建設副産物実態調査(2018年度)によると、建設混合廃棄物のリサイクル率は50.4%で、木材の 91.7%、コンクリート塊の 99.3%に比べ大幅に低いことがわかります。建設混合廃棄物の排出量はごみの約3%を占め、年228 万トンに上ります。それらはリサイクルされないので、4 割弱の84 万トンが産廃の最終処分場に埋め立てられています。このままのペースだと、全国の産廃の最終処分場はあと17年で満杯となってしまいます。首都圏に至っては、5年半で満杯になってしまうペースです。国交省の担当者は「建設混合廃棄物の実態を調べ、排出量そのものを減らす方策を検討している」としていますが、具体策は発表されていない状況です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-f2961f4bfee2858630768084b927e23c-680x398.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-2c20930fb8bff6bad19cfa31797756dc-904x534.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■建設業界における廃材への特殊事情
建設業界において「使用できる材料を捨てたことがあり、もったいないと思ったことがある」と感じている人は非常に多く、建築現場の95%の人が「もったいない」と感じているアンケート結果もあると聞きます。これには、建設業界の特殊な事情があります。
例えば図面と現地では微妙なズレがあることも建設の世界では多々あります。その為、資材発注担当は、材料が足らないことで工事が止まることを嫌い、1割~2割程度多めに発注します。しかし、余った材料は別の現場でリユースされないことも多く、持ち帰ったものを保管する倉庫がなかったり、在庫管理に手間がかかるなどの理由で廃棄し、必要な場合は新たに購入することを選択する事業者も多く、結果として多めに発注した材料は新品のまま廃材となってしまっているケースもあります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-237879f1dc4baea95eb24942f87abd04-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141596/3/141596-3-24f21e3b53264b5a91de02bd187ef61f-1657x933.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■各現場に存在するゴミ処分費
大きな建設現場では、廃材処分用の「バッカン」と呼ばれるコンテナが置いてあります。このコンテナに廃材を入れ、産廃業者が処分をするという仕組みです。各業者には、廃材を入れた分の処分費が課せられることがあり、その多くの場合は請負額から差し引かれます。各自で持ち帰ることで費用を抑えることができますが、前述のような事情もあり、廃棄する業者がまだまだ多く、産業廃棄物の処分費は年々あがっているのが現実です。これは業界全体でスクラムを組んで取り組まないといけない問題だと思っております。
■Amattaで実現したいこと
「いただきます」は本来、料理の食材となった自然の恵みへの感謝を表すものだそうです。
和食の精進料理などには「捨てることなくすべて使う」という考え方があると聞きます。そして「いただきます」と言って食べる。命や資源を大切する素晴らしい食文化だと思います。
建設資材も同じ資源です。たくさんの同業の仲間たちが「もったいない」と感じ、建設資材も食文化と同じように、限られた資源として大切にしたいと思っている方々がたくさんいるのが、今の建設業界だと私は思います。
私はAmattaをきっかけに、建設業界全体が「無駄にものを捨てない」日本の文化でもある「もったいない」という思いのもと、皆さんの力を合わせて、作った資材が使われずに捨てられることを無くし、少しでも地球や未来に良いものを残したいと思い開発しました。
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