【熊本・天草】2024年度『やまと車海老』養殖がスタート!6/22に稚エビ投入|環境や働く仲間に配慮したブランド車エビ
PR TIMES / 2024年6月26日 17時15分
EC販売での「活き車エビ」は温暖化の影響で12月~1月に短縮見込み
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環境や働く仲間に配慮したブランド車エビ「やまと車海老」
車エビ養殖を軸にEC、卸、加工等多角的に事業展開をする株式会社クリエーションWEB PLANNING(本社:熊本県天草市、代表:深川沙央里、以下CWP)は6月22日、2024年度の車エビ養殖をスタートしました。
CWPの施設にある大小10箇所の養殖池に約55万尾の稚エビ(ふ化後30日程度、大きさ約1cm)を投入。収獲は2024年12月ごろから始まり、12~1月の約2か月間は、生きたまま出荷する「活き車エビ」として販売する予定です。
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稚エビ池入れのようす。養殖池に小型ボートで繰り出し、丁寧に放流する
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今回池入れをした稚エビ。ふ化後30日程度、大きさ約1cm
CWPが手掛ける養殖車エビは、環境や働く仲間に配慮した生産を行っており、「やまと車海老」のブランドでCWPのECサイト(Shop AMAKUSA他)で販売しています。
Shop AMAKUSA
活車エビの出荷は年末年始のみです。その他の時期は冷凍車エビを販売しています。
「地元の自然との共存が大前提」―代表深川沙央里のコメント―
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代表深川沙央里
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天草の自然に囲まれたCWPの養殖池
今年もCWPの柱の事業であるクルマエビ養殖が、無事スタートしました。
私たちは、100年続いてきた言われる天草の車エビ養殖を「子どもに引き継ぎたいと思える産業にしていきたい」という思いで、「誰にでもやさしい環境」づくりに力を入れてきました。2018年からは地元熊本の企業とも連携して、ITやRobotの力で新しい生産体制を整え、女性従業員が多い弊社でも安全に運営できる養殖環境が整ってきました。
変化し続ける自然環境や社会の中で、これからも持続的な車エビ養殖を続けていくためには、地元の自然と共存することが大前提だと思っています。
消費者の皆様にも、私たちが生産する「やまと車海老」を通して、「おいしい」という感動とともに、「私たちは生態系の一部である」ことを実感し、喜びを感じていただけるよう、今年も心を込めて車エビを育てていきたいと思います。
天草の車エビ養殖、次の100年を目指して―「工業×水産」の連携で作業効率と安全性の向上
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養殖池を背景に、マイスティアとCWPの社員たち。連携により、マイスティアには水産系大学からのインターンと就職者が増えている
CWPは2018年から熊本県の企業である株式会社マイスティア(本社:熊本県、代表取締役社長:工藤 正也、以下「マイスティア」)と連携し、「工業×水産」で次世代車エビ養殖システムを実践してきました。
本来車エビ養殖は、養殖池の手入れや車エビの成長管理をするために一日4時間以上潜水作業が必要です。しかし、そのような過酷な生産体制を変革し、女性が持続的にかかわることができる環境を整えるため、マイスティアと連携しITやRobotの力で解決に挑みました。
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収穫作業を行う従業員のようす
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そして、24時間365日稼動できるセンシング機器を養殖池に導入し、溶存酸素量などをスマートフォンで確認できるようにするなど、次世代水産養殖システムを活用することで、現場の作業効率と安全性の向上を実現。養殖池での長時間の潜水作業を実施せずに車エビと養殖池のメンテナンスに成功したことで、女性従業員も安全に養殖ができる環境になりました。
2025年からは、約10個の養殖池(約5,000坪)を1~3人の従業員(CWP他事業部門との兼業や副業人材等)で管理していく予定です。
Shop AMAKUSA
活車エビの出荷は年末年始のみです。その他の時期は冷凍車エビを販売しています。
年末年始、人気の【活き車エビ】出荷予定―今年も温暖化の影響で12月スタート見込み
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「やまと車海老」。活き車エビを発送する際の梱包材は、自然に還る段ボールと熊本県産のおがくずを使用する
CWPの「やまと車海老」は主に、生きたまま出荷する「活き車エビ」と、収穫後高鮮度のまま冷凍する「冷凍車エビ」を販売していますが、お歳暮~お年賀シーズンは「活き車エビ」のご注文が特に多く、主力商品になっています。
活き車エビの場合、5℃以上10℃前後の温度にしなければ品質が保てないため、CWPでは、例年気温が5℃以上10℃前後となる11月~2月の間に、おがくずで覆って常温出荷をしています(※)。ところが、地球温暖化に伴う気温の上昇の影響等で昨年は天草でも12月中旬ごろまで20℃を超える日があったため、活出荷の開始時期が例年より大幅に遅れました。
2024年度も活き車エビを安全に出荷できる気温になり次第出荷をスタートする予定です。今のところ、昨年と同様の12月ごろの出荷開始を見込んでいますが、今後の気象庁の季節予報なども注視しながら、消費者の皆様にできるだけリアルタイムの情報を発信してまいります。
※東北や沖縄などの一部の地域は、外気の低温・高温を遮断するために、発泡スチロール等に入れてクール便等で発送する場合もあります。
ECで全国発送、生きたまま届く天草の恵み
「やまと車海老」の販売は、ECサイトにて行っております。「やまと車海老」以外にも、天草の他の生産者が手掛ける農水産物を取り扱っています。
活き車エビの販売は年末年始のみです。その他の時期は冷凍車エビを販売しています。
▼Shop AMAKUSA:https://www.rakuten.co.jp/shopamakusa/
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141865/3/141865-3-dc6a8d379e6c453a2dd06bd5cd2d52bf-1200x400.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
▼AMAKUSA産直便:https://www.rakuten.co.jp/ebitai/
注)AMAKUSA産直便は2025年3月に閉店予定です。上記「Shop AMAKUSA」と統合します。
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株式会社クリエーションWEBPLANNINGについて
天草にいながら世界中に張りめぐらされた情報網をとおして、 地域に必要な情報をキャッチし、 創造性ゆたかな仕事をプラニング・実行する企業として2013年10月に創業。
網元の娘として生まれ育ち、現在は5児の母でもある代表の深川沙央里は、「生産者が安心して生産活動を続けられる天草」「女性が安心して生活することができる天草」を目指す。現在「車エビ養殖事業」「通販・卸事業」「加工事業」「講演・コンサルティング事業」を展開中。2024年からは、フードロス対策や若者・女性の雇用を目的とした外食事業も開始。生産者が手掛ける「持続的な外食事業」をめざす。
男性社会の隙間を埋めることで、地域にある”課題”を”ビジネス”に変換し、 あたらしい“自立した天草”をつくるために、わたしたちができることを体現する。
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【会社概要】
社名:株式会社クリエーションWEBPLANNING
本社所在地:熊本県天草市楠浦町3237-2
代表取締役:深川沙央里
事業内容: 車エビ養殖、加工、通販、外食、コンサルティング
設立: 2013年10月
HP:https://cwp-jp.com/
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【代表プロフィール】深川 沙央里(ふかがわ さおり)
1981年天草市牛深町の網元生まれる。 2009年に車海老漁家に嫁ぎ2013年に地域特産品のEC サイトなどを運営するクリエーションWEBPLANNINGを立ち上げた。5児の母。 農林水産祭 水産部門及び女性活躍部門 日本農林漁業振興会会長賞W受賞。農山漁村女性活躍表彰 農林水産大臣賞受賞。 水産政策審議会 企画部会および漁港漁場整備部会所属 特別委員。著書:「2男3女のシンママ社長、水産女子の先駆けとなる」(PHPエディターズ・グループ 、2022/3/8)。
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