RGA日本支店「世界メンタルヘルスデー2024」を支援 10月に東京タワーがシルバー&グリーンにライトアップ
PR TIMES / 2024年9月25日 17時15分
CSR活動によるシルバーリボンジャパンへの協賛
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10月10日は世界メンタルヘルスデー
RGA(日本支店:東京都港区、日本における代表者兼最高経営責任者:高橋宏典)は、CSR活動の一環として、特定非営利活動法人 シルバーリボンジャパン(以下、シルバーリボンジャパン)が主催する啓発イベント「世界メンタルヘルスデー2024」を協賛することを決定しました。
CSR活動の背景
RGAは、業界トップクラスのグローバルな生命再保険会社として、「すべての人に経済的安心をお届けする」というパーパスに基づき世界各国で事業を行い、CSR活動を推進しています。CSRの4つのフォーカスエリアは「すべての人に対して経済的安心の向上を図る慈善事業や教育的取り組み」「多様な学生のキャリア形成など保険業界における人材の拡大」「健康と長寿の促進」「コミュニティーにおけるRGA社員の活動参画」からなります。また、RGA財団を通じて災害時の救援や復興支援を行っています。「世界メンタルヘルスデー2024」は、「すべての人に経済的安心をお届けする」というRGAのパーパスに内包された多様性に関する社会課題について理解を深め、普及活動を行う重要な取り組みと認識しています。
RGAは、これまで、「すべての人に経済的安定をお届けする」というパーパスに基づき、コミュニティーへの貢献を目指して保険会社に協力し、生命保険商品の開発に努めてきました。具体的なグローバルレベルでの取組には、健康問題を抱えた申込者や、自営業者、高齢者といった十分な保障を得られていない顧客層に対する「保障の提供の拡大」にターゲットを絞った商品、ウエアラブル・デバイスやモバイルアプリとの連携により保険契約者に健康的な行動を奨励する健康増進型保障性商品、低炭素経済や天然資源保護への移行を支援する給付内容を有する生命保険商品などがあり、さまざまな社会課題へのソリューションを創出してきました。また、2023年には、今後の商品開発等の展望に寄与する「メンタルヘルスに関するグローバル業界調査」を実施し、十分な保障を得られていない顧客層への保障の拡大について、業界と知見を共有する調査報告書も公表しています。(https://www.rgare.com/knowledge-center/article/rga-global-mental-health-insurance-survey-part-i-overview)
RGA日本支店 日本における代表者兼最高経営責任者 高橋宏典は「特定非営利活動法人シルバーリボンジャパンのシルバーリボン運動の一環としての取り組み「世界メンタルヘルスデー2024」について、RGA日本支店がご支援できることを大変嬉しく思います。社員やコミュニティーを大切にする企業風土を醸成し、分別や誠実さに基づき事業を行うことからCSR活動へのアプローチが始まります。こうした活動は、当社のパーパスの実現にもつながり、まさに当社のCSRの理念を体現するもの」と述べた上で、今後の取り組みについて、「こうした社会的意義があり、持続可能なインパクトを与えられる取り組みへのご支援は今後も一層強化するとともに、当社の専門性を生かして多様な顧客層に保障を提供できるように保険商品の開発に引き続き取り組みたい。特にメンタルヘルスやがんなどの患者やがん生存者など、現在、十分な保障を得られていない顧客層向けの引受範囲の拡大や商品開発を通して、生命保険業界が提供できる保障範囲の拡大を図っていきたい」と先を見据えています。
世界メンタルヘルスデー2024の概要
「世界メンタルヘルスデー」は、世界精神保健連盟(WFMH: World Federation for Mental Health)によって 1992年10月10日に初めて実施されました。 世界保健機関(WHO)もサポートする国際記念日です。 世界メンタルヘルスデーをきっかけに世界中の人々がメンタルヘルスに関する課題について意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を広めることを一緒に目指しています。
日本では、特定非営利活動法人シルバーリボンジャパンが、 脳やこころに起因する疾患(障害)やメンタルヘルスに関する諸問題について、 多くの方々に目を向けてもらうために、 2011年から毎年、世界メンタルヘルスデーに合わせて普及啓発イベントを行っています。2024年も10月10日を中心に東京タワーのシルバー&グリーンライトアップをはじめとして、全国各地で啓発イベントが開催されます。啓発イベントの詳細は以下のリンク先情報をご覧ください。
特設サイト(https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/mhdj.html)
東京タワーイベント(https://www.silverribbon.jp/news/p001035/)
職場におけるメンタルヘルス
世界精神保健連盟は、毎年、世界メンタルヘルスデーのテーマを発表しています。116各国2,000名を超える方の投票によって、2024年世界メンタルヘルスデーのテーマは「It is time to Prioritize Mental Health in the Workplace(今こそ、職場のメンタルヘルスを優先しよう)」に決定されました。うつ病や不安症などのメンタルヘルスの問題は、世界中の職場で蔓延しており、 生産性、出勤率、全体的なパフォーマンスに影響を及ぼしています。 治療されないまま放置した場合、その経済的コストは、 WHOによって年間1兆米ドルと見積もられています。
世界精神保健連盟 秋山 剛プレジデントは「世界中で、雇用者たちは、従業員のメンタルヘルス・ニーズに取り組むことが、 個人にとって有益であるだけでなく、健全で業績の高い組織にとっても 有益であることを認識し、必要な対策をとろうと努力しています。 2024年の世界メンタルヘルスデーは、 職場環境、ストレス管理から社会的包摂、エンパワーメントの重要性まで、 職場におけるメンタルヘルスの様々な側面に焦点を当てます。 企業を含むすべてのステークホルダーとともに、職場のメンタルヘルスを優先し、 すべての人にとって明るい未来を創造していくことが目標です」と述べています。
RGAは、商品開発の取り組みに加えて、社内的にも多様性と受容の企業風土を重視し、職場におけるメンタルヘルスに力を入れています。例えば、英国では、メンタルヘルスの問題に関する理解の促進、意識の向上、関連サービスの促進を図る慈善団体Mindによる職場のウェルビーイング指標で、RGA英国支店は3回目の金賞を受賞する栄誉に輝きました。職場においてメンタルヘルスに関する体制を整備し、様々な方法で長期的にスタッフのメンタルヘルスの向上に努めるコミットメントを高く評価されています。
RGA英国支店 マネージング・ディレクター ピーター・バンソープは「メンタルヘルスは誰にでも重要な問題です。Mindによる表彰制度で、職場で様々なサポートを長年続けてきた努力が認められ、社員一人一人が各自の課題やニーズについてオープンにできる多様性を受容する風土が評価されたことを大変嬉しく思います」と述べています。RGA英国支店は、2018年にメンタルヘルス委員会を設置し、それ以降、日常業務の一環として社員のメンタルヘルスに対する優先的取り組みやサポートの提供を実施しています。メンタルヘルスに関する研修やウェビナー、ヨガ、マインドフルネスを実行したり、メンタルヘルスの状況についてメールによる情報交換、関連情報やリソースへのアクセスを提供するニュースレターの発行などを行っています。こうした活動により、RGA英国支店は毎年、同表彰制度のランキングを年々向上させてきました。
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■「RGA」について
Reinsurance Group of America, Incorporated (ニューヨーク証券取引所コード: RGA)は生命再保険および財務ソリューションに特化し、お客様のリスク管理や資本最適化を支援する世界有数の生命再保険会社です。1973年に設立し、今日ではグローバルに認められる世界最大級の再保険会社になり、世界で最も賞賛される企業にも選ばれています。RGAは「すべての人に経済的な安心をお届けする」をパーパスに掲げ世界の市場で事業を展開する中、革新的なイノベーション、確固とした実行力、献身的な顧客対応を通してパートナーを支えることで、持続可能な長期的価値を創造しています。RGAは2024年6月30日時点で再保険引受保有額約3兆8000億ドル、総資産1099億ドルを有します。
また、RGAは1995年に東京駐在員事務所を設立し日本での事業を開始しました。2023年には外資系再保険会社として初めて監督当局の認可を取得し「日本支店」を設立。現在では、個人生命再保険、第3分野再保険、団体生命再保険を含む、総合的な商品・サービスを提供しています。RGA日本支店は、財務ソリューションの分野で業界をリードし、商品開発、任意再保険、引受査定における専門性も高く評価されています。
ホームページ https://www.rgare.com / 投資家向けのページ https://investor.rgare.com/ LinkedInやFacebookの当社公式アカウントもご参照ください。
■「特定非営利活動法人 シルバーリボンジャパン」について
シルバーリボン運動は、1993年に米国カリフォルニア州ニューポートビーチの弁護士ジーン・リーシティ氏によって始められました。そのきっかけとなる出来事は、リーシティ氏の息子がSchizophrenia(統合失調症)を発病したことに端を発します。当時は精神疾患に対する理解を周囲から得ることは容易ではなく、リーシティ一家は周囲からの様々な偏見や差別に苦しめられる日々が続きました。
しかし悲しみに打ちひしがれているだけでは何も変わらないと、リーシティ氏はある日手作りで銀色のリボンを作り始めました。そのリボンには、「Schizophrenia(統合失調症)に対して理解を示します」といったメッセージが込められており、それを協力者につけてもらうことで、Schizophrenia(統合失調症)に対する理解を求めたのです。ニューポートビーチから始まったその取り組みは、年月と共に米国中へ広がり、やがて「脳や心に起因する疾患(障害)への理解を深めます」とのメッセージが込められた一大チャリティー運動に発展していきました。
シルバーリボン運動が世界で広く知られるようになったのは、2002年3月に行われたアカデミー賞の授賞式となります。統合失調症を患った天才数学者が、病に翻弄されながらも後に克服し、やがてその功績が認められノーベル賞を受賞する感動作品「ビューティフル・マインド」が、この年の監督賞と作品賞を獲得したのです。そして両手でオスカーを抱えたロン・ハワード監督の胸には、シルバーリボンが光り輝いておりました。その出来事を機に、シルバーリボン運動は世界的に展開されるようになりました。
同年には福島県内に日本事務局が誕生しました。学生時代にリーシティ宅でホームステイをしていた現会長の栃久保寿治が、日本でこの運動を広めてくれないかとリーシティ氏から直接依頼されたことが始まりでした。その依頼を快諾した栃久保は、福島県の浜通り地域にある楢葉町で学習塾を営みながら、恵子夫人と二人でシルバーリボン運動の普及に取り組んでまいりました。
その後2007年の春、福島の日本事務局公認のもと、首都圏からシルバーリボン運動を普及させる目的でシルバーリボンキャンペーン横浜(横浜事務局)が設立され、後に日本事務局と横浜事務局が合併し、現在は特定非営利活動法人シルバーリボンジャパンとして、精神疾患(障害)やメンタルヘルスの理解促進とスティグマ払拭を目的とする普及啓発活動を展開しています。
https://www.silverribbon.jp/
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