【イベント事後レポート】イベリコハムキャンペーン「イベリコ・センスを呼び覚ませ!」が日本初上陸 ASICIのラウル・ガルシア会長と在日スペイン大使館の代表者がセレモニーに出席
PR TIMES / 2024年11月12日 11時0分
日本初のイベリコハムアンバサダー3名の就任式と美食の試食会が開催 SNS総フォロワー200万人超の吉田シェフは「イベリコ豚の生ハムは日本食に合う」と絶賛。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150656/3/150656-3-159c333908010f4b217e4427ef6562ef-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「イベリコ感覚を呼び覚ませ、日本」キャンペーンオープニングセレモニーのイベントレポート
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(本部:スペイン)は、2024年10月22日に日本市場におけるスペイン産イベリコハムの普及と促進を目的とした、欧州連合(EU)の共同出資によるプロジェクト「イベリコ感覚を呼び覚ませ、日本」キャンペーン オープニングセレモニーを「ヒルズカフェ/スペース(東京・六本木ヒルズ)」にて開催しました。このプロジェクトの一環として、イベリコハムの試食会、スライス技術の講習会、ソーシャルネットワークを活用した重要なデジタル戦略、東京の主要エリアでの屋外広告など、さまざまなプロモーション活動が実施される予定です。
まず、協会のラウル会長が、日本市場向けのキャンペーンのスローガン「スペイン産イベリコハムでヨーロッパの情熱を発見しよう!イベリコ感覚を目覚めさせよう!』を発表し、「これはイベリコハムを世界に知らしめるためのプロモーションです。日本のような戦略的市場でイベリコハムを位置づけ、製品の差別化を図り、国際市場におけるイベリコセクターの企業の競争力を高めることを目的としたプロモーション、情報、研修プロジェクトです。日本は優先国であり、EU域外への生ハム輸出先として4番目に重要な国です。日本市場はEU圏外では4番目の規模を誇り、2023年には約2000万ユーロに達し、昨年度は9.21%の成長率を記録しました。過去5年間で、日本市場は168%という著しい成長を遂げています。」と述べました。
次に、副社長のヘススが、国際市場におけるイベリコハムの認知度について来場者へ次のうように説明しました。「イベリコハムは単なる食品ではなく、文化であり、伝統であり、職人技でもあります。イベリコハムは、その土地、つまり生産される風景に根ざした製品であり、イベリコハムを中心としたライフスタイルを築くために、何世代にもわたって受け継がれてきた生産システムです。さらに、自然資源の持続可能な利用におけるハモン・イベリコの役割を知ることは、この食品がなぜこれほど特別で高級な食品であるかを理解する上で重要です。この製品とその背景にあるストーリーを知ることで、人々はハモン・イベリコを愛するようになると思います。私は、人々にハモン・イベリコのコンセプトと、ヨーロッパの美食におけるその重要性をぜひ知っていただきたいと思っています。
今回は、言葉では表現できないようなことを体験してほしいと思っています。例えば、イベリコハムは3年から5年かけて作るもので、その生産は細部に至るまで入念に行われています。新しい日本のアンバサダーたちには、こうした背景も伝えてほしいと思っています。
本日の試食会では、香り、味など一生忘れることのできないものを感じて欲しいです。生産までの間には、農家の情熱や愛が込められています。私たちは、地方の農家や畜産に関わる人々の生活の向上を願っています。」
最後に、ピラール担当マネージャーが紹介されました。「日本の方々がスペインやヨーロッパの美食を思い浮かべたとき、真っ先に思い浮かぶもののひとつがイベリコハムではないでしょうか。イベリコハムは単なる食品ではなく、その土地や生活、こだわりや情熱を映し出すものです。私たちは、私たちの個性や国の財産を世界に発信し、イベリコハムを心から楽しみ、感じ、体験し、味わっていただきたいと思っています。「イベリコ・センスを呼び覚ませ!」は、第六感である「イベリコのセンス」を創り出すことから始まったプロジェクトです。これは、見る、聞く、触る、嗅ぐ、味わう以上の感覚です。感じ、生き、分かち合うことです。イベリコハムを食べることで得られる感覚によって、より理解が深まるでしょう。」と述べました。
その後、プロモーションビデオが上映され、アンバサダーの就任式が行われました。ラウル会長は、SNSで200万人以上のフォロワーを持つ料理家の吉田能(よしだたかし)、アーティストの野原邦彦(のはらくにひこ)、フードアーティストの諏訪綾子(すわあやこ)をイベリコハムのガストロノミー・アンバサダーに任命しました。
次のトークでは、各アンバサダーが今後挑戦してみたいことについて語りました。吉田は「私のレストランでは、時々イベリコハムを使用しています。どんな料理にも合うと思いますし、日本のガストロノミー文化とも相性が良いと思います。イベリコハムの製造過程についてはまだ学んでいないので、これを知る良い機会になると考えています。SNSやレストランでその魅力を広める良い機会になると思いますので、これから精一杯頑張りたいと思います。新しい作品を作り出すのが楽しみです。」と語りました。
諏訪は「私は、普段は森の中で暮らしていることもあって、どんぐりを食べて自然の中を自由に動き回るイベリコ豚に親近感を感じます。また作品制作において、食を通して五感を研ぎ澄ませることを追求してきたので「イベリコセンスを呼び覚ませ」というメッセージに共感し、ワクワクしています。」と語りました。
そして、アンバサダー3名は、アンバサダーとして初仕事となる、イベリコハムの試食をしました。吉田は「口に入れて噛みながら、鼻で息を吸うと、ナッツの感覚や、樹木や草木の香りがあります。芯の強い、甘みと強みでインパクトがありながらも、複雑さもあって、旨味が強い。一口、一口を噛みしめるものだと思いました。深い赤みと味わいがあり、一般の消費者がどうすればスーパー(マーケット)でイベリコハムを手に取ってくれるのか?を考え抜いた動画制作をしたいと考えています。
野原は「「この特別な製品を味わうのは初めてです。鮮やかな赤色が印象的で、ナッツやトーストしたパンの香りが空間全体に広がります。」と感想を述べました。
諏訪は「協会の方から“爆発”という言葉がありましたが、口に含むと飲み込みたくないと感じさせ、まさに爆発するような美味しさを長く楽しめることができました。先ほど、ちょっと耳にしたのですが、イベリコハムの脂は、(豚が)生きている間は液体であるということ、それが口に入れた時に、脂が溶けて、身体と一体化して溶けていく感覚を感じました。これぞイベリコセンスなのだと思いました。12月に(このプロジェクトで)スペインへ行く予定なので、イベリコハムがうまれる土地の情景や人々、伝統や自然を視察しに行くことで、より深い味わいへと変わっていくことを楽しみにしています。」と独特の感性で伝えてくれました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150656/3/150656-3-a535e28e11e336d8c09064f20fb2e685-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、ヘスス副所長がステージ上で切り分けられたイベリコハムについて説明するシーンもありました。「デエサに生息し、どんぐりを食べて育つイベリコ豚は、1日10km走り、8~9kgのどんぐりを食べます。イベリコハムはその赤い色と、他の生ハムにはない『白い繊維状の脂肪』が特徴です。イベリコハムが口の中で広がるような味わいを持つ理由は、この脂肪にあります。この脂肪と独特の香りは非常に重要な要素であり、特別な環境で育まれています。イベリコハムは完全に自然の環境で作られており、保存のための塩以外の添加物は一切使用しないので、私たちの生活を豊かにしてくれます。」
最後にラウル会長は「アンバサダーの皆さんは、今日イベリコハムを食べて、そのセンスを感じることができたと思います。イベリコを楽しんでください、そして、これからに期待したいです。」と話をまとめました。
出席をしたプレスとの質疑応答では、吉田は「イベリコハムは素材そのものがおいしいため、和食の感性を取り入れることが必要だと思う。食べた時に木の香りがします。原木で育った舞茸やしいたけと組み合わせるのも良いのではないかと思った。」と答えました。
さらにヘスス副所長は今後の日本市場への目標について「日本での認知度を高めたい、消費者や企業、団体が結びついていくことを目指したい。」と答えました。グローバル戦略や成長性については「近隣諸国のフランス、イタリア、ポルトガルには関心が高いし、アメリカ、中国、そして日本のような大きな市場で拡大を狙いたい。近年のレストランにおけるイベリコハムの利用頻度は高まっていて、消費者が増えています。「日本は欧州連合外における4番目に重要な市場であり、2023年には約2,000万ユーロに達し、前年比9.21%の成長を遂げました。過去5年間で、日本市場は168%という著しい成長を見せています。」
最後に、ラウル会長とJCHA一般社団法人日本生ハム協会 渡邉直人代表理事氏の間で調印式が行われました。これは、プロフェッショナルな受講者向けにイベリコハムのトレーニングとカッティング技術の普及を促進するための両協会間の戦略的合意を表すものです。協会の会長であるラウル・ガルシアは「日本市場でイベリコハムの認知度を高めるために尽力している協会と、この署名式を開催できたことを嬉しく思います。地元の組織との協力を得られることに大変喜びを感じています」と述べました。
オープニングセレモニーは、イベント参加のメディアを対象としたイベリコ製品の試食会で幕を閉じました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150656/3/150656-3-460c2303139fc7d61c134934f0bcf74b-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「イベリコ感覚を呼び覚ませ、日本」キャンペーン オープニングセレモニー
(アンバサダー就任式&試食会)
主 催: イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(スペイン・サフラ)
日 時: 2024年10月22日(火) セレモニー12:00~13:00(受付:11:30~)
試食会:13:00~14:00
会 場: ヒルズカフェ/スペース(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F)
スペイン産イベリコハム・世界のヨーロッパアンバサダー
公式サイト(英語・スペイン語)https://jamonesibericoseu.eu/en/
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会
公式サイト(スペイン語)https://iberico.com/
■イベリコ豚インタープロフェッショナル協会について
Asociacion Interprofesional del Cerdo Iberico (ASICI, スペイン語名, 本部:スペイン・サフラ)は、イベリコハム業界のさまざまな事業者(農家および生産者)を代表する組織で構成される非営利団体であり、スペイン産イベリコハムの認知度を高め、その生産と販売を支援することを目的としています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
スバルのSUVシリーズが雪上を滑走!! 「SUBARU ゲレンデタクシー2025」開催
共同通信PRワイヤー / 2024年12月23日 10時0分
-
稀少な生ハム「BLACK TAG」と日本酒「SHIROKIMONO」のコラボセットがCAMPFIREに登場
IGNITE / 2024年12月16日 18時0分
-
“生ハムのためだけ”につくられた日本酒誕生~世界初EUオーガニック認証・最高級生ハム × パリで絶賛の『SHIROKIMONO』が挑む、新たな食文化の創造~
PR TIMES / 2024年12月16日 11時15分
-
「やばい……これ絶対作るわ」 マグロ&ブリで作る“まさかの珍味”に注目 「かむごとにうま味が」
ねとらぼ / 2024年12月12日 20時20分
-
「東京コミコン2024」開幕! ジュード・ロウ、モモア、カンバーバッチら来日ゲストにファン熱狂
クランクイン! / 2024年12月6日 21時0分
ランキング
-
1企業の新規株式公開伸び悩む…5年ぶり90社割れ、大型上場目立ち新興・中小は見送り
読売新聞 / 2024年12月26日 23時30分
-
2船井電機会長の即時抗告を却下 破産手続き巡り、東京高裁
共同通信 / 2024年12月26日 21時52分
-
3思わず二度見! 驚愕の“魔改造鼻”装備の「世界で最も売れてる旅客機」出現! 「異形の機首」の用途は?
乗りものニュース / 2024年12月27日 7時42分
-
4「1億総推し活時代」ブームで増える"不安と悩み" 独自調査で判明した「10~70代」のリアルな本音
東洋経済オンライン / 2024年12月27日 7時40分
-
5コロナ禍から大復活!? ANAホールディングスの今期の業績は…投資するなら「株式一択」なのか?
Finasee / 2024年12月27日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください