Carro、Wooriから戦略的投資を受け、FY 2024は EBITDA前年比11倍と記録的な成長を達成
PR TIMES / 2024年12月12日 16時45分
この戦略的投資はWoori Venture Partnersにとって東南アジア初のレイトステージ案件となり、Carroがインドネシアを含む東南アジア全域で展開を加速する中、より緊密なパートナーシップへ
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- 過去最高のEBITDA 4300万シンガポールドル(3200万米ドル)を達成し、4年連続でEBITDAがプラスに。
- 過去最高の粗利益1億2400万シンガポールドル(9200万米ドル)を達成し、前年比49%の成長。
- 粗利益率(GPM)は、付随事業からの粗利益が60%近くを占めるに至ったことにより支えられ、FY2023の8%から12%に改善。
- 総資産が前年比15%増加し、13億シンガポールドル(9億米ドル)に。
シンガポール、2024年12月4日 - カーロテック株式会社の本社であり、アジア太平洋地域最大級かつ最も急成長しているオンライン中古車プラットフォーム・Carroは、監査済みFY2024の額として、EBITDA 4300万シンガポールドル(3200万米ドル)、EBITDAマージン4%を達成し、力強く一年を締めくくることとなりました。
FY2024の粗利益率は12%に拡大しており、これは、マーケットプレイスにおけるマージン拡大、エコシステム主導の付随収入における成長、および、生産性の最適化からなる複合的要因によるものです。
Carroのフィンテック事業であるGenie Financial Servicesは、地域全体において堅実な成長を記録すると共に不良債権(NPL)を0.5%未満に抑えており、業界水準をはるかに上回る成績となりました。全体の貸付残高は4億9,600万シンガポールドル(3億7,000万米ドル)に成長しました。
過去12ヶ月間で、Carroは地理的プレゼンスを7つの市場に拡大し、東南アジアを超え、香港と日本にも進出を果たしました。
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(写真左から)Carro CEO アーロン・タン (Aaron Tan)、 Carro CFO アーネスト・チュー (Ernest Chew)
Carroの共同創業者兼グループCEOのアーロン・タン (Aaron Tan) は次のように述べています。
「これらの数字は、私たちのエコシステム主導のビジネス運営モデルがもたらすユニークで差別化された強みを裏付けるものです。私たちは、付随サービスのクロスセリングを通じて継続的な収入源を生み出すことで、マーケットプレイスにおけるマージン拡大に注力しています。取引量が過去最高を記録し、二桁のパーセンテージで成長を続ける中でも、私たちは収益性、エコシステム全体での顧客生涯価値、在庫回転速度、そして生産性の向上に引き続き徹底的に集中していきます。これは、AIや機械学習を含むより多くのデータと技術を構築し、活用することを意味します。私たちは、主要市場において持続可能かつ収益性を保つ形で規模を拡大する態勢がこれまで以上に整っており、また最新の市場である香港と日本での成長にも大変期待しています。 巨大ではあるものの分散化されたこの市場において、私たちはまだ小規模ではありますが、スケーラビリティと持続可能性を念頭にビジネスを構築していくことで、極めて大きな成長の余地があります。」
Carroの最高財務責任者(CFO)であるアーネスト・チュー (Ernest Chew) は次のように述べています。
「当初の目標であったEBITDAの10倍成長を上回る結果を達成できたことを、私たちは心強く、また誇りに思っています。厳しいマクロ環境にもかかわらず、昨年はほとんどの収益性指標において大幅なマージン改善を達成しました。収益の質と継続的な収益に焦点を当てた結果、報告営業損失が92%減少し、営業利益のプラス化まであと一歩のところまで来ています。営業活動によるキャッシュフローはプラスに転じましたが、私たちは引き続き流動性に対して非常に大きな注意を払っており、4億シンガポールドル以上の現金と未使用の与信枠からなる資金を備えています。また、コスト削減、効率性の向上、デジタル変革の推進に規律を持って取り組み、力強い収益成長を実現しています。」
パートナーシップが特徴的だったこの1年において、CarroはJardinesから戦略的投資を受け、Carroの自社のリファービッシュおよびアフターサービス機能である「Carro Care Powered by Jardine & Cycle」を立ち上げました。また、堅調な成長を遂げているマレーシアのフィンテック事業を支援するため、DRB-Hicomから戦略的投資を受けました。さらに、Carroは、ZA Techと協力し、オンラインで高度にパーソナライズされたセルフサービス保険商品を提供することで、インシュアテック事業を強化しており、その結果、総引受保険料において60%を超える爆発的な成長を遂げました。
Carroは、Woori Venture Partnersからの最新の戦略的投資を通じて、Wooriが強力なプレゼンスを有するインドネシアを特に重視しながら、東南アジア市場でのさらなる成長を目指しています。Mordor Intelligenceの調査によると、インドネシアの中古車市場規模は2024年に563億米ドルと推定され、2029年までに744億米ドルに達すると予想されています。 堅調で成長する経済に支えられ、ますます多くのインドネシア人が車を所有する準備が整いつつありますが、手頃な資金調達手段が不足しているため、上流階級の世帯でさえも車の所有を躊躇するような状況となっています。
Woori Venture Partnersのディレクターであるアラン・アン (Alan Ang) は次のように述べています。
「Carroは、変革が期待される分野における明確なリーダーであり、広い範囲において極めて大きな成長余地を有しています。規模を拡大しながら収益性を維持して成長する能力は、Carroの実績とコミットメントの証です。Woori Venture Partnersは、Carroへの投資を通じて、世界中で優れた創業者と持続可能なビジネスを支援することで、今後も引き続きグローバルなベンチャーキャピタルリーダーとしての地位を維持します。私たちはCarroの戦略的パートナーとなり、次の成長段階に到るための支援ができることを非常に嬉しく思います。」
Carroの最高財務責任者(CFO)であるアーネスト・チューは次のように述べています。
「銀行や金融機関との強力なパートナーシップを構築することは、常にCarroの優先事項でした。歴史ある韓国の金融機関であるWoori Financial Holdingsの子会社、Woori Venture Partnersから戦略的投資を受けたことは、私たちのエコシステム主導の補完的なフィンテックビジネスモデルに対して強力な支持が得られたことを示すものです。私たちは、Wooriと協力して市場のギャップを埋め、十分なサービスを受けられていない層に対してより良いサービスを提供し、金融包摂を推進することを楽しみにしています。」
Carroについて
2015年に設立されたCarroはアジア太平洋地域最大級のオンライン中古車マーケットプレイスです。信頼性と透明性のある体験を提供することで、Carroは独自の価格算出アルゴリズム、AIを活用した機能、革新的な技術ソリューションを通じて、従来の車の売買方法を変革しています。
シンガポールに本社を置くこのユニコーン企業は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドや複数のソブリン・ファンドから7億シンガポールドル以上の資金を調達しています。FY2024には過去最高となる4300万シンガポールドルのポジティブEBITDAを通年で記録しました。子会社や事業ラインを含め、Carroはアジア太平洋地域全体で5,000人以上の従業員により支えられています。
- Carro: 東南アジア最大級のオンライン中古車マーケットプレイスで、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイに強力な主要拠点を有し、最近では日本、台湾、香港にも進出。
- Carro Care Powered by Jardine & Cycle: Carroの自社による車両再生、および、アフターサービス機能。
- Genie Financial Services:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイにおける次世代のフィンテック自動車金融プロバイダー。
- MPM Rent:リース/フリート金融輸送サービスを専門とするインドネシアの主要モビリティソリューション企業。
- Innorithm:最先端IoTと機械学習を活用した次世代フリート管理ソリューション企業。
- Kaidee:タイ最大のオンラインショッピング、および、クラシファイドプラットフォーム。
詳細については、www.carro.co をご覧いただくか、marketing@carro.co までメールにてお問い合わせください。
Woori Venture Partnersについて
Woori Venture Partnersは、40年以上にわたる卓越した実績を持つ韓国の主要ベンチャーキャピタル企業です。1981年に設立され、シリコンバレー、上海、シンガポールに投資拠点を設けてグローバルなプレゼンスを拡大してきました。2,000社以上の企業に投資し、そのうち300社以上が上場に成功している中、Woori Venture Partnersは世界中でイノベーションを推進し、成長機会を育むことに集中して取り組んでいます。
Woori Venture Partnersは2023年にシンガポールオフィスを正式に開設しており、東南アジアでのプレゼンスは、同地域での投資機会の増加を反映したものです。Woori Venture Partnersは以下を実現しています。
- 東南アジアとインドから、消費者、B2B、ディープテック、Web3など多様なセクターにわたる15件近い投資ポートフォリオを構築。
- 東南アジアでの投資で成功実績を持つインドネシアのVCファーム、Arkana Venturesと提携し、東南アジア全域で革新的なアーリーステージのスタートアップの構築に注力。
- Credit Saisonのコーポレートベンチャーキャピタル部門であるSaison Capitalと協力し、特に実物資産や金融サービスとブロックチェーンの接点に焦点を当てながら、グローバルなWeb3の機会におけるシナジーを探求。
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