国際機関でのキャリア形成を実践的に学ぶ 世界各国の研修員が来広
PR TIMES / 2025年1月31日 10時50分
令和6年度「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」(外務省主催・広島大学受託)プライマリー・コース開催
日時:2025年1月26日(日)~2月22日(土)
場所:オンライン(1/26-2/1)、東京都内(2/2-2/4)、広島大学東広島キャンパス(2/5-2/22)、広島市内(2/8)
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/156325/3/156325-3-eaba339b33b4c394f524c11cdca085d6-2592x1451.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C) UNITAR
国立大学法人広島大学は、外務省より受託した「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」の一環として、国連訓練調査研究所(ユニタール)と協力し、平和構築・開発分野で今後キャリアを形成していく意志を持つ方を対象とする「プライマリー・コース」を、2025年1月26日(日)から2月22日(土)まで開催します。アフリカ連合委員会、ウガンダ、ウクライナ、エルサルバドル、日本、バングラデシュ、パレスチナ、フィジー、マリ、南スーダン、およびレバノンからの研修生計23人が、主に広島大学東広島キャンパス(東広島市鏡山)で研修に臨む予定です。
本コースでは、参加者に国際機関職員に求められる知識やスキル、考え方を身に付けていただけるよう、1)多国間主義の強化や平和、人権、環境、経済開発等の国際課題の最新事例や現場での取り組みを学び、2)国連システムで求められるプロジェクトマネジメントや多様性の尊重、種々のソフトスキルを高め、3)国際機関でのキャリア形成に取り組む等、多様で実践的な内容を盛り込んでいます。
元国連事務次長補・国連開発計画ニューヨーク本部管理局長の弓削昭子氏や元国連人的資源管理部アウトリーチ・ユニット長のジョン・エリクソン氏をはじめ、数多くの国内外の専門家が指導にあたります。
参加者のうち、日本人研修員は本研修修了後、1年間国連ボランティアとして世界各地に派遣されます。
なお、本コースの日程中、2月8日(土)は広島市内での研修となり、広島平和記念資料館の見学や被爆者との対話等を予定しております。下記の時間帯につきましては、ご取材をお受けすることが可能ですので、ご希望の方は2月5日までに、下記の問い合わせ先にメールでお名前とご所属先、人数をご連絡ください。他のセッションのご取材をご希望の場合についても、下記の問い合わせ先までご相談ください(準備や講師の都合によりご覧いただけないセッションもございます)。
2025年2月8日(土)※日程は予告なく変更になる可能性がありますのでご了承ください。
13:45頃 原爆慰霊碑への献花
14:00頃 原爆ドーム見学
14:30-15:30 被爆者との対話(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館内)
15:30頃 広島平和記念資料館見学(冒頭のみ・別途同館でのご取材手続きをお願いいたします)
本事業について
麻生太郎外務大臣(当時)の政策演説「平和構築者の『寺子屋』を作ります」を受け、2007年から外務省が平和構築分野の人材育成事業を実施。2015年度からは、人材の発掘・育成・キャリア構築を包括的に実施するため事業内容を刷新・拡大し、「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」(注)を開始。2024年度からは、広島大学が受託事業者として、国連ユニタールや国連ボランティア計画(UNV)を始めとする関係機関と連携して事業の運営を行います。同事業の下では、本「プライマリー・コース」に加え、平和構築・開発分野での実務者を対象に、さらなるキャリアアップを支援する「ミッドキャリア・コース」も実施しています。ミッドキャリア・コースでは、2025年1月6日(月)から12日(日)にかけて、広島市および東広島市で対面式研修を実施し、11か国から集まった受講生20名が本コースを修了しました。
(注) https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/peace_b/j_ikusei_shokai.html
広島大学とは
広島大学は、人類史上初めての原子爆弾が投下された被爆地広島に1949年に創設された国立の総合研究大学です。広島大学は、国立大学としての使命を果たすため、活動の基本原則として広島大学憲章を次の通り定めています。それは、一人ひとりの人権と人格を尊重し、自由で平和な持続的発展を可能とする社会の実現に貢献する人材を育成し、社会に開かれた大学、社会から信頼される大学として地域社会及び国際社会に貢献することです。さらに地球規模の課題に対する先端的な解決策を世界に先駆けて実践していきます。これにより広島大学の使命である、多様性を育む自由で平和な国際社会の実現に貢献する「平和を希求しチャレンジする国際的教養人」を育成することを目指します。
国連ユニタールとは
国連訓練調査研究所(ユニタール)は、研修事業に特化した国連機関です。2023年には、世界中で54万人以上が受講し、より良い未来の実現のために世界各国の人材育成を支えています。ジュネーブ本部のほか、広島、ニューヨーク、ボンに事務所を構え、世界中にネットワークを持っています。2003年に設立された国連ユニタール広島事務所は、平和と復興の象徴である広島を拠点に、平和構築や核軍縮、紛争や災害からの復興に関する国際的な研修を展開し、世界の持続可能な平和と繁栄の実現に貢献しています。被爆地の教訓を世界に発信し続ける地元広島との連携を通じ、各国の研修参加者に、実際に被爆地を訪れ、被爆の実相や平和の重要性を体感しながら学ぶ機会を提供しています。
https://www.unitar.org/ja/hiroshima
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