~負い目も洒脱に笑い飛ばし、シルバー世代を応援!~ 第13回「シルバー川柳」入選作品発表

PR TIMES / 2013年9月11日 12時0分

~負い目も洒脱に笑い飛ばし、シルバー世代を応援!~
第13回「シルバー川柳」入選作品発表


公益社団法人 全国有料老人ホーム協会(理事長:福山宣幸、所在地:東京都中央区)が、毎年「敬老の日」に向け公募している「シルバー川柳」の今年の入選作品が決定いたしました。

今年で13回目を迎えた「シルバー川柳」は、13,872句が寄せられ、下記の20作品が入選しました。選考は当協会加盟ホーム入居者のうち約980名による候補作品への投票及び、協会広報委員会で行ないました。今年は、作品応募数が昨年の約1.5倍となる中、高齢者の応募割合がより一層増加しています。アクティブシニアの皆さん、益々、意気軒昂(いきけんこう) といった気配が感じられ、“シルバー世代あるある”をシニカルに表現した作品が選ばれているのが特徴です。(公募期間:平成25年5月1日~7月5日)

■第13回入選作品     ※順不同、敬称略
○お医者様パソコン見ずにオレを診て   佐藤 光紀(男/秋田県/74歳/農業)
○寝て練った良い句だったが朝忘れ  久保 静雄(男/埼玉県/73歳/無職)
○「先寝るぞ」「安らかにね」と返す妻  朝倉 道子(女/埼玉県/71歳/主婦)
○欲しかった自由と時間持て余す  藤原 ノブ(女/岩手県/77歳/無職)
○お迎えは何時でも良いが今日は嫌  千両(ペンネーム)(女/神奈川県/84歳/無職)
○お迎へと言うなよケアの送迎車  安永 富男(男/福岡県/84歳/無職)
○金貯めて使う頃には寝たっきり  湯澤 力男(男/福島県/69歳/無職)
○欲しい物今じゃ優しさだけになり  宮沢 淑子(女/大分県/74歳/主婦)
○骨が減り知人も減るが口減らず  上川 康介(男/広島県/53歳/公務員)
○症状を言えば言う程薬増え  須藤 貞子(女/奈良県/85歳/無職)
○孫が聞く膝が笑うとどんな声?  飯田 芳子(女/埼玉県/59歳/無職)
○本性が出ると言うからボケられぬ  阿部 浩(男/神奈川県/53歳/会社員)
○メイドカフェ?冥土もカフェがあるんかえ?  竹村 友子(女/三重県/36歳/パート)
○ひ孫の名読めない書けない聞きとれない   松本 俊彦(男/京都府/48歳/会社員)
○耳遠くオレオレ詐欺も困り果て  岩間 康之(男/兵庫県/60歳/公務員)
○子は巣立ち夫は旅立ち今青春  蓮見 博(男/栃木県/61歳/無職)
○検査あと妻のやさしさ気にかかり  細野 理(男/岐阜県/63歳/自営業)
○白内障術後びっくりシミとシワ  村川 清嗣(男/大阪府/71歳/無職)
○期限切れ犬にやらずにオレに出す  足立 忠弘(男/東京都/74歳/無職)
○暑いのでリモコン入れるとテレビつく  佐々木 郁子(女/宮城県/75歳/無職)


第13回「シルバー川柳」概観
■応募状況
<応募総数>13,872作品
<応募者年齢>平均年齢:67歳   最年長:101歳(女性)   最年少:7歳(女児)
<応募者男女比>男性:50.1%  女性:49.5%  性別不明:0.4%

年代構成比において、60代以上の応募が増加し、50代以下の応募が減少しています。特に40代以下の応募構成比は、ここ数年減少傾向にあります。そのため、応募作品の傾向として、日常の出来事をシルバー世代ならではの視点で捉えた句が中心となっています。
                     
■題材                 
〇最も多く扱れた題材は「容姿・肉体・知力の衰え」
「加齢臭」・「尿漏れ」といった高齢期の身体特徴を明るく笑い飛ばす句も

「加齢による容姿・肉体・知力の衰え」を嘆いたり、諦めを持って揶揄する句が、全体の2割弱を占め、題材として最も多く扱われました。シミ・シワ・入歯・頭髪等は毎年多く取り上げられていますが、以前は取り上げにくかった「加齢臭」・「尿漏れ」関連の作品も多々見受けられ、「老い」を積極的に笑い飛ばす明るさが感じられます。加えて、「もの忘れ」も題材としては大人気で、「何を忘れたのかさえ忘れた」様をも、笑いに変えている様子がうかがえます。

〇愛おしく感じても、虐げられても、妻無しではシルバー世代を語れない男性の姿が浮き彫りに

夫婦を題材とした句は相変わらず多数ありましたが、自身のパートナーへの不満や揶揄と思いきや、実は行間から深い情愛や感謝の気持ちが感じられる句が多い点が微笑ましく思われます。
「夫婦」ネタは、女性よりも男性の方が多く詠んでおり、虐げられるにせよ、愛おしむにせよ、妻無しではシルバー世代を語れない男性の悲哀が浮き彫りとなっています。

〇「今でしょ!」・「じぇじぇじぇ」など、今年の流行語が題材に
「世界遺産」、「アベノミクス」、エベレスト登頂の「三浦雄一郎氏」といった時事ネタも

世相を反映する言葉やネタを題材にしている句の中では、「今でしょ!」・「じぇじぇじぇ」といった流行語を詠み込んだ句も多く見受けられました。加えて、富士山を中心とした「世界遺産」、「アベノミクス」、「TPP」、「IPS」などの時事ネタも題材として数多く詠み込まれていましたが、最も多かったのは「オレオレ詐欺」で、シルバー世代の関心の高さが、うかがえます。
また、想像以上に三浦雄一郎氏のエベレスト登頂を詠んだ句が多く、三浦氏はシルバー世代の間では、「時の人」といった存在のようです。
その他、携帯・スマートフォン・タブレット等を扱った句も多く、これらのモバイルデバイスがシルバー層の日常にも深く入り込んでいる様子が分かりました。

〇シルバー世代初心者である「団塊世代」は「老い」に戸惑い

益々加速する高齢化社会の中、「若造り」や「シルバーシート」の攻防など、「老い」を認めたくない本音もポロリ。まだまだ現役でありたいジレンマが強く感じられます。特に、シルバー世代に突入した「団塊の世代」の戸惑いは大きい様子です。

〇「あれそれ」で会話成り立つシルバー層は、「フリ」の上手な千両役者

シルバー層の日常として多く取り上げられていたのが、「とりたててやることのない暇な毎日」と「あれそれ」で済む会話です。年を経るごとに益々達者になる「口」を駆使しつつ、時と場合に応じて、様々な「フリ」(聞こえないフリ、ぼけたフリ)を演じながら、毎日をやり過ごすシルバー層の姿も浮き彫りに。

〇良くも悪くも、ますます大きな比重を占める「介護」

高齢化社会による老々介護を嘆く句が散見される一方、デイサービスが、シルバー層の日常の潤いとなっている様がうかがわれる句も多数ありました。


○【参考】シルバー川柳とは
公益社団法人 全国有料老人ホーム協会が、設立20周年記念事業のひとつとして、2001年に公募を開始しました。以後、高齢社会・高齢者の日々の生活に関するものであれば題材に制限を設けず、応募資格も一切設けなかったことから全国の幅広い年代層から応募をいただいています。シルバー川柳は、超高齢社会を迎えた日本の世相を反映する1つとして定着し、シルバー世代の第二の人生を応援しようと川柳募集を毎年実施しています。


○【参考】公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 とは
全国有料老人ホーム協会は、有料老人ホーム利用者の保護と、ホームを設置・運営する事業者の健全育成を図ることを目的に設立された、老人福祉法第30条にも規定されている内閣府認定の公益社団法人です。

主な事業内容は「入居者保護」「入居検討者への情報提供」「事業者の運営支援」の3つを柱としています。
入居者保護事業として、入居者生活保証制度・入居者生活支援制度の運営や、苦情処理委員会を設置し、同委員会の下「有料老人ホームなんでも相談」を年2回開催しています。
入居検討者への情報提供事業では、“輝・友の会”の運営をはじめ、入居相談や、有料老人ホームへの理解を深めていただくためのセミナー・「有料老人ホーム基礎講座」などの啓発普及活動、「有料老人ホーム基礎知識」や“輝・友の会”会員情報誌の発行等による各種情報発信を積極的に行っております。
事業者への運営支援事業として、有料老人ホーム事業にかかわる様々な調査研究、入居契約書等の各種ガイドラインの策定、ホーム全体のレベルアップを目的とした職員研修の実施、サービスの質の確保・向上を目的とした第三者評価事業などを行っております。
当協会は、有料老人ホーム事業の健全発展を通し、高齢化の進む日本において、活力ある社会づくりに寄与するべく、活動を続けております。

【概要】
■目的:有料老人ホームの入居者の保護と有料老人ホーム事業の発展に努める厚生労働省許可の社団法人
■設立:昭和57年2月/平成3年 改正老人福祉法に規定/平成25年4月 公益法人へ移行
■理事長:福山宣幸
■所在地:東京都中央区八重洲2-10-12 国際興業第二ビル3階
■協会事業:入居者生活保証制度の運営
      有料老人ホームの入居、苦情に関する相談事業
      契約内容の適正化と入居者の保護
      職員の資質向上のための研修事業
      調査研究事業
      啓発普及事業 等


○「有料老人ホーム110番 有料老人ホームなんでも相談」開催
有料老人ホーム等に関する相談・苦情等を無料で受け付ける「有料老人ホーム110番 有料老人ホームなんでも相談」を本年度も下記日程にて開催いたします。ホーム等に関する相談や苦情をお電話でご相談を受けます。また、ご希望により、面接相談も実施いたします。(但し予約制。会場は東京都内、大阪市内を予定。)福祉関係者等の他、面接時には弁護士も相談を承ります。

■日程:第1回 平成25年10月23日(水)・10月24日(木)・10月25日(金)
    第2回 平成26年3月4日(火)・3月5日(水)・3月6日(木)
■受付時間:午前10時~午後4時
■電話:0120-180-885(無料)※期間中のみご利用いただけます。 ■FAX:03-3548-1078
■主催:公益社団法人全国有料老人ホーム協会 苦情処理委員会  ■後援:厚生労働省

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング