日本の「ものづくり」の 分野で活躍する団体、個人を3Dプリンタでサポート
PR TIMES / 2014年8月7日 15時36分
第1弾として“Fablab Oita”の地域連携授業を支援
XYZプリンティングジャパン株式会社(本社:東京都板橋区、社長:沈 軾栄(Simon Shen))は本日、日本の「ものづくり」の分野で活躍する団体、個人を3Dプリンタでサポートすることを発表しました。
悠久の時の中で受け継がれ、さまざまな技術や逸品が誕生し、「Made in Japan」と世界から絶賛される日本の「ものづくり」。XYZプリンティングジャパンは、「ものづくり」に新たなアイデアや潮流を産みだす団体や個人を応援したいと考えており、第1弾として、“Fablab Oita”が進める大分県での地域連携授業をサポートすることを発表しました。
“Fablab Oita”の運営には“ものづくり系女子”として活動する神田 沙織 氏が関わっており、神田 氏はファブリケーションデザイナーの平本 知樹 氏と共に8月11日、12日および9月16日、17日、18日に、大分県立芸術文化短期大学にて「デザイン特論」と題した講義を行います。この講義は美術科デザイン専攻の3年次講義として初の取り組みで、学内キャンパスだけでなく“Fablab Oita”を拠点として連携し、製品プロトタイプまでを一環して体験する集中講義です。XYZプリンティングジャパンは、優れた使い勝手と低価格を両立した3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」を2台、「ダヴィンチ 2.0 Duo」を1台とフィラメント 5個をこの講義に提供します。
神田氏はデザイン特論講義にて、学生に「ものづくり」の楽しさや面白さを伝え、3Dプリンタをはじめとするデジタルファブリケーション機器の利用方法などを説明し、8月の講義の際には、実際に3Dプリンタを使った制作の宿題を出す予定です。学生は、1ヶ月後となる9月の講義までダヴィンチ1.0を自由に使って宿題に取り組み、作品発表や学生間同士によるディスカッションによって新たなアイデアの発見を目指します。
神田 氏とXYZプリンティングジャパンは、この講義が学生にとって「ものづくり」を詳しく知るきっかけとなり、未来の日本の「ものづくり」を支える人材が1人でも多く世に輩出されることを期待しています。
コストパフォーマンスに優れた3Dプリンタを世界中の方にお届けすることを使命として誕生したXYZプリンティングジャパンは、多くの方々に3Dプリンタの素晴らしさを実感してもらいたいと考えています。今後も、ものづくりの分野で活躍している団体、個人への支援を通じて、日本のものづくりをサポートしてまいります。
<ダヴィンチ 1.0について>
一般消費者向けとして、69,800円(税込)というお求めやすい価格を実現した3Dプリンタです。従来、3Dプリンタのイメージとしてあった高度な技術、煩雑な調整作業が不要で、誰もが箱から出してすぐに利用できる画期的な製品です。
<ダヴィンチ 2.0について>
「ダヴィンチ 1.0」が持っていた「すぐ使える」「みんなが買える」「安心のサポート」という特長をそのままに、2つの出力ノズルを搭載しながらも89,800円(税込)というお求めやすい価格を実現しました。2色による色のコントラストを表現でき、新たなデザインを楽しむことを可能にしました。
<XYZプリンティングについて>
XYZプリンティングは、台湾を拠点に電子機器を製造する金寶グループを母体とする各種プリンタの製造、設計をするプリンタ専業メーカーです。金寶グループは、1973年に創設した世界的なトップOEM/ODMパートナーで、現在、グループには22社の関連企業と65の工場があり、10万人以上の従業員が働いています。2013年のグループ売上高は299億米ドル(約3兆円)に上ります。コストパフォーマンスに優れた3Dプリンタを世界中の方にお届けすることを使命として2013年に設立されたXYZプリンティングは、本社を台湾に置き、日本、アメリカ、欧州、中国などグローバル展開をしています。さまざまな実績を持つ専門性や革新的な精神を兼ね備えたXYZプリンティングは、極めて優れたユーザー体験をもたらす使いやすい3Dプリンタを提供します。今後は、スキャナ機能や、熱溶解樹脂積層法以外の出力形式の3Dプリンタを開発してまいります。
<FabLab Oitaについて>
FabLab Oita (FLO)=ふろ × おんせん県
新しいモノづくり、デジタルマシンを活用し、自分たちでほしいものを作る世界的な運動、“FabLab”を育てるコミュニティの場として、FabLab Oitaを2014年1月に立ち上げました。大分を拠点にしつつ、九州、全国を視野に活動を開始します。ソーシャルな視点、社会全体を見る考え方、情報社会論などを大事にし、実際に手を動かし、地域コミュニティの活動を重視し、関心をもつ地域、自治体、企業、産業界など多様な方々との連携も展開したいと考えています。“FabLab Oita”は、大分県の委託を受けて、公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所が運営しています。詳細はhttp://www.faboita.org/をご覧下さい
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