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■ 産学連携プロジェクトチームが「地域の魅力再発見と伝承」をテーマに作品制作 ■ 「Folklore Sphere(フォクロア スフィア)」を世界最高峰のメディアアートの祭典に出展!!

PR TIMES / 2015年8月4日 13時12分

~ 『ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015』9月3日(木)~7日(月)オーストリアで開催 ~

関西大学は、9月3日(木)から7日(月)に、オーストリアのリンツ市にて行われる世界最高峰のメディアアートの祭典『ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015』の「ナレッジキャピタルスペース」に出展します。『ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015』の全体テーマ「Post City -Habitats for the 21st Century (ポスト・シティ21世紀に私たちが生きる場所)」を受けて、総合情報学部の教員を中心とする産学連携プロジェクトチームが「Folklore Sphere(地域の魅力再発見と伝承)」をテーマにプロデュースし、以下の4つの作品を展示します。



[画像1: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-433145-0.jpg ]

[画像2: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-156221-3.jpg ]

[画像3: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-976410-1.jpg ]

[画像4: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-567725-2.jpg ]

(1) 2つのキャンパスが所在する大阪府高槻市の魅力を360°空撮映像と球面投影で再構成する「360° frontier」、(2) 街の構成要素である灯りを音響で表現する「city code: city as information(情報としての都市)」、(3) 今年400周年記念となる琳派の代表作品国宝『燕子花図屏風』を音楽に変換する試み「Designing Nature: Kakitsubata」、(4) オーストリア・グラーツのエッゲンベルク城において2007年に所蔵が確認された豊臣期大坂図屏風の内容と時代背景を紹介する「『豊臣期大坂図屏風』デジタルコンテンツ」


出展概要
名称:ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015
場所:オーストリア リンツ市 オーストリア郵便局 中央集荷場跡地(リンツ中央駅周辺)他
グランフロント大阪 知的創造拠点「ナレッジキャピタル」スペース内
日時:9月3日(木)~7日(月) ※現地時間


◆出展作品について
テーマ:Folklore Sphere (フォクロア スフィア)
時を越えて有機的に発展してきた都市と自然をテーマに、市民の誇りとして伝承すべき価値を再発見し、その意義を複合的な視点からデジタルメディアによって表現します。

(1) 「360° frontier」 制作:関西大学 + 株式会社大広 + トンガルマン株式会社 + 株式会社創造
無人航空機から撮影した全天球映像を球形の和紙スクリーンに映し出し、地域の景勝地や祭りの様子を小さな地球の表面上に表現する。鑑賞者が球形スクリーンの前で手を動かすと、投影された風景が連動して回転する。鑑賞者はそれぞれの視点で球面上の映像コンテンツを「探索」することができ、この行為を通じて、受け継がれてきた地域の魅力に遭遇する経験を創出する。
「360° frontier」特設WEBサイトURL: http://www2.kansai-u.ac.jp/f360/

(2) 「city code: city as information(情報としての都市)」 制作:高橋 卓久真 + 平尾 修悟
都市を照らす夜の「灯り」は、現代において尚、闇に抗って環境をサバイブする人間を表象するものと捉えることができるかもしれない。この概念に基づき、環境に偏在する「灯り」の拡散の程度や密度か、或る都市を特徴付ける一つの要素となると仮定する。この作品では、カメラで記録した夜の情景を解析し、「サバイバルの表象」を音響化することで、音による都市の記号化とアーカイブを試みるものである。

(3) 「Designing Nature: Kakitsubata」 制作:井浦 崇 + 大島 幸代
国宝『燕子花図屏風』は、日本独自の美術表現を大成した「琳派」の代表的画家である尾形光琳の作品として広く知られている。そのリズミカルなデザインは、しばしば「音楽的な美しさ」と評されてきた。では、この屏風絵を実際に音楽に変換するとどうなるだろうか? 縦軸を音の高さ、横軸を時間として設定し、燕子花を音符に置き換えていく。抽象的思考をいち早く絵画表現に持ち込んだ光琳の、傑出した先進性の一端を知る試み。

(4) 「『豊臣期大坂図屏風』デジタルコンテンツ」 制作:井浦 崇
制作協力:エッゲンベルク城博物館,大阪城天守閣,石清水八幡宮,四天王寺,住吉大社,平等院,宝積寺
「豊臣期大坂図屏風」(グラーツ・エッゲンベルク城所蔵)は、17世紀中頃に日本で制作され、その後約300年間エッゲンベルク城「日本の間」の壁面にはめ込まれて飾られている。現存作例の少ない、豊臣期の大坂城とその城下が描かれていることから、州立博物館ヨアネウムと関西大学の間で共同研究が進められている。屏風絵を基に大阪の過去と現代の都市景観やエッゲンベルク城とエッゲンベルク家の人物を紹介するコンテンツを展示する。
参考URL(関西大学 大阪都市遺産研究センター):
http://www.kansai-u.ac.jp/Museum/osaka-toshi/visual01.html


◆主体となる総合情報学部の教員


[画像5: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-269694-4.jpg ]

関西大学 総合情報学部 教授・堀 雅洋〈専門領域:ユーザー中心デザイン・知識情報学〉
多種多様なインターネットコンテンツの中で、必要な情報をスムーズに得ることは容易ではありません。このような課題の解決のため、情報端末の機能だけでなく人間の情報処理特性も考慮し、様々なユーザーにとって分かりやすい情報体系(情報アーキテクチャ)デザインと、その使いやすさを評価する研究に取り組んでいます。
[画像6: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-105735-5.jpg ]

関西大学 総合情報学部 教授・林 武文 〈専門領域:ヒューマンインタフェース〉
視覚を中心とした人間の情報処理メカニズムを解明し、ヒューマンインタフェースにおける情報の提示方法を明らかにすることを目的に「1.視覚情報処理メカニズムに関する研究」、「2.可視化システムの研究」、「3.文化資本コンテンツの研究」、などを行っています。
[画像7: http://prtimes.jp/i/13058/4/resize/d13058-4-861496-6.jpg ]

関西大学 総合情報学部 准教授・井浦 崇 〈専門領域:メディアアート〉
メディア技術と人間の感性の間にある隔たりを越えるため、映像・音響表現の双方を用いて取り組んでいるテーマが、視覚と聴覚の相互作用です。視覚・聴覚を巡る芸術・科学や文化をふまえたうえで、実験的表現を通して各感覚の枠組みを越えた表現の可能性を探り、映像や音楽の表現領域の横断を試みています。


◆『ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015』について
『ARS ELECTRONICA FESTIVAL 2015』は1979年の初開催から今年で34回目を迎えるメディアアートの世界的な祭典です。昨年のフェスティバルでは579名もの科学者やアーティストが参加し、来場者は世界各地から85,000名を数えるなど大きく成長してきました。
今年は「Post City -Habitats for the 21st Century (ポスト・シティ21世紀に私たちが生きる場所)」というテーマで開催され、リンツ市の中心地であるリンツ中央駅周辺「オーストリア郵便局中央集荷場跡地」をメイン会場とし、リンツ市内の各所を活用して「これから街の姿はどのように変容していくのか」を、アーティストや科学者、起業家、来場者と共に考えます。
本フェスティバルの「ナレッジキャピタルスペース」では、グランフロント大阪に拠点をおく一般社団法人ナレッジキャピタルのコーディネートにより、iPresence 合同会社、大阪工業大学、関西大学、XOOMS × U-SOFTFACTORY、株式会社竹中工務店、筑波大学 デジタルネイチャー研究所、株式会社電通国際情報サービスオープンイノベーションラボ、東京大学大学院 情報理工学系研究科 廣瀬・谷川研究室、Vislab Osaka、マッスル株式会社の計10者(50音順)が出展に参加します。

◆連携企業
株式会社 大広(企画) / トンガルマン株式会社(技術協力)/ 株式会社 創造(撮影協力)

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